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7月 21日

2013-07-21 07:43:10 | Weblog
              ( 夕顔・夜顔 )


夕顔は本来ウリ科の干瓢をとるための植物、植物分類上「夜顔」が正しいとのこと
ただ俳句では夕顔として詠まれていることが多いようです



百姓の渋きしわぶき夕顔棚                細見綾子


葉がくれに咲く夕顔のうすみどり             軽部烏頭子


夕顔やひときは荒き山の星                佐野美智


夕顔は月よりすこし明るけれ               中尾寿美子


いま咲きし夕顔にはや蟻通ふ                成重昭女


夕顔のほぐるる間合鐘の鳴る                降旗八重子


夕顔に乳ふくますはしづかなり               草間時彦


風呂沸いて夕顔の闇さだまりぬ               中村汀女














コメント (3)
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