幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
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無いからできないのではなく、無くてもやってみる

2015年07月10日 17時59分47秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、とあるところで叡明高校の校長・笹本先生のお話を聞く機会がありました。
その中で印象に残った言葉があります。

「校舎は新しくなったといっても、まだ無いものばかり。
でも、無いからといってやらないのではなく、
無くてもまずはやってみる、

そういう気持ちを大切にしていきたい」

メモを取ったわけではないので、多少違うかもしれませんが、
そんな言葉だったように思います。

一見すると、新校舎もでき何も不足しているものなどないように見えますが、
まだまだ足りないものがあるようです。
それは施設設備といったものかもしれませんが、
新校としての伝統や学校づくりの面で、
もしかしたらそういう意味なのかも知れません。

私たちは、ときに「○○がないから、何もできない」といってしまいがちです。
時間が無い、お金がない、人材がいないなどなど。
数え上げれば、実にたくさんの「足りないもの」に満たされているように思います。

でも、本当に何も無いのかといえばそうではない、
それもまた真実なのかもしれません。

よく生徒さんでも、
「自信がないからできない」
と言っていることがあります。

じゃあいったい、いつになったら自信がつくのか、
自信がつくように何かをしているのか、
そもそも、自信がついたところで、本当にやるのか…
いろいろ疑問に思うところもあります。

何かが足りないといって、できないというのは、じつは簡単なのかもしれません。
でも、何かが足りなくても、今ある何かで、1つでも2つでもできることがある、
そう考えると、気持ちも前向きになってくるのではないかと思います。

足りないものを数えればいくつもあると思います。
でも、それらが満たされたとしても、また新たな不足が出てくる、
そのように思います。
であるならば、とりあえず今あるものを駆使して、
とりあえずやってみる、それが大切なのではないかと思います。

自信がつくまでやらないのではなく、
まずはできることからやってみる、
この気持ちがもてるかどうかが、
これからの学習でも他のことでも大切になってくると思います。

昨日の笹本先生のお話をお聞きしながら、
こんなことを思い浮かべていました。

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