5月 22日

2010-05-22 00:31:14 | Weblog

          ( 白及・しらん )

 

白色の紫蘭を長谷寺で初めて見ました。これを白及と書くことも知りました。
最近の歳時記には例句すらありません。

 

          我庭や白及の花に夕月夜       玉鉾

 

 

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5月 21日

2010-05-20 23:51:30 | Weblog

          ( 鎌倉・長谷寺 )

 

         夏日陰御身寄せ合ふ地蔵尊       (長谷寺,地蔵尊)

 

今回の鍛錬会の吟行では今まで以上に多く句を詠む事ができた。
普段の吟行句会なら投句締め切りまで句作をしているのに、なにを出したらいいのか迷うほど・・こんなことは滅多にない。 良い緊張と集中できていたのかも知れない。
句会に投句した以外の句を推敲不足ながら掲載してみます。是非ご意見を。

 

        竹秋の風幽かなりまわり堂      (輪蔵を回す機会を得る)
        

        おがたまの匂ひ輪蔵まはるたび


        蟻の列仏足石を渡りけり

 おがたまの花 
 甘いフルーツの匂いがします。漢字で書くと招霊の花。なるほど輪蔵の脇に
 咲くはずです。


       

 

 

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5月 20日

2010-05-19 23:40:27 | Weblog

          ( 鎌倉・江ノ島鍛錬会 )

 

          切岸にけむる島影青葉潮

 

18日,19日にわたり本部、支部の方々を迎えて無事鍛錬会が済みました。
ころころは仕事の都合初日だけのお手伝いと句会参加になってしまいましたが
それなりに充実した一日でした。
早朝3句会場の設営を終えて、集合場所の長谷寺吟行。
昼食後2回の句会です。事前調査の時に詠んでいた句も当日、
連衆と吟行をともにすると何か古びて感じて
あわてて詠んだ句でしたが、なんとか名乗りが出来て良かった。
2回目は夕食後でした。喫煙の習慣の抜けきらないころころは屋外で喫煙タイム気持ちのいい南風で詠んだ2句も、2回目の句会で名乗りが出来ました。
思わぬ上出来に疲れも忘れPM11・30帰宅できました。
連衆と先生に感謝。俳句人として充実の一日。今日の仕事はつらかったです。

 

        弁天の白き乳房や薄暑光        ( 江ノ島裸弁天 )


 

 

 

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5月 19日

2010-05-19 00:21:00 | Weblog

          ( カラー・海芋 )

 

鍛錬会の記事は夕刻に・・・・眠い

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5月 17日

2010-05-17 00:38:48 | Weblog

          ( 紫蘭 )

 

紫蘭咲いていささかは岩もあはれなり         北原白秋

 

紫蘭いま紅をふかめて雨の中              雨宮抱星

 

紫蘭咲く艶めきおりし屋根瓦               榎本眞千

 

雨を見て眉重くゐる紫蘭かな               岡本眸



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5月 16日

2010-05-16 07:25:13 | Weblog

            ( 夏の海 )

 

結社の鍛錬会の最終行程確認のため鎌倉・江ノ島へ行って参りました。
写真は長谷寺の展望台より由比ガ浜方面を見たものです。
大潮と好天に恵まれ渚で遊ぶ人々の姿も多く見られました。

 

駆けてゆくポニーテールや夏の海           今橋眞理子

 

反対の電車に乗れば夏の海               岡田史乃

 

夏海を見下ろして木をゆすぶれる           細見綾子

 

目に余る夏海なれば石擲(な)ぐる           沢木欣一

   なんじゃもんじゃの花(長谷寺)


 

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5月 15日

2010-05-15 00:00:10 | Weblog

            ( 三社祭 )

神田祭をかわきりに東京のお祭りが始まりました。
ころころの産土は本所亀沢、牛島神社の氏子なので三社のお御輿は担ぎませんが
今では同好会でどこのお御輿でも担ぐのが普通になってきています。
他の神社御輿を担がないのも下町気質なのです。
以下 ウィキペディアの文をご紹介します。

三社祭(さんじゃまつり)は、毎年5月に行われる東京都台東区浅草浅草神社の例大祭である。
かつては観音祭・船祭・示現会に分かれていたが、1872年から5月17・18日に行われるようになった。 現在は5月第3週の金・土・日曜日に行われる。正式名称は「浅草神社例大祭」。

浅草神社は明治に入るまでは浅草寺と一体であり、この時代には浅草寺の祭りとして行なわれていた。 神仏分離によって浅草寺と分離してからは浅草神社単体での祭りとなり発展したが、これは明治に入って以降のことである。
このことを表すかのように、江戸時代から謳われている江戸の大きな祭りを謳った狂歌「神輿深川(
深川祭)、山車神田(神田祭)、だだっぴろいは山王様(山王祭)」の中には含まれていない。

 

三社祭父の丁稚の地なりけり                堀田政弘

 

大団扇三社祭を煽ぎたつ                   長谷川かな女

 

さめいても三社祭に血の騒ぎ                                   渡邊貞二

 

上京の三社祭をこころあて                                      山田弘子

お祭り,お神輿,三社祭,浅草,浅草神社,写真

 浅草神社 一の宮,二の宮、三の宮 の三社御輿

   独り言 

 来週の結社鍛錬会の前段取りで鎌倉・江ノ島へ行って参ります


     老の背の刺青淡し夏祭り    ころころ

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5月 14日

2010-05-13 22:51:00 | Weblog

         ( 泰山木 )

 

泰山木の花にまだある夕日かな           ながさく清江

 

街音に泰山木は花高く                 深見けん二

 

管弦楽の夕陽が乗って 泰山木            伊丹公子

 

 家売らる泰山木の巨花かかげ            鍵和田釉子

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5月 13日

2010-05-12 23:37:15 | Weblog

       ( 鰹・初鰹 )

 

初鰹先づは一献酌むことに               田中静子

 

初鰹捌く女の片ピアス                   池田那美子

 

鰹切る俎いつも水流れ                                      今瀬剛一

 

鰹来る大土佐晴れの濤高し                               福田甲子雄




 

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5月 12日

2010-05-11 23:11:45 | Weblog

          ( 卯の花 )

 

卯の花に風のはげしくなるもよし                           細見綾子

 

卯の花や雨によく来る東慶寺               星野立子

 

卯の花や一握となる洗ひ髪                 鷲谷七菜子

 

面影か卯の花垣に懸かりしは                                中村苑子



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