今週の土曜日は、埼玉県私立高校の入試日。
埼玉県の中学3年生の皆さんは、この日が初めての入試という人も多いと思います。
皆さん、緊張していますか?
私立入試は、事前の相談である程度の見通しが立っているとはいえ、
受験そのものが初めてのみなさんにとっては緊張するものだと思います。
「今からどんなことしたらいいですか?」
という質問が多くなるのもこの時期。
この質問の回答は人によって多少変わりますが、
共通しているのは"問題を解く"ということです。
とは言っても、新しい問題である必要はありめません。
前にやったことのある問題でも構わないのです。
ここで言う「問題を解く」とは、
最後の確認をという意味もありますが、
それ以上に「無心になる」ということ、
それを皆さんにおすすめしています。
人は時間ができると、
言い換えれば、心に隙間ができると
ふといろんなことを考えてしまいます。
これで大丈夫なんだろうか?
もしかしたら落ちるんじゃないか?
難しい問題が出るんじゃないか?
心に隙間ができると、不安も増大していってしまいます。
だから心が不安になりやすいときは、
無心になることが一番効果的です。
無心になるというと、瞑想や座禅というイメージがありますが、
「何かに夢中になる」こともまた無心になることとイコールです。
なにかに夢中になっているときは
他のことが思い浮かびません。
心に隙間ができないんですね。
そんな状況を意図的に作る、
それがいいのではないかなと思います。
問題を解いているときは、夢中になれます。
集中するために、時間を計って問題を解いてみたり、
やったことのある問題を確認していくほうが集中度は上がります。
新しい問題だと新たにわからないところが出てきて不安になってしまうので、
直前はやったことのあるもののほうがいいですね。
心に隙間ができて不安になり、
何も行動できなくなるのが一番の大敵です。
不安は不安を呼び、何も手がつかなくなってしまうことだけは避けなくてはなりませんね。
何でもいいから行動してみる、
それが一番いい不安の解消法だと思います。
受験では、易しめのやったことなある問題をひたすら解きまくる、
それが不安解消にはいいのではないかなと思います。
ついでに復習にもなるので、一石二鳥ですよ!