「今年はなんだか日程のやりくりが大変だなあ…」
6月~8月のカレンダーをにらめっこしながら、最近、そんなことを思っていました。
修学旅行に部活の大会、期末テストに英検と、
「なんでこんなに立て続けに行事があるんだ!」
と心の中で叫んでしましたが、よく考えればこれが本来の姿だったとふと気が付きました。
ここ2年はコロナということもあり、行事という行事がつぶれてきていました。
今の中3が中1の時は、臨時休業が2カ月ありました。
そしてこの年は夏休みが2週間だけという年でもありました。
昨年は夏休みこそ普通にあったものの、部活の大会や修学旅行などはできたりできなかったりと、“日常”というには、まだ遠かった年でした。
そういうこともあり、ここ2年、そういった感じで行事がなかった結果、塾としてはバッティングする行事も少なく日程が組みやすかったといえます。
日程を組もうとして大変になってきたということは、
言い換えれば日常が戻ってきたということなのかなと思います。
依然と全く同じというわけにはもちろん行きませんが、
昨年・一昨年と比べれば、だいぶ日常も戻ってきているように感じます。
ただそれに伴って心配なのは、子どもたちです。
昨年・一昨年と、かなり行事がない中で過ごしてきた子どもたちですので、
いろんな行事が軒並み復活して、体力的には大丈夫なのかな、と心配もしています。
加えてこの暑さ。
部活の大会などに向けて一生懸命練習する時期ですが、ほとんど行事がなかった中で2年間を過ごしてきた生徒さん達には、つらくはないなかな、そんな風にも思ったりもします。
そしてそれは、メンタルの面でも同じことが言えると思います。
コロナ禍での制約が残りつつも、戻りつつある日常は、ある意味うれしいことでもあります。
ただ、すべてが依然と同じかというとそうでもなく、
加えて昨年・一昨年よりは、はるかにハードになってきた日程に体力的にもメンタル的にもついていけるのか、
目の前の生徒さんたちを見ながらちょっと心配もしています。
まあ若いからね、きっとおじさんの心配をよそに全然平気だったりするんだと思うのですが(笑)、
それでもちょっとは気にしながら、見守っていきたいと思います。
※この記事中の写真やイラストは、すべてイメージです。