先日、こんな投稿をTwitterにしました。
誰かにとっては当たり前のことでも、誰かにとっては当たり前でなかったりする。これは学習でもいえること。
— 幸彩学習塾 (@kousai_g) September 7, 2021
漢字が苦手で満点が取れなかった生徒さんが満点を取ったときは、やはりとても嬉しいもの。
毎回満点を継続するのも立派だが、苦労して満点になったその努力も立派。
どちらも嬉しくなるよね😊 pic.twitter.com/L1xn0wMqDS
すごく丁寧とかすごく上手いというわけではない。でも単語テストに向けて最初はほとんど練習をしてこなかった、読むのが難しいくらい荒れた字だったのが、単語テストに向けて、きちんと読める字できちんと練習してきたことに涙したんですよ。
— 幸彩学習塾 (@kousai_g) September 3, 2021
先生としてこれほど嬉しいことってないじゃないですか😭 pic.twitter.com/iGYWUHXI6C
どちらも本当に嬉しくて嬉しくて、Twitterに速攻投稿してしまいました(笑)
ここに記されている一歩、それはすでにできる人から見れば、確かに大きな一歩とは言えないものでしょう。
でも、それを待ち続けた人から見れば、これほど待ち望んでいた一歩もない、そんな一歩ではないかなと思います。
まさに
「この一歩を待っていた!」
そんな一歩目に違いないと思います。
私達は、なかなかうまく行かないことがあるとつい焦りがちになります。
勉強に関しては、本人よりも周りが焦ってしまうことも多くあります。
私も正直焦りました。
でも、じっくり待って良かったなと、今は思っています。
もちろんこれは、ある一つの部分での成果でしかありません。
まだまだそれ以外に課題もあると思います。
でも何か1つでもできることが増えれば、
そしてその一歩を周りがきちんと認めたならば、
それがきっかけになって、次への成長へ繋がっていく、そんなふうにも思います。
どんなに些細であっても、
以前のあなたではできなかった何かができるようになった、
そんな時、私はしっかりそれを褒めて認めていきたいと思います。
そして、何かできるようになると、次も次もと焦ってしまいがちですが、そんなことよりも、まずは1つできるようになったことをじっくりと一緒に噛みしめていくことが大切だと思います。
そうすればきっと、一歩を踏み出す強さを理解して、また新たな一歩を歩みだしてくれる、私はそう思います。
私達の仕事とは、そんな一歩を踏み出すお手伝いをすることだと思います。
さあ、今日もまた、そんな"一歩"を探しながら、授業に向かおうと思います。