個別毎日課題をはじめてから、皆さんが家庭で学習してきたプリントやノートを見る機会が増えてきました。
それまでも、授業の時に皆さんがノートをとっている姿は何度も見てきていました。
でも、家庭学習でのノートの方が、皆さんが自由に書くことができるので、勉強に対する姿勢が濃く表れると思います。
個別毎日課題のチェックでは、やってあるかどうかはもちろんですが、どんなふうにノートに書いてやっているかも注目しています。
こうして改めて皆さんのノートを見てみると、本当に千差万別です。
ただ答えしか書いていないものから、間違えたところの深勉まできちんとされているものまで、その差がとても大きく感じます。
ノートを取るときのポイントはいくつかあると思いますが、一番大切にしてほしいのは『再現性』です。
そのノートを見たときに、もう一度問題を根拠をもって解くことができるかどうか、ここが最低ラインだと思います。
↑やり方や考え方が書いてあり、再現性も高そうなノート
答えしか書いていないと、どうやって解いたのかがわかりません。
途中式がないと、どう式を変形していったのかがわかりません。
図がないと、どうやってその式をたてたのかがわかりません。
これは数学だけでなく他の教科も同じです。その問題を解くための『根拠』や『過程』がわからないノートは、ノートとしては失格だと思います。
また、字の丁寧さも大切ですね。
時々『自分が読めるからいい』とか言っている人がいます。
他人が読むことがないノートだったら、まあそれでもいいかもしれませんが、グチャッと書かれた字だと、たとえ自分の字でも、読みたくなくなるものです。
それに、普段から字を丁寧に書く習慣がないと、いざテストとというときに、丁寧にかけないものです。
だからこそ、普段からの丁寧さが必要だと思います。
↑付箋を使うなどの工夫を始めた人も。
だんだんと成長していっていますね。
こうして個別毎日課題を通して、皆さんの勉強に対する姿勢を見てみると、まだまだ改善できるところが多くあるように思います。
それら1つ1つを返却時に伝えたり講評に書いたりしながら、皆さんのノートの取り方をより良いものにしていけたらと思います。
保護者の皆様、ぜひ今度、お子さんのノートを見てみてください。どんな姿勢で勉強に取り組んでいるかが分かります。
もし、ノートの取り方がまずそうだなあと思いましたら、ぜひ塾までご連絡ください。
生徒さんと一緒にノートの取り方の改善に努めていこうと思います。
もちろん、私たちも普段からノートチェックをしっかりとしていきます。