先日、というよりも、もうだいぶ前のことになってしまいましたが、開智未来高校の説明会に行ってきました。
開智未来高校は、関根・前校長先生から加藤校長先生に変わり、どうなるのかなあと思っていました。それはやはり、関根先生という存在が大きい学校だったからです。
実際に校長先生が変わられてから、内部ではどのような変化があったのか知ることはできませんが、今までの開智未来を踏襲している部分と、新しくなってきたかなという部分の両方が感じられる説明会だったと思います。
今回は授業見学をさせて頂き、日本史の寺岬先生の授業を見させていただきました。
私も社会科、特に日本史が専門なので、授業を見ながらこれから説明されるであろうということは想像がつきました。
でも、そんな私の想像以上に様々な要素が付加された授業だったなあと思います。
歴史はどうしても暗記に走りがちですが、それだと歴史を学ぶ="苦”になってしまします。
それでは歴史の本当の面白さを知ることができません。
でも、寺岬先生の授業は、原因と結果を丁寧に押さえながら、歴史に興味が持てる授業だったと思います。
(この時の私の感想は、読売進学メディアの10月号に掲載していただきました)
開智未来は開校当初から、いろんな理想を掲げてきた学校だったと思います。
それがゆえに、生徒の皆さんにとっては、たくさんのやるべきことがあって苦しい時もあったのではないかなと思います。
でも逆に、それが刺激となって活躍の場を広げられた人がいたことも確かだと思います。
最近は卒業生が教育実習で来ているという話も聞きましたが、それもまた、その1つの証左ではないかなと思います。
ただ、学ぶことがいろんな意味で多い学校ではあると思います。
勉強はもちろんですが、自分というものをしっかりと持っている、それが大切な気がします。
開智未来を目指すならば、このことだけは意識して、進学先として選んでいってほしいと思います。
※写真については学校許可済み