゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

聴けば快眠

2007-09-29 17:10:00 | 音楽
DREAMS~快眠CD~ DREAMS~快眠CD~
価格:¥ 2,600(税込)
発売日:2007-03-21

「快眠できる」をうたい文句に、バイオリニスト葉加瀬太郎さんの楽曲                           を収めたCD「Dreams」がヒットしている。枕、マットレス、サプリメント                          と、さまざまな快眠グッツがあふれる中、飛行機の機内でもオ-ディ                           オ番組に繰り返し採用され好評だ。今回のCDは、葉加瀬さんのほか                          バイオリニスト古沢巌さん、雅楽師東儀秀樹さんらの楽曲を収録、か                           つ「実験結果」をCDに添付した点がユニ-ク。実験を担当したのは、                           睡眠に関する治療に専門的に取り組む「スリ-プクリニック調布」(東                          京都調布市)の遠藤拓郎院長。目を閉じていても起きている間は脳                           から発生するアルファ波に注目、被験者に楽曲を聴かせたときの反                            応を測定した。実験結果から「アルファ波が消えるまでの時間が短い                          ほど寝付きがいい曲」として「眠れる曲」を選定。約十分続けて聴けば                          眠りに就けるように編成を考えたという。このCDに着目したのが日本                          航空。距離の長い国際線を持つ同社にとって、眠りに関する苦情への                          対処は大きな課題で、これまでもアイマスクや耳栓を配るなど「快眠」                          サ-ビスに取り組んできた。「専門医の臨床実験で作られた」との触                          れ込みで、Jポップ、ジャズ、クラシックなどのオ-ディオチャンネルと                           並んでこのCDを導入、「だまされたつもりで聴いたら眠れた」などと                           予想以上の好反応が届いた。国内線にも採用、同じ番組編成を何ヵ                           月も続けるわけにはいかないため「ぜひ第二弾を」と期待する。2000                           年に厚生労働省が全国の三万人余りを対象に行った「保健福祉動向                          調査」では「なかなか寝付けない」という人は17・0%、「夜中に何度                           も目が覚める」という人は19・5%に上った(複数回答)。今や不眠症                           状は社会問題だ。「ストレスが睡眠を阻害している」と遠藤院長。昼夜                          の区別がない24時間社会になり、自然にそぐわない生活を送るよう                           になったことで、ストレスが引き起こされているという。羊を数えて眠る                          なんていうのは、遠い昔の話なのかもしれない。

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睡眠と脳波「當瀬規嗣解説」

2007-09-29 15:00:00 | 健康・病気

人はどのくらい眠りを我慢できるかを調べたところ、二百六十四時                            間十二分でついに眠ったという記録があります。なんと十一日間で                            すから驚きです。普通は、2日も眠らないと瞬間的に短時間の眠り                            が起ったり、反応を誤ったり、注意力が散漫になったりします。睡眠                          は、脳のはたらきを維持するために必要不可欠なのです。睡眠中の                           脳の様子は、眠っていても測定できる脳波を使って調べることがで                            きます。それによると、睡眠中に脳波はかなり変化していることが                            分かります。睡眠が始まると脳の活動は低下します。目が覚めて                             いるときも安静時に比較的大きなα(アルファ)波が見えますが、睡                            眠に入るとさらに振幅が大きくゆっくりとした波(徐波)が多く現れま                           す。この状態を徐波睡眠と呼びます。脳全体が休んでいるような状                            態です。しばらくすると、比較的速くて細かい波が突然出てきます。                           脳波を見ると起きているように見えるのですが実際は深く眠ってい                            ます。このときまぶたの下で眼球が特有の運動をするので、英語の                           「Rapid Eye Movement」(急速な眼球運動)の頭文字をとって                            レム(REM)睡眠と呼びます。眠っているのに脳が活発に活動して                            いるので逆説睡眠とも言います。睡眠中は徐波睡眠とレム睡眠が                            交互に出現します。おおよそ一時間半から二時間に1回ずつ交互に                           現れるのです。研究者の多くは、レム睡眠中に夢を見ると考えてい                           ます。睡眠薬を使うとレム睡眠が起らなくなりますが、そうするといく                           ら眠っても頭がすっきりしません。レム睡眠は脳の働きを整える役                            割を持っています。睡眠は脳の休息のためにあるのです。                                (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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高齢者に増える眼瞼下垂

2007-09-29 14:00:00 | ダイエット

高齢化社会を反映し、まぶたが重く垂れ下がる眼瞼下垂に悩む人                            が増えている。肩こりや頭痛を併発することが多いが、こうした症状                           が改善する手術がある。顔も若返り、アンチエイジング(抗加齢)医                           療として注目を集めている。道央圏の女性(74)は10年来、肩こり、                           頭痛がひどく、夜になると目を開けられなくなるほど、まぶたが下が                            る症状に悩まされた。眼科で眼瞼下垂と診断され、「形成外科での                           手術」を勧められた。日帰り手術で10年来の症状はうそのように消え、                        「顔も若々しくなった」と喜ぶ。

100_0180jpg01 人のまぶたは1日に何万回も動く。この                           ためまぶたを上げる筋肉から伸びる瞼膜                          が年齢とともに緩む。するとまぶたが下                           がり、視野が狭まるため、さらに目を開こ                           うと力を入れることで、額にしわが増え、                           頭痛や肩こりを生じるという。50代以上の                         人に多いが、先天性の人もいる。年間                           二百件と道内で最も多い眼瞼下垂の手                           術を行う蘇春堂形成外科(札幌市中央                           区)の野平久仁彦院長は「治療を受ける                          高齢者の多くが『年だから』と思い、『病                          気だとは知らなかった』と話す。人によっ                          ては皮膚そのものも垂れ下がり、さらに                          視野が狭くなる。コンタクトレンズを使用                           する人に多く、一重の人は潜在的な予備                          軍だ」と指摘する。手術は眼瞼挙筋腱膜                          前転術という。顕微鏡を使い、腱膜をまぶたの縁にある硬い組織に結び            付けて、まぶたを開きやすくする方法だ。

左右のバランスを取る上で、両方のまぶたを同時に行うことが望ま                            しく、手術後は基本的に二重になる。治療は保険適用されており、                            費用は三割負担で五万円ほど。手術時間は約一時間半。蘇春堂                            形成外科では六十歳以上の患者が多く、「手術で顔が十歳も若返                            った」と話す人もいるという。この治療について北大形成外科の山本                           有平教授は「治療を受けた人の約六割で、肩こりや頭痛症状の改善                          がみられたという報告もある。形成外科医が行う眼瞼下垂手術は、                           顔面の一部が若返る効果があり、抗加齢の治療としても大きな意味                           を持つ」と力を込める。だが、注意も必要だ。手術後に左右の目の形                           や表情が変わり、期待していた通りにならないこともある。事前に医                           師としっかり話し合うことが大切だ。野平院長も「まぶたの手術を多く                          行っている病院を選ぶべきだ。形成外科をペ-スに美容外科の技術                           を持っている医師が望ましい」と話す。

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