幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

新中3対象特別授業「勉強の勉強」

2015年03月14日 21時47分55秒 | 勉強法アドバイス
本日の新中3対象の理社国授業は特別授業をおこないました。
その名も「勉強の勉強」
これから受験生として1年間を過ごす皆さんに「どのように勉強をすればよいのか」や「いつ頃にどんな目標を持って勉強すればよいのか」などについてお話をする特別授業です。


まずはじめに皆さんにお話したのは、この1年間、どの時期にどんな目標を持って勉強をすればよいのかです。

当塾では1年間を3つのブロックに分けて目標を決めています。その目標とは、

◆4月から夏休み… 内申点を取るための100日間
◆夏休みから11月… 偏差値を上げるための100日間
◆11月から2月…  過去問を攻略する100日間 です。

埼玉県の入試制度を考慮したうえで1年間という時間を上手に活用するには、この3つのブロックに分けて学習をしていくのが一番効果的であるように思います。それぞれの時期に、それぞれの目標に向かって集中して学習をしていく、そのことで目標や学習内容も明確になり、しっかりとした学習ができるようになるのではないかと思います。

今日の特別授業では、それぞれの時期になぜこのような学習をしたらよいのかや、どんな点に気をつけて学習をしたらよいのかをお話しました。


今日の特別授業で行ったもう一つことは、「お互いのノートを交換してみる」ということです。

先週の授業のときに全員に同じ課題を出していますが、それに対してどのようなノートを作ってきたのか、それをお互いに交換して見せ合いました。そうすることで、自分のノート作りの長所や短所を知ることができます。また、他の人のノート作りからヒントを得ることもできます。

勉強は、最終的にはひとりでするものではありますが、友達とこのような形でお互いの勉強を見せ合うことで、お互いの長所や学習のテクニックを知り、最終的にはお互いの学力向上にもつながっていくことが期待できると思います。

当塾は個別指導の塾ではありますが、それは“孤独に勉強する”ということを指すものではありません。むしろお互いの生徒さん同士の“勉強面での交流”を増やし、お互いの成長につながるような、そんなしくみを作っていくことを大切にしています。

「受験は団体戦」という言葉がありますが、当塾が目指す目標はこの言葉に集約されている、そのように思います。


1年間の受験勉強が終わったときに、辛くて悲しい思い出だけが残るのではなく、辛くも“自分が成長した”そんな思い出を持ってもらえるような、そんな1年間になればと思います。

そんな思いをのせて、新中3である14期生との1年間が、この特別授業から始まりました。さあ14期生の皆さん、頑張っていきましょう!

 
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最後のやることは確認

2015年02月27日 23時59分26秒 | 勉強法アドバイス
いよいよ入試まであと3日。3年生の皆さんも不安・緊張などを覚える頃だと思います。毎年、入試まであと10日を切るこの時期になるとよく聞くのが「何やったらいいか、分からない!」という声です。確かにこの時期から新しい問題集をやるのも、時間的には難しいと思います。そんな生徒さん達にオススメをしているのは「他県の過去問題」です。

もちろん、埼玉の過去問やUPテスト・北辰テストなどの復習を済ませてからという前提です。埼玉の入試傾向に慣れておくことは、まず一番にやっておくということは大切です。その上で、ぜひやっておいてほしいのは、他県の過去問題です。

この勉強の仕方で一番大きいのは理科と社会だと思います。国語や英語は文章が無限にありますし、数学は数字を変えればいくらでも問題が作れます。ところが理科と社会は、意外と問題のバリエーションが作りにくいものです。また自県の問題を使いまわせない以上、他県の問題を参考にすることもあるのか、他見の問題と同じようなものが出されるというのは、よく聞く話です。

もちろん埼玉の問題とは傾向が違いますので、点数を出すなどのことはやる必要はないと思います。入試問題解法のバリエーションを増やしたり、できるところ・できないところの確認、弱点や苦手分野の発見などには使えるのではないかと思います。

最近はインターネットを使えば、他の県の問題も簡単に手に入れることができます。「直前で何をやったらいいか分からない!」と言う場合には、他の県の過去問をやってみるのも良いと思います。

◇参考:UPテスト理事長・梅野先生のブログより
◎入試はみんな「そっくり問題」だね http://uptest-blog.com/blog-entry-94.html
◎論述問題が多い埼玉、群馬、栃木 http://uptest-blog.com/blog-entry-95.html
◎さっそく偶然の一致が。いや、必然かな? http://uptest-blog.com/blog-entry-619.html

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過去問からはじめる勉強法~漢検の勉強を始めよう!

2013年06月08日 16時48分41秒 | 勉強法アドバイス

漢検の受験日が近づいてきました。さて、皆さん勉強のほうは進んでいますか。今回は日程的に期末テストと重なるので、早めの準備がおすすめです。

漢検の勉強、どんなふうにやったらいいの?という皆さんに、過去問からはじめる勉強法を紹介します。参考にしてみてください。 

 

【漢検学習法の例】

用意するもの…過去問集、分野別問題集

 

Benkyo 1.まずは過去問をやってみる
まずは過去問を解いてみる。そしてゴールがどのようなものなのかを知ることが大切。過去問をやってみた結果、それがいまのあなたの実力です。そこからゴール(合格ライン)に達するために勉強するんだという気持ちをまずは持ちましょう。

2.弱点分野を学習
分野別問題集で自分が苦手だった分野をまず学習していきましょう。得意分野もやってみておくと、得意分野での得点が苦手分野の穴埋めにもなります。

3.塾の対策で確認する
当塾での漢検対策で苦手な分野の学習がきちんと仕上がっているかを確認しましょう。

4.再び過去問に戻る
弱点を克服できたと思ったら、再び過去問を解いてみましょう。ここで合格ラインを越えられれば一安心。仮に合格ラインを越えられたとしても、得点率の低い分野があったら、分野別問題集で弱点補強をしておきましょう。

 

Siken このように、「過去問で弱点発見⇒弱点補強の学習⇒再び過去問」のサイクルでくり返して学習をしていきましょう。一度では合格ラインを越えられない場合もあるかもしれませんが、その時は再度弱点分野を学習してからチャレンジです。
また一度越えたとしても油断は禁物。得点率の低かった分野を中心に分野別問題集で学習を深めて、さらに合格を確実にできるようにしておきましょう。
大切なのは一回で諦めないこと。合格ラインを越えられるまで、くり返し粘り強く学習していきましょう。
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以上は、一つの例です。漢検の勉強をどうしようかな?と思っていた人は、ぜひ参考にしてください。
漢検まであと20日余り、頑張っていきましょう

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過去問や他県の入試をやる意味

2012年12月11日 00時48分10秒 | 勉強法アドバイス

時々、「過去問をやって意味があるのか?」とか「他の県の問題をやって意味があるのか?」という質問を受けます。それに対する答えが、UPテスト理事長の梅野先生のブログに書かれています。ぜひ参考にしてみてください。

論述問題が多い埼玉、群馬、栃木

入試はみんな「そっくり問題」だね

また、ガイダンスで当塾代表の根岸が伝えたかったことを補完して頂くような内容の記事もありましたので、こちらも参考にしてみてください。

試験は知識のアウトプットだ

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2年生の皆さんへ ~ガイダンスに代えて

2011年05月03日 16時40分40秒 | 勉強法アドバイス

2年生の皆さんを対象に開催する予定でした「高校入試ガイダンス(中2の部)」ですが、震災の影響もあり、今回は中止とさせていただきました。誠に申し訳ございません。

その代わりになるかどうかはわかりませんが、ガイダンスで私のほうから皆さんにお伝えする予定でした内容について、ブログにて掲載してまいりたいと思います。

時間のあるときに、ぜひお読みいただければ幸いです。

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その1 内申点をしっかりと確保しよう!

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昨年度のガイダンスのときにもお話しましたが、埼玉県公立高校入試にとって、合格のための二大要素といえば「内申点」と「当日の点数」です。

当日の点数は、当日までにしっかりと仕上げればそれでよいのですが、内申点だけは「いま、この瞬間」からしっかりと確保しておかないと、あとで取り戻すということができません。

2年生はこの内申点が一番大きく差の開くときでもあります。2年生になると、ちょっとした「中だるみ」になってしまう人が多くいます。1年のときに比べて成績が落ちてしまう、そんな人も見受けられます。逆にこの時期から奮起して、グッと成績を伸ばしてくる生徒さんもいます。それゆえに2年生の内申点の差が一番大きいといわれています。

Photo_3 今までの塾の生徒さんで、当日の点数は目標ラインを越えたのに、残念ながら不合格になってしまった生徒さんの内申点を後から考察してみると、2年生のときに一度下がってしまった人が多く見受けられます。2年生から伸びてきた人に、仮に3年生になってから奮起して追いついても、やはりどうしても2年生のときの分が差として出てきてしまいます。これが残念ながら致命傷になり、ということがやはり見られます。

  埼玉県の内申点の使われ方は、皆さんもご存知のとおり1年:2年:3年=1:1:3という学校が多くあります。仮に目標が9教科で30だとすると、30+30+30*3=150が目標ラインとなります。これが、各学年1ずつ足らないと29+29+29*3=145になります。5点の違いのように見えますが、実際はこの5点分に内申換算乗数をかけていくので、実際にはこの違いが当日のテストの点数でいうと6~8点違いぐらいになるいうことも多くあります。

つまり、内申が各学年において目標より1少ないだけで、当日のテストで内申目標ラインをクリアした人よりも6~8点多く取らないと合格にならないといういい方ができます。仮に8点だとすると、実際の入試問題では2問程度の差になります。入試問題で2問多く正解しなければならないというのは、かなりのプレッシャーになります。

逆に、内申目標の上に行けばいくほど、当日の自分のミスを内申点がカバーしてくれるともいえます。もちろん油断して言いというわけではありませんが、自分の努力が自分を救うことにもなります。(「天は自ら助くる者を助く」ということわざどおりですね。)

2年生で内申点をしっかりと取っていくことの大切さ、お分かりいただけたでしょうか?内申点はテストだけで決まるものではありません。提出物・授業態度・発言回数など、それらを加味して決まってくるものです。テストでよい点数を取ることも大切ですが、きちんとした学校生活が遅れるということもとても大切な要素になります。このことを十分に踏まえて、学習に取り組んで欲しいと思います。

「まだ志望校が決まっていないから頑張れない」という人がいますが、だからこそ今から頑張っていって欲しいと思います。

Yun_88001 高い山に登ると、見える景色が大きく違ってきます。いま見ている風景は、今の風景であって、山の上のほうに登るとまったく違った景色が見えてきます。

成績も同じです。どこに行くか分からないからこそ、上を目指しましょう。そうすることで、今まで見えなかった新しい可能性が、あなたにも見えてくると思います。

Yun_23752 ※内申換算乗数による換算式は、県教育委員会のホームページに記載されています。少し複雑な式になっていますので、計算の際はご注意ください。

※内申換算乗数は、1次選抜と2次選抜で異なります。ここであげた例は、主に23年度前期試験の1次選抜を対象に記載いたしました。

※24年度はこの23年度前期の選抜方法が元になって選抜方法が決まるといわれていますので、この例を採用させていただきました。

※写真 http://www.yunphoto.net/

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北辰テストの過去問の使い方

2011年04月16日 23時45分00秒 | 勉強法アドバイス

本年度1回目の北辰テストが来週に迫ってきました。今回の北辰テストは、まだ入試の際の合否判定には使われることはありませんが、だからこそ、今のうちに北辰テストに慣れておいて、9月以降の「いざ勝負」というときに実力を発揮してもらえればと思います。

今回は北辰テストの過去問の使い方ということで掲載いたしますが、この使い方は一つの例だと思っていただければと思います。「このやり方でやらなければならない」「このやり方が正しい」というわけではありません。一つの例として参考にしていただきたいと思います。

過去問を先にやるタイプ

先に過去問を本番の試験同様に時間通りにやってみて、その結果から学習するところを選んでいく方法です。

昨年度と同じ問題が出るわけではありませんが、出題される分野は共通する点も多いと思います。一度過去問をしっかりやって上で採点し、できなかった分野と同じ分野の問題を受験用の問題集などで復習する、といったやり方です。

直前に過去問をやるタイプ

一度、過去問集サッと見て、どの分野の問題が出ているかを確認します。その上で、その分野の問題を受験用の問題集などで一通り学習します。

一通りの学習が終わってから、時間を計り過去問に取り組みます。過去問を採点したら、間違いが多かった分野などをもう一度受験用の問題集などで復習するといったやり方です。

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過去問を先にやるか直前にやるかは、いろいろな考え方があり、どちらもメリット・デメリットがあるような気がします。時間と複数の過去問があるようであれば、この2つを融合したやり方が一番よいのではないかと思います。

たとえば…

①一昨年の過去問を時間通りに本番のつもりでやってみる。その後、採点をして間違いが多かった分野を洗い出しておく。

※必要であれば、一昨年の北辰テストの問題をお貸ししますので、お申し出ください。

②受験用の問題集(研究と完成・マイクリア・全国精選)などを使い、間違いの多かった分野を中心に学習を進める。

③2~3日前に、昨年の過去問集を時間通りに本番のつもりでやってみる。

④前回できなかったところはできるようになっているか、新たな課題はないかを検証する。

⑤できなかったところや、新たな課題として見つかった分野を、もう一度受験用問題集などで復習する。

このような流れでできれば、一番効果が高いと思います。ただ、このとおりにやっていくと時間がかかります。また、定期テストなどと違って試験範囲が事実上ありませんので、早めに学習を始めておかないと、苦手な分野の学習をすべて終えることはできません。

ですので、早めに取り組みを始めるか普段から一定時間しっかりと学習をしっかりとし、その中に北辰対策を組み込んでいくというのが一番よいのではないかと思います。

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なお、間違えないでほしいのは北辰テストの過去問集に付いている偏差値換算表の使い方です。先に過去問を解くにしても、直前に解くにしても、解いた結果を偏差値に換算して「良かった」とか「ダメだった」と一喜一憂だけするのは、もっともやってほしくないことの1つでもあります。

特に事前の過去問の結果が悪かったからといって、その先の学習をあきらめてしまう、そのようなことだけは絶対にしてほしくないと思います。

では、何のために偏差値換算表は付いているのか。

それは、自分の目標までの正確な距離を知るためだと、私は思います。まだまだゴールが遠いのなら、そこに向かって懸命に頑張る、ゴールにたどり着くために、あとどんな勉強が必要なのかを知る、そのための偏差値だと思います。

今が入試直前ならまだしも、入試まであと320日もあります。受験本番はまだまだ先です。それなのに「もう見込みがない…」とあきらめてしまう、そのために偏差値換算表があるのではないと思います。

自分の描くゴールまでの距離と方向を確かめる、それが正しい過去問の正しい過去問の使い方だと思います。

参考:「受験勉強は過去問から始める」(PDF)

参考:「基礎からわかる高校入試」 梅野弘之・著(高校入試ガイド編集長、埼玉学力向上協会(UPテスト実施団体)理事長)

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自分の言葉で書く

2010年11月04日 19時08分48秒 | 勉強法アドバイス

Dsc03345_edited 11/2から特進英数も始まり、特進コースもいよいよ本格的に始動し始めました。

特進では各教科とも「知識の確認」や「問題を解くことに慣れる」といった共通の目標がありますが、その中でも特に育てていきたい力が「記述力」です。

来年度からの教育指導要領の改訂では、「思考力」「読解力」「論述力」が強化された内容になってきます。中学校での指導要領の改訂は24年度からですが、入試においてはすでにこの傾向は始まっており、埼玉県の公立高校入試も例外ではありません。

Dsc03346_edited_2 とはいっても、極端に難しくなるわけではないのですが、普段から慣れておかないと、いざというときにできないのが記述問題の特徴です。

そんな経緯もあり特進コースでも記述問題対策を重視していくのですが、その中でも特に数学では、記述問題対策を重視した授業のやり方を採用しています。

 

ただ正解というのではなく、そこにいたるまでにどのような道筋をたどったのか、どのような思考過程を経たのかを重視して授業を展開しています。他の生徒さんの前で発表することで、「分かりやすく説明する力」や、ホワイトボードに解き方を書いていくことで「記述する力」を養っていくことも、このやり方の目的の一つです。

Dsc03351_edited  また、他の人のやり方や考え方を知ることは、勉強方法の幅を広げることにもなり、とても大切なことだといえます。これを一人でやろうとすると、大変な時間と労力を必要としますが、特進ではそれを授業の中でやることで、合格力を高める「思考力」と「記述力」を得ることを目標としています。

今年は中堅・上位の高校の倍率が高くなることが懸念されています。また、上位校では合否は1・2点の差で明暗が分かれます。記述問題を、たとえ全問正解できなくても、部分点でも得ることで、合格する可能性は大きく違ってくる可能性があり、このような学習をする意味は大きいように思います。

 

あまり人前で説明するという経験を生徒のみなさはしたことがないかもしれませんが、これから少しずつこういったことにも慣れていって、合格に近づいていってほしいと思います。

Dsc03344_2 「自分の言葉で書く」このことは受験対策だけではなく、これから先、大人になっても必要とされるスキルだと思います。ただ頭に物事を詰め込むのはコンピューターがやってくれるこの時代だからこそ必要な「本当の学力」を、皆さんにはぜひ身につけていってほしいと思います。

 

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北辰対策、そして今年の入試傾向

2010年11月02日 17時34分22秒 | 勉強法アドバイス

Image797_edited 11/7に行なわれる北辰テストの対策として、本日より3年生の皆さんには資料を配布して参ります。

今回は越谷にある埜口義塾の赤井先生が作られた「北辰の出題傾向」と、春日部にある北辰ゼミナールの広田先生が作られた「数学の過去問解説」を本日より配布いたします。

 

まずは、すでに塾から配布された昨年の過去問を解いてみてください。自己採点の結果をお知らせいただければ、昨年度の結果から見たおおよその偏差値をお知らせできます。

それをもとに次回でどれくらいの点数または偏差値を目指すのか、そのためにはどこの分野を重点的にやればいよいかを「北辰の出題傾向」で把握し、重点警戒分野をしっかりと学習してください。ただし、重点分野だけやるのは厳禁です。あくまで、一通りの勉強が終わってから重点分野を中心にやってみてください。

 

数学については、北辰から出されている解説だけだと全ての問題の解説がないため、北辰ゼミナールの広田先生が作成された解説をぜひ活用してください。かなり詳しい解説で11ページにもおよぶ力作です。解くときのポイントなどもかかれていますので、活用してください。

もちろん、分からないところがあれば自習のときなどに解説いたします。どんどん学習を進めて、自分の納得いく結果を出していけるよう最大の努力をしていきましょう!

 

=========

 

本日11/2に「NPO埼玉教育ネット」主催の塾の先生向けの入試に関する研修会がありました。新聞紙上では、10月現在の公立高校の倍率などが載っていましたが、一言で言うと、まだまだ信頼できる数値ではありません。10月段階では、まだ未定の人も多く、また北辰テストの結果をみて、この調査以降に志望校を変更する人も数多くいるからです。

自分の志望校の倍率が低かったからといって、決して安心してはいけません。昨年はこの段階で0.5倍だった学校が、最終的には2.45倍になった例もあります。油断せずに、とにかく一歩一歩学習を進めていくことが大切です。

 

とはいえ、この調査結果からおおよその今年の傾向が読めてくるのも事実です。詳しくは3年生の生徒・保護者の皆様にご案内をさせていただきますが、簡単にまとめると、中堅上位の学校(偏差値55~65)がかなり厳しくなりそうな気配です。

また、私立高校も人気校を中心に事前の相談の変更などがありそうです。早め早めに動き、確実に自分の志望校を押さえていくことが大切になりそうです。

詳しくは、また後日に改めて3年生の生徒・保護者の皆様にご案内いたします。

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受験応援メッセージ その2

2009年09月22日 23時25分48秒 | 勉強法アドバイス

J04237121 受験応援メッセージの第2回目は「覚悟を決める!」です。

皆さんは、「覚悟」を決めて、物事に取り組んだことがありますか?

私は今まさに皆さんに対して、ある覚悟を持ってのぞんでいます。それは何だと思いますか?
それは、「あと150日したら皆さんとはお別れ」という覚悟です。

受験まであと150日を切りました。受験まで150日になったということは、同時に皆さんとともに過ごすのも、あと150日あまりになったということを意味します。どんなに逆らっても時間の流れは止めることができません。あと150日たてば、私と皆さんは、お別れをしなければならないのです。そう考えると、あと150日で皆さんに何がしてあげられるか、まさに覚悟を決めて取り組まなければならない、そう強く思います。

もちろん、それは勉強面でのことが中心になるのだと思います。「勉強の方法」や「成績の上げ方」、「各教科の学習のポイント」、そういった勉強の技術面もたくさん皆さんに伝えていかなければなりません。と同時に、中学生の今だから知っておいてほしいこと、「勉強することの大切さ」や「自分と向き合うこと」「将来を考えて行動すること」といった、直接には勉強には関係ないかもしれませんが、今のうちに身につけておいてほしい大切なこと…それをあと150日で伝えていきたい、そういう強く願っています。

J04244161 皆さんは今、覚悟を決めて物事に取り組んでいますか?
私は、覚悟を決めて物事に取り組んでいます。

だからこそ、言い訳になってしまうのかもしれませんが、時に厳しく皆さんに接することもあるかもしれません。今のうちだから、あと150日のうちに知っておいてほしいことだから、時に皆さんに厳しく接することがあるかもしれません。
ここで厳しいことを言わずに、見逃すことは簡単です。「送り出しておしまい」と考えるなら、ただ楽しいだけの時間を過ごしていくこともできると思います。
でも、私は私の前を通過する全ての人に「何か」を身につけて卒業してほしい、そう強く願っています。それは学習面でも、それ以外でもいいと思います。受験を通して、ひと回りもふた周りも成長していく、そんな150日間であってほしいですし、また受験勉強であってほしいと強く願っています。

そんな思いがあるから、まだ覚悟を決めて取り組めていない人には、厳しく接することがあるかもしれません。逆に覚悟を決めて取り組んでいる人には、応援する気持ちで接していくことと思います。「人によって対応が違う」といわれればそうかもしれません。表面上はそう見えるかも知れません。でも、あと150日の間に「何か」をつかんで、「ここを卒業していってほしい」という「覚悟」は、全員に対して共通です。

J04386581 皆さんはいま、何かに「覚悟」をもって臨んでいますか?
表面に見える一部分は、表面に過ぎません。
本当の覚悟を持って物事に当たる人は、顔を見れば分かります。そのことは花咲徳栄の島村先生や、開智高校の関根校長先生もおっしゃていた通りだと、私も思います。
皆さんは今、覚悟を決めた顔をしていますか?
私は、あと150日という限られた日にちの中を、皆さんの成長を見つめながら、とともに過ごす覚悟です。

この世にはある意味において「永遠」は存在しません。人間として変わりはなくても、その関係には変化が生じます。私と皆さんが「先生と生徒」という関係で過ごせるのは、あと150日。その中で私ができる全てのことを皆さんに伝えていきたいと思います。 

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受験応援メッセージ その1

2009年09月14日 15時47分00秒 | 勉強法アドバイス

これから受験に向けて頑張っていく皆さんに、受験勉強に必要な事柄を不定期ですが(目標は週1回)皆さんに届けていきたいと思いますので、これからの勉強の参考にしてもらえれば嬉しいです。

第1回の今回は「スイッチを切るな!」というお話です。

皆さんは、勉強をし続けていますか?もちろん疲れたときや病気のときまで無理する必要はありませんが、なんとなく気分が乗らないから…という理由で勉強を休んだとしたら…

Photo スポーツの世界では一流の選手はいつでも練習をしています。野球のイチロー選手は高校時代、試合に勝って打ち上げをしている同級生の輪を抜け出し、一人で黙々と練習をしていたといいます。そして、自分が決めた練習メニューが終わると、なに食わぬ顔で打ち上げにも参加していた、そんな話を聞いたことがあります。
試合に勝った日ぐらい休めばいいのに…と思いますが、「自分で決めた練習はどんなことがあってもやり通す」と決めていたそうです。なぜなら、1日でもサボれば、今までの練習がゼロになってしまうことを知っていたからだそうです。
それはいまでも同じで、シーズンオフになって、みんなが休んでいる日も一人で黙々と練習をしているそうです。誰もいない練習場で記者に「さびしくないですか?」と聞かれたイチローは「こんな立派な施設を貸切で使えるなんて最高じゃないですか!」と答えたそうです。いい意味で他人は関係ない、「自分は自分」それを貫き通したからこそ一流になれたのだと思います。

Photo_3  スポーツでも芸術でも、練習をし続けることが、成功への早道だと言われています。楽器の練習なども3日間しないと、もう指が動かなくなってきます。それを取り戻すのに1週間ぐらいかかってしまうこともしばしばです。(私は昔、ピアノを習っていたので、よくわかります)それは、スポーツでも勉強でも同じことがいえると思います。何らかの理由でスイッチを切ったとたん、それまでの練習はゼロになってしまう、それどころか下手をするとマイナスにもなりかねません。
一流の人たちはその怖さを知っています。だからこそ、たとえ試合に勝って浮かれて打ち上げをしている人たちがいても、試合で疲れていたとしても、イチローはきちんと自分の練習を怠らなかったのだと思います。

さて、みなさんの学習はどうですか?日々一歩でも進んでいますか?何か理由をつけて休もうとしていませんか?もし休むなら徹底的に休んで、「今日は楽しむぞー!」としまうことは大切だと思います。でも、「なんとなく」「気分が乗らないから」という休み方は、ゼロやマイナスにつながる休み方になると思います。

たとえ、どんなに疲れていても、試合に勝った日でさえも、そしてシーズンオフで誰もが休む日にさえも練習をしているイチロー選手。「自分は自分、他人は他人」という考え方のもと、人に流されずにここまでやってきたのだと思います。9年連続200本安打というところまで来れるのは、高校時代からのその考え方に秘密があるのかも知れませんね。

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