( 稲架 )
豆稲架にとどかむばかり波の先 沢木欣一
豆稲架の日だまり婆々の居場所なる 細見綾子

棒稲架
棒稲架のみな旅人のごとく佇つ 大内史光
しばらくは新稲架として雨はじく 能村登四郎
姥捨や田毎の稲架に後の月 林 翔
棒稲架も冬囲も風の雄物川 石原八束
夕稲架のあはきほてりにしばし沿ふ 八木絵馬
豆稲架にとどかむばかり波の先 沢木欣一
豆稲架の日だまり婆々の居場所なる 細見綾子

棒稲架
棒稲架のみな旅人のごとく佇つ 大内史光
しばらくは新稲架として雨はじく 能村登四郎
姥捨や田毎の稲架に後の月 林 翔
棒稲架も冬囲も風の雄物川 石原八束
夕稲架のあはきほてりにしばし沿ふ 八木絵馬