進学相談会で生徒の皆さんに知ってほしかったこと、
1つ目は
本当のライバルは見えないところにいる
てした。
そして今回はその2つ目。
高校は学校によって学べる内容に大きな違いがある
についてです。
皆さんは高校を選ぶときにどんな基準で選んでいるでしょうか。
通学距離や時間
かかる費用
進学実績
こういったものが多いかと思いますが、
まずは一番に考えるのは
偏差値
ではないかなと思います。
これら数値として見えるものは、志望校選びには欠かせません。
どんなにいい学校でも、通いきれなくては意味がないので、
その点、数値化されたもので志望校を決めていくことは、大切な要素になると思います。
ただ、偏差値だけは要注意です。
同じ偏差値でも、学校によって学べる内容は様々だからです。
私は今年49歳になりましたが、この年代の志望校選びはまさに偏差値でした。
普通科と名のつくところであれば、レベルの違いはあれど学ぶ内容はほぼ同じだった、
そんな時代です。
ところが、今は同じ普通科でも学べる内容は学校によって様々。
理系に力を入れている学校もあれば、英語に力を入れている学校もある。
IBコースや大学との連携授業、校長裁量による独自科目の設定や、事業化実習や自然体験などに力を入れている、
そんな学校もあります。
また大学進学1つとっても、
一般入試に強いところもあれば、総合型選抜や指定校推薦に強いところもある。
このように見てくると、同じ偏差値レベルといっても、学べる内容は実に様々であることが分かります。
いわゆる偏差値だけを見て高校を決めることの危うさはここにあります。
確かにその学校には合格できるレベルだったのでしょう。
でも入学してから、
「こんなはずじゃなかった」
そんなことにならないように、その学校のことを深く知ろうとする努力、それが大切なんだろうと思います。
学校選びにおいて、
パンフレットを見たりインターネットで調べたりすることも大切なことだと思います。
でもやはり実際の説明会に行ってみる、そして個別相談などでその学校の先生方と直接話をしてみる、それが今は大切なんだろうと思います。
そういった中で、
「自分は何を学びたいのか」
「高校卒業後の進路はどうするのか」
「何を武器に社会に貢献していくのか」
そんなことを意識しながら高校を選んでいくことが大切なのではないかなと思います。
今年の高校選びもいよいよ残りわずかとなってきました。
今のうちにいろんな学校に行って、各学校の特徴を知ってきましょう。
隣の人にはいい学校でも、あなたにとってのいい学校は別にあるかもしれない。
それはあなたには個性があるからです。
自分の思いをカタチにできる学校を選んでいきましょう!
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