手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

講師・吉村睦人先生の歌(2019年9月)

2019年10月19日 | 講師の作品

新アララギ 2019年9月号より

前例にしないことを前提に認めるといふいいことなら前例になってよいではないか

猛暑にて使用禁止となってをり総合運動場に人影のな

「爺よりも八十七歳若いんだ」母親とともに幼も笑ひぬ

あの世でも戯れてをらむか猫埋めしあたりに茂る猫じゃらしの穂

穂高岳涸沢のごとく見えてゐし雲がいつしか八ヶ岳となりぬ

自らも哀れと思ふのみにして迫力のなし老いての怒り

コメント
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