その名も「勉強の勉強」
これから受験生として1年間を過ごす皆さんに「どのように勉強をすればよいのか」や「いつ頃にどんな目標を持って勉強すればよいのか」などについてお話をする特別授業です。
まずはじめに皆さんにお話したのは、この1年間、どの時期にどんな目標を持って勉強をすればよいのかです。
当塾では1年間を3つのブロックに分けて目標を決めています。その目標とは、
◆4月から夏休み… 内申点を取るための100日間
◆夏休みから11月… 偏差値を上げるための100日間
◆11月から2月… 過去問を攻略する100日間 です。
埼玉県の入試制度を考慮したうえで1年間という時間を上手に活用するには、この3つのブロックに分けて学習をしていくのが一番効果的であるように思います。それぞれの時期に、それぞれの目標に向かって集中して学習をしていく、そのことで目標や学習内容も明確になり、しっかりとした学習ができるようになるのではないかと思います。
今日の特別授業では、それぞれの時期になぜこのような学習をしたらよいのかや、どんな点に気をつけて学習をしたらよいのかをお話しました。
今日の特別授業で行ったもう一つことは、「お互いのノートを交換してみる」ということです。
先週の授業のときに全員に同じ課題を出していますが、それに対してどのようなノートを作ってきたのか、それをお互いに交換して見せ合いました。そうすることで、自分のノート作りの長所や短所を知ることができます。また、他の人のノート作りからヒントを得ることもできます。
勉強は、最終的にはひとりでするものではありますが、友達とこのような形でお互いの勉強を見せ合うことで、お互いの長所や学習のテクニックを知り、最終的にはお互いの学力向上にもつながっていくことが期待できると思います。
当塾は個別指導の塾ではありますが、それは“孤独に勉強する”ということを指すものではありません。むしろお互いの生徒さん同士の“勉強面での交流”を増やし、お互いの成長につながるような、そんなしくみを作っていくことを大切にしています。
「受験は団体戦」という言葉がありますが、当塾が目指す目標はこの言葉に集約されている、そのように思います。
1年間の受験勉強が終わったときに、辛くて悲しい思い出だけが残るのではなく、辛くも“自分が成長した”そんな思い出を持ってもらえるような、そんな1年間になればと思います。
そんな思いをのせて、新中3である14期生との1年間が、この特別授業から始まりました。さあ14期生の皆さん、頑張っていきましょう!