
夏蝶の羽化や少女のうすら髭 ころころ
先日、植物園で蝶の羽化に立ち会う事が出来た。
昨夜来の雨で気温も朝方はまだ低い。
きっと9時の開園時間前には羽を乾かせて飛び立つ算段だったろうに・・
その場所は、お気に入りの小道を上った草イチゴの葉の上にだった。
蝶と少女という組み合わせは、常套かも知れないが
もう少し時間をかけて推敲していくつもりでいる。
「羽化」という言葉に惹かれる。
嬰から幼へ その幼を過ぎたあたりの両性のような童。
その童の産毛はまさに羽衣の光を感じてしまう。
そこで、どんな日の恵みを受けて少女から乙女になってゆくのだろうと
少年から青年になっていくのだろうと・・
「うすら髭」は確かに詩的でもなく少女に似つかわしくない。
敢えて「性」を否定したかったが失敗だった。
とかく「少女と蝶」を詠えば句が甘くなると教わったがまだ結果は出せない。
(写真 濡れた羽の産毛がまさに日に開こうと光り出していた。)
**朝から眼科の検査に行って来ました。左眼の障害はさらに要検査という
ことでした。**
なりませんね。お大事に。
心得と強くいい聞かせ治療をすすめます。
妻からもPCの時間を削減するよう言われました(笑)