啓 蟄
二十四節気の第3。太陽黄径345度雨水から数えて15日目頃。
今日3月5日から春分まで(2021年は3月5日(金)〜3月19日(金)です)
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、
大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。
菰(こも)はずし を啓蟄の恒例行事にしているところが多いですね。
啓蟄や天使の声のひきがへる 沢木欣一
啓蟄や土塊指間よりこぼる 栗田やすし
啓蟄や野菜サラダを山盛に 河原地英武
調教の鞭啓蟄の地を打てる 矢野孝子
籠を編むひご啓蟄の地に撓ふ 都合ナルミ
啓蟄や妻還暦のクラス会 佐藤とみお
啓蟄の土靴底に郵便夫 奥山ひろ子
啓蟄や重機蠢く丸の内 武藤光晴
啓蟄の地べたに広げ蚤の市 橋本紀子
啓蟄の朝ねんごろに地を掃けり 福田邦子
啓蟄の寺にポン菓子爆ずる音 長谷川郁代
啓蟄の池の底より泡ひとつ ころころ

啓蟄やわが恋の句を子に読まれ 安住 敦
道に出て啓蟄のごと婆がをり 森 澄雄
啓蟄や指輪廻せば魔女のごと 鍵和田釉子
海女小屋に啓蟄の日の荒莚 角川春樹
啓蟄の雉子が地を翔つ土煙り 飯田龍太
啓蟄の花屋から水流れけり 大島雄作
啓蟄や怒りて折りしペンの先 福永耕二

三密を忘れなく 密閉、密集、密接を避けましょう
そして手洗い、うがい、マスクの着用で自分と大切な人を守りましょう
非常事態宣言が3月21日まで延長されそうです
二十四節気の第3。太陽黄径345度雨水から数えて15日目頃。
今日3月5日から春分まで(2021年は3月5日(金)〜3月19日(金)です)
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、
大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。
菰(こも)はずし を啓蟄の恒例行事にしているところが多いですね。
啓蟄や天使の声のひきがへる 沢木欣一
啓蟄や土塊指間よりこぼる 栗田やすし
啓蟄や野菜サラダを山盛に 河原地英武
調教の鞭啓蟄の地を打てる 矢野孝子
籠を編むひご啓蟄の地に撓ふ 都合ナルミ
啓蟄や妻還暦のクラス会 佐藤とみお
啓蟄の土靴底に郵便夫 奥山ひろ子
啓蟄や重機蠢く丸の内 武藤光晴
啓蟄の地べたに広げ蚤の市 橋本紀子
啓蟄の朝ねんごろに地を掃けり 福田邦子
啓蟄の寺にポン菓子爆ずる音 長谷川郁代
啓蟄の池の底より泡ひとつ ころころ

啓蟄やわが恋の句を子に読まれ 安住 敦
道に出て啓蟄のごと婆がをり 森 澄雄
啓蟄や指輪廻せば魔女のごと 鍵和田釉子
海女小屋に啓蟄の日の荒莚 角川春樹
啓蟄の雉子が地を翔つ土煙り 飯田龍太
啓蟄の花屋から水流れけり 大島雄作
啓蟄や怒りて折りしペンの先 福永耕二

三密を忘れなく 密閉、密集、密接を避けましょう
そして手洗い、うがい、マスクの着用で自分と大切な人を守りましょう
非常事態宣言が3月21日まで延長されそうです