手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

今野英山歌集『琉球弧』歌集評

2019年05月07日 | トピックス

会員の今野英山歌集『琉球弧』の歌集評が『現代短歌新聞』に掲載されました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年5月歌会のお知らせ

2019年05月07日 | 歌会のお知らせ

開催日  平成31年5月12日(日)午後1時~4時30分

会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室(会場が変更になったのでご注意ください!)

講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生  

内 容  短歌作品の批評、添削指導  

会 費  1500円/月

5月2日(木)必着で歌稿(短歌3首)を提出してください。

 

★見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

★雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。 歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

★参加を希望される方は下記にメールしてください。 eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会員の作品(2019年3月)

2019年05月07日 | 会員の作品

< *印 新仮名遣い

三谷和夫:緑の野に真直一本の道のありめぐりに見しを君は描かず 東山魁夷展(新アララギ2019.3)

佐々木フミ子:友暮らすマンション誉めむ言葉さがすベランダに迫るビル群見つつ(新アララギ2019.3) 

木村和子:ランドリーに高齢男子三人待つ近頃普通の光景にして(新アララギ2019.3)

千葉照子:蒲団から食み出す夫の足の裏見えつつ今朝も早く出で立つ(歌会2019.3)

今野英山:青春の尾を引きずりて古希となるまだ見ぬ世界のあまりに広く(新アララギ2019.3)

高橋毬枝:魚市場の目玉とされし鮟鱇は半畳ほどに裂かれ掲げありたり(新アララギ2019.3)

山崎日出男:在りし日に吾よりピアノを買ひ呉れし声美しき市原悦子(歌会2019.3)

麦島和子:*昼の喧騒なきがごとくに静かなる森に寛永寺の鐘響き渡れり(新アララギ2019.3)

岸野トモヱ:*猪の年の二月一日巡り来る在らば七十二励まし合えるに(歌会2019.3)

大倉康幸:*最終的に判断するのは人間だAIどんなにはびころうとも(新アララギ2019.3)

相川盈子:*安部首相急いてはいぬか中国もロシアも容易き国にはあらず(新アララギ2019.3)

宮本通代:その朝皇帝ダリアは霜に打たれエンゼルトランペットも黒く萎れる(新アララギ2019.3)

葛岡昭男:*挫折して下り列車に乗る友の前途祈って東京駅に行く(新アララギ2019.3)

丸山さち子:*柚の香の葛湯を溶かせば幼き日熱あるわれに母はつくりし(新アララギ2019.3)

戸田邦行:*手のひらの中に納まるこのスマホ世界とつながり孤独を払う(新アララギ2019.3)

鈴木英一:基礎科学に世界に誇る成果続くニホニウム元素にチバニアン紀と(歌会2019.3)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師・雁部貞夫先生の歌(2019年3月)

2019年05月07日 | 講師の作品

新アララギ 2019年3月号より

・映画果て書店に入ればこは如何に「平成の大御歌(おほみうた)」と大書する記事    

・総力を挙げし特集と銘打てばああ気味わるしこの断言は

・「大御歌」は死語と思へど百五十年時計の針を戻せと言ふか

・見ぬふりにやり過ごさむは易けれど「踏絵」踏まする世が来ると知れ

・いち早く「人間宣言」せし人を忘るるなかれ「平成」の今

・あの行事触れずにおけばいいのだと言ひゐし文明偉き人なり

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講師・吉村睦人先生の歌(2019年3月)

2019年05月07日 | 講師の作品

新アララギ 2019年3月号より

・君が剥き吊るし干したる百匁柿今しわれは口にせむとす    

・この腕にてノックをしたる者の中に六大学の猛者もをりたり

・その庭はきれいに剪定されをれど主人はなほも入院といふ

・畝の上に芽ばえてをるは豌豆か街中になほもかかる畑あり

・やうやくの辿り着きたる小公園山茶花はなほも咲き続きをり

・連休にて車少なき駐車場横切りて行くポストへの近道

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする