3月 17日

2024-03-17 06:19:42 | Weblog
                           彼岸・彼岸入り・彼岸寺




             一年に春と秋に有るお彼岸、俳句で「彼岸」と言え.ば、春の彼岸を指します浄土教(浄土思想)の
             考えから真東から上がる太陽が真西に沈む日を彼岸の中日に据えた前三日後三日を彼岸の期間であり
             その中日を春分・秋分の日となしています 今年2024年は本日17日~23日
             入日を真西(西方浄土)に拝み先祖の供養と自分の極楽浄土への到達を願う日と考えられます
             仏教国は多く有りますが彼岸の考え、法要は日本独自のものです





                     




          ぜんまいをねんごろに煮て彼岸入         細見綾子


          緋目高に朝日溢るる彼岸入り           栗田やすし


          歌麿の春画積まれて彼岸寺            岸本典子


          帰るたび母小さくなる彼岸かな          関根切子


          うらがへる高き法螺の音彼岸寒          中斎ゆうこ


          彼岸会の斉に甘めの酢味噌和           鈴木真理子





                  




          毎年よ彼岸の入りに寒いのは            正岡子規


          沼に沿ひ杖を漕ぎゆく彼岸婆            秋元不死男


          四ッ手網すみずみ乾く彼岸かな           吉田鴻司


          合せ鏡に微ぐものあり彼岸寒            寺井谷子


          安房なれや彼岸の供華も金盞花           清崎敏郎


          彼岸はじまれり法楽の干し布団           中山純子
 





                      




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コメント (2)
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