゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

あくびのなぞ「當瀬規嗣解説」

2007-09-19 17:00:00 | 健康・病気

あくびは私たち大学教員の敵です。講義中に学生にあくびをされ                             ると相当に傷つきます。私は、あくびをされた講義が終わると、大                             いに反省して講義を修正することにしていますが、あくびはなかな                            か退治できません。私の実力もこの程度ということでしょう。ところ                           で、あくびがなぜ起こるのでしょうか-。実はもうひとつ明らかにな                            っていません。あくびは眠気が差したときや、退屈をしている時に                             出ます。その説明として、眠気や退屈で呼吸が弱くなり、脳で酸素                            不足になったり、二酸化炭素がたまったりするので、大きな呼吸で                            解消しようとする反射であるといわれています。また、あごの運動                            は脳に直接の刺激を与えることから、大きくあごを動かす運動で                             活動の低下した脳を覚せいする反射であるという説もあります。                             ただ、あくびはもっと違う時にも出てきます。よく「生あくび」といわれ                           ますが、目が回った時や、車酔いいをしている時などにあくびが出る                           ことがあります。また、極度の緊張に陥った時に急にあくびが出るこ                           とがあります。学生のころ、テストが返却される順番を待っている時、                          大きなあくびが出たことがありませんでした?このように、脳にはあ                            くびを起こすしくみが備わっているのですが、そのしくみを動かす刺                            激にはさまざまなものがあるのです。そうそう、「なぜあくびはうつる                            のか」ということを研究した論文もありますが、決定的な結論にはな                            っていません。よくわからない話はあくびが出るって?ごもっとも。                            (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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映画の言霊「ピンクの豹」

2007-09-19 16:35:00 | 映画

ピンクの豹 [スタジオ・クラシック・シリーズ] ピンクの豹 [スタジオ・クラシック・シリーズ]
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発売日:2006-12-16
(ブレイク・エドワ-ド監督、1963年、米)アラブの王室に伝わる、                            世界一大きいダイヤモンド=ピンク・パンサ-。所有する王女に、                             ハンサムな大怪盗が甘い言葉で近づき、パリ軽視庁の名物警部                             クル-ゾ-は、それを阻止すべくトンチンカンに大奮闘・・・。                                酒好きである。どのくらい好きかというと、家で独りで飲むのが一番                            好きだというほど好きだ。と話すと、最初はたいてい冗談だと思われ                           る。次に、「それ何が楽しいの!?」と驚かれ、時には真顔で「・・・寂し                           いの?」と聞かれたりする。まあ確かに、多くの人にとって「飲む」と                           は「飲み会」のことであり、酒は楽しく話したり思いっきりグチったり                            するためのコミュニケ-ション・ツ-ル(道具)。あるいは、イヤなこと                           や悲しいことを忘れて現実逃避するための妙薬。「それだけ」を楽し                           むなんて、風邪もひいてないのに風邪薬をのむようなものと思うのだ                           ろう。そういう人からは、こんなセリフも出る。「私はお酒を飲みません。                         現実に満足していますから」怪盗紳士に勧められた酒に、王女が答え                          る。対して彼は、こう応じる。「私も現実に満足しています。私の現実                           には、酒も含まれていますが」そうそう。私にとっても酒は現実生活の                          一部。だから、酒を飲んだときの自分も自分、と認識している。が、                             この認識も、人に話すとよく反論される。「酒の席でのことは、酒が                            やらせることだから」てな理屈だ。しらふに戻って「酒のせいだ」と誤                           れば、何でも許されると思っているらしい。「酒が人を別人に変える」                           という言い方は、半分しか当たっていない。酒が知性と理性の脳=                            大脳新皮質の働きを鈍らせ抑えるから、欲望と感情の脳=大脳辺縁                           系の働きが表に現れる。つまり、増長され「変えられた」のではなく                           本性が「出てきた」のである。失言、暴言、からみ上戸、泣き上戸、                            暴力・・・。それをするあなたが本当のあなた。その現実のぬれぎぬ                          を、酒にかぶせるのはやめてくれ。(重田サキネ=ライタ-)

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