゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ビ-ルの魅力<年々拡大米国の地場醸造>

2007-12-06 17:30:00 | うんちく・小ネタ

シニア・ピアジャッジ 新津やすこ

100_0392 ←えぞ麦酒が輸入し販売しているビ-ル各種

米国には1、400ヵ所以上の地ビ-ル醸造所                            があり、地ビ-ルは「クラフトビ-ル」と呼ばれ                            ています。米国のクラフトビ-ル業界の成長は                            年々拡大しており、2006年の売り上げは前年比12%も増えて                  います。ビ-ルのイベントも各地で行われており、米国最大の「グ                             レ-ト・アメリカン・ビアフェスティバル」には、三日間で4万6千人                             以上の愛好者が集まります。25年前に開かれた第1回に参加した                           醸造所は十数ヵ所だったそうですが、現在では4百ヵ所以上もの醸                           造所が参加しています。道内では今年、札幌、石狩、北見などで地                           ビ-ルのイベントが開かれましたが繰り返し開くことで、消費者に魅                           力を伝えていくことができるでしょう。ところで、北海道と米国のクラフ                           トビ-ルには意外な接点があります。1994年の地ビ-ル解禁以前                           に米国の醸造所で北海道向けの地ビ-ルを醸造し、「蝦夷麦酒」の                           銘柄で販売している会社があります。ススキのでビアバ-を経営す                           るフレット・カフマン氏の会社、えぞ麦酒では、「ひぐま濃い麦酒(ビ-                         ル)」「北狐レッド麦酒」「なまらにがいビ-ル」など、北海道ゆかりの                           名前で販売しています。醸造しているオレゴン州のロ-グ・エ-ル社                          は米国でも人気のクラフトビ-ル醸造所です。日本の地ビ-ルよりホ                           ップの苦みがきいた本場の味です。

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万能細胞研究に数億円

2007-12-06 16:00:00 | 健康・病気

科学技術振興機構 京都大に緊急支援                                           欧米との特許競争意識

文部科学省の研究費を配分する科学技術振興機構は三日、山中                            伸弥京都大再生医科学研究所教授らが世界で初めてヒト皮膚細                            胞から万能細胞を作製したことを受け、研究者の増員や研究スペ-                           スの拡大、特許取得などに数億円の緊急支援を行うことを決めた。                           今年度の研究費は五千五百万円だったが、一気に数倍の規模とな                          る。論文発表から2週間足らずでの研究費追加は異例。山中教授ら                           が作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、身体の多様な細胞に                           変わる能力があり、再生医療応用が期待されている。従来の万能細                          胞である胚性幹細胞(ES細胞)が受精卵から作られるのに対して、                           生命倫理問題が少なく、患者自身の細胞から作ることができ、実用                           性が高い。山中教授らは、マウス段階では先行していたが、ヒト段階                          では米大学チ-ムに追い付かれており、現状の研究規模では安全性                          向上技術などの開発で欧米に抜かれ、先に特許を押さえられてしまう                          恐れがあると訴えていた。科学機構はiPS細胞のシンポジウムも開き、                         研究者の参入を促す。山中教授らの研究には、政府の総合科学技術                          会議の議長を努める福田康夫首相や渡海紀三朗文科相も支援を表                           明したが、作業部会を開いてから検討するため、時間がかかるとみら                          れていた。

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ヒト皮膚から万能細胞「国挙げて研究を」

2007-12-06 15:30:00 | 健康・病気

京大・山中伸弥教授 世界的に競争激化 問い合わせも殺到

100_0400 大人の皮膚細胞から多様な細胞に変わる新世                           代の万能細胞と期待される「人工多能性幹(iP                           S)細胞」を作り出すことに成功した京都大再生                           医科学研究所の山中伸弥教授(45)。ノ-ベル                           賞級の研究成果は世界の注目を集め、先月21                           日の発表後、海外から問い合わせや取材が殺                            到している。論文は年明けに発表する予定だっ                            たが、10月に米国を訪れた際、「競争相手の米ウィスコンシン大                  の研究者が科学誌に論文を投稿したかもしれない」という情報を入                           手。慌てて、サンフランシスコから日本に向かう帰りの飛行機の中で、                          書きかけだった論文を仕上げたという。米科学誌セル(電子版)に掲                           載されると、ワシントン・ポストやニュ-ヨ-ク・タイムス゛など十数カ                            国のマスコミから、百件近い取材を受けた。研究室で一日中、国際                           電話の問い合わせに応じた日もあった。講演の依頼も相次ぎ、「多                           過ぎて断りの返事さえ書けない状況。今は取材などに対応している                           が、早く研究生活に戻りたい」と本音も。好きなジョギングの時間も取                          れず、「もう若くないので、体の方も限界に来ている」と苦笑いする。                          「わたしの病気は治るのか」。脊髄を損傷した患者や糖尿病患者らか                          らも、これまでに数十件の電話やメ-ルが寄せられた。山中教授は                          「実用化のゴ-ルはまだ遠く、感受さんに過度の期待をさせてはい                           けない」としながらも、今回の成果について、「再生医療に向け、一歩                          前進したことは間違いない」と話す。万能細胞をめぐって世界的に研                           究競争が激化する中で、「わたし個人や京大だけが研究費をもらって                          も、米国や英国などに勝てない。日本の優秀な研究者が集まり、チ-                          ムをつくるしかない」と指摘。「若手研究者が侵食を共にしながら研究                          する『日本国幹細胞研究所』を1日も早くつくる必要がある」と訴える。                          福田康夫首相は政府の総合科学技術会議に研究環境の整備を指示                         し、国も動き始めた。先月二十六日には、「移植医療やがん治療に希                          望を与える研究」と評価され、ドイツがん研究センタ-から「マイエンブ                          ルク賞」を授与された。しかし、山中教授は「再生医療とか装薬のため                          に作っているのがiPS細胞。まだ全く人の役に立っていない」と厳しい                          表情。「わたしにとっては人の役に立つことが唯一の賞」と研究への                           意欲をにじませた。

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がん遺伝子なしで万能細胞

2007-12-06 14:50:00 | 健康・病気

京大研究所作製

100_0394 安全な再生医療へ前進

人の皮膚から、さまざまな細胞に成長できる万                            能性をもつ「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を                            世界で初めてつくった京都大再生医科学研究                            所の山中伸弥教授らが、作製法を改良し、より                             安全なiPS細胞を得ることに成功、米科学誌ネ                            イチャ-バイオテクノロジ-電子版に三十日付                            けで発表した。これまでは、がん遺伝子を含む                            計四つの遺伝子を皮膚細胞に組み込んでいた                           が、がん遺伝子を除く三つの遺伝子でもできる                            ことを確認した。人体に有害な恐れがあるウイル                           スは依然として使っているが、安全性をめぐる問題の一つが解決                 できたことで、傷んだ組織を修復する再生医療の実用に向け前進し                           た。山中教授は「ゴ-ルは先だか゛、一歩一歩着実に前進している」                           と話し、今後は細胞作製の効率をいかに向上させるかが課題だとし                           ている。教授らは成人女性の顔から採った皮膚と、マウスの皮膚で、                           それぞれiPS細胞をつくった。マウス実験によると、三つの遺伝子を                           組み込む改良法では、iPS細胞ができるまでの日数が2~3週間と、                          従来法の倍以上かかり、細胞の量も大幅に少なくなった。がんの危                           険性を比較するため、従来法と改良法でつくったマウスのiPS細胞を、                          それぞれ別の受精卵の中に入れ、赤ちゃんマウスを誕生させた。す                           ると、がん遺伝子入りの細胞を持つマウスは三十七匹のうち六匹が                            (16%)ががんになり、生まれて百日以内に死んだが、がん遺伝子                           なしの二十六匹は、同期間内に一匹も死なず、安全性がより高いこ                           とが確認された。

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