夏期講習が終わると、3年生の皆さんから提出物が届きます。
そう、夏休みの課題です。
毎年夏休みには1・2年生の復習の冊子を1冊仕上げる、それが当塾の夏の課題です。
今年も皆さん頑張って、仕上げてきてくれました。
提出された課題には、ひとつひとつ目を通していきます。
その時になんとなく見るのではなく、今後の勉強において必要かなと思うところが押さえられているかどうか、この点に注目して目を通していきます。
「うーん、これはなかなかすごい!」
と唸るようなノートもあれば、
「まだまだやれることあるよね」
というノートまで千差万別ですが、
それぞれのノートを見ての私なりの評価や感想を記していくようにします。
人って他人から言われて気づくことがたくさんある、とよく言いますが、これは勉強法も同じだと思います。
自分ではこれでいいと思っていても、まだまだ足りない部分があったり、新たなやり方を教えてもらったりすることで、学びをブラッシュアップできると思います。
ノートをチェックするときは、ただやってあるかどうかだけではなく、「この生徒さんの勉強法をよりブラッシュアップさせるには…?」と自分自身に問いながら見るようにしています。
昨日で14名の中学3年生のノートのチェックが終わり、コメントをつけてお返ししました。
コメントを見てどんな反応をするのか、その様子が全員分は見られませんでしたが、何人かの生徒さんは私のコメントに目を通してくれたようでした。
さて、本当に大切なのはこれからですね。
このチェックが終わると、当塾の学習も夏の余韻が終わり、秋の勉強へとシフトしていきます。
1つの物事の終わりは、新しい物事の始まりでもあります。
夏の学習で得られたことを秋の学習へ、そして受験へと繋げていけるように、頑張っていきましょう!