( 夕顔・夜顔 )
夕顔は本来ウリ科の干瓢をとるための植物、植物分類上「夜顔」が正しいとのこと
ただ俳句では夕顔として詠まれていることが多いようです
百姓の渋きしわぶき夕顔棚 細見綾子
葉がくれに咲く夕顔のうすみどり 軽部烏頭子
夕顔やひときは荒き山の星 佐野美智
夕顔は月よりすこし明るけれ 中尾寿美子
いま咲きし夕顔にはや蟻通ふ 成重昭女
夕顔のほぐるる間合鐘の鳴る 降旗八重子
夕顔に乳ふくますはしづかなり 草間時彦
風呂沸いて夕顔の闇さだまりぬ 中村汀女

夕顔は本来ウリ科の干瓢をとるための植物、植物分類上「夜顔」が正しいとのこと
ただ俳句では夕顔として詠まれていることが多いようです
百姓の渋きしわぶき夕顔棚 細見綾子
葉がくれに咲く夕顔のうすみどり 軽部烏頭子
夕顔やひときは荒き山の星 佐野美智
夕顔は月よりすこし明るけれ 中尾寿美子
いま咲きし夕顔にはや蟻通ふ 成重昭女
夕顔のほぐるる間合鐘の鳴る 降旗八重子
夕顔に乳ふくますはしづかなり 草間時彦
風呂沸いて夕顔の闇さだまりぬ 中村汀女
