゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

多彩な「地酢」受託生産好調

2007-12-08 17:00:00 | ほっかいどう関連情報

北見の異業種グル-プ <ハバネロ、ハスカップ、メロン・・・>                              少量醸造装置も販売へ

100_0395 北見市内の六社でつくる異業種グル-プ「KIT                            AMIブランドの会」(倉本登代表)が産学官協力                           の成果に基づき、今年からメロンやリンゴなど道                           内各地の特産農産物を使った醸造酢「地酢」づく                           りに取り組んでいる。独自開発した酢の醸造装                           置を備えた専用プラントを7月に開設、少量から                           醸造できる特徴を生かし受託生産を開始。12月には装置の販売も                始める予定で、「農産物を生かした地域振興に役立ちたい」と意気込                         む。「地酢」プラントは、北見市内の北見工業団地で漬物などをつくる                          北武フ-ズ(札幌)北見工場の一室にある。約百平方メ-トルの室                            内は発酵に適した30度の室温に保たれ、洗濯機ほどの大きさの酢                           醸造装置一基(容量約25㍑)と、熟成のためのステンレス製容器が                          並ぶ。かけた費用は約百万円という。酢醸造装置は、倉本代表が社                          長を勤める倉本鉄工所と道立オホ-ツク圏地域食品加工技術セン                            タ-(北見)が共同開発した。当初は同センタ-に設置していた酢醸                          造装置を使い、今年6月には地元農家が趣味で栽培していた世界一                          辛いといわれるトウガラシのハバネロを使った酢「ハバネロビネガ-」                           を製造。10月末までに約2千本が売れる好調ぶりだ。7月にプラント                           を開設後、食品加工の大金(旭川)が道産リンゴやハスカップを原料                           につくる北海道ビネガ-シリ-ズと、NOP法人きよさと観光協会(網                           走管内清里町)のメロン酢の受託生産を始めた。食酢は通常、穀物                           や果実を醸造して酒を造り、それをさらに酢酸発酵させて製造する。                           一方、この装置は農作物を搾った汁に市販の酒や種菌を加えて1時                           間弱置いてから、ステンレス製容器に入れて一ヵ月ほど発酵を進め                           て完成させる。食味に違いはないが、こちらは少量生産が可能なた                          め、同会は「地元の農産物にこだわった、他ではできない酢をつくる                           ことができる」と強調する。酒造免許も不要。一般に流通していない                           酢の種菌は、北見工大発のベンチャ-企業「はるにれバイオ研究所」                         (北見)が、農産物ごとに適したものを供給している。市販の酒を使う                           ことで、別のメリットも生まれた。たとえばメロン酢には同じ清里特産                           のジャガイモ焼酎を使用。「地元の酒を使うことで、品質の違いをア                            ピ-ルできる」(同会)という。同会は現在、道内外の20社と受託生                           産に向け交渉中。原料の農産物はブル-べり-やラズべり-、トマト                          などさまざまだ。12月からは酢醸造装置の販売も行い、種菌とセット                          で価格は約50万円。すでに20社から購入要望が寄せられていると                           いう。問い合わせは倉本鉄工所のKITAMIブランドの会                                  ℡0157・24・2031へ。

コメント

医療現場の危機に警鐘

2007-12-08 15:30:00 | 本と雑誌
貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書 413I) 貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書 413I)
価格:¥ 693(税込)
発売日:2007-10

永田 宏著 ながた・ひろし 1959年生まれ。鈴鹿医療科学大教                           授。著書に「販売員も知らな医療保険の確率」など。

評・真部 昌子(共立女子短大教授・看護学)                                        この夏、妊婦が医療機関から受け入れを断られ、救急車の中で死                            産したというニュ-スが日本中を震撼させた。人命を助けるはずの                            病院が、なぜ妊婦の受け入れを断ったのか。その原因の一つに産                            科医の不足がある。2004年の産科医数は、10,594人で1,99                            4年の7%減。24時間以上の長時間勤務、恒常的な激務に加えて                           マスコミのバッシングや訴訟数の多さから、今後も産科医は減少し                           続ける可能性が高い。医学部を卒業し、国家試験に合格しても直ぐ                           に一人前の医師としての実務ができるわけではない。医師としての                           成長には、先輩医師の指導を受け、経験を積むことが必要である。                           経験のある産科医がいない状況では、次世代の産科医の育成もで                           きないということになる。次世代が育たないということは、悪循環を生                          み、10年後、20年後はもっと悲惨な状況になるだろう。本書は、そ                           の産科医不足の深刻な現状と今後を読み解く恰好の新書である。                            現在、産科や小児科の医師不足が叫ばれているが、厚生労働省の                           デ-タなどから、近い将来、外科や内科、すべての診療科の医師が                           不足するということを明確に説いている。医師不足の原因、日本が                            採り得る医師不足対策、医師不足時代を生きるにはなど興味深い                            章立てにしながら、医師不足の現状と原因を分析し、警鐘を鳴らす                            のだ。これまで、日本は国民皆保険制度という強い基盤の下、医療                           に関しては危機感を抱くことはあまりなかった。ましてや医師不足な                           ど起るはずがないと信じてきたゆえの盲点である。これには厚労省                           の政策の誤りもあるとのことだが、ここ数年、「医療崩壊」「医療の限                          界」など医療現場の危機的な状況を訴える著書が増えていることに                           気づいている人も多いと思う。それだけ、医療現場は疲弊しているの                          だ。書名の「貧乏人は医者にかかるな」は、今後の日本の医療の方                           向がアメリカ流金持ち優先型になった場合には、一般庶民はこれま                           でのように病院へ行けなくなるという意味である。

コメント

山中「万能細胞」早くも治療成功

2007-12-08 14:30:00 | 健康・病気

米国チ-ム マウスで実験

100_0411 京都大の山中伸弥教授が手法を開発した皮膚                           からつくる「万能細胞(iPS細胞)」を使ってマウ                            スの貧血を治療することに、米ホワイトヘッド研                            究所(マサチュ-セッツ州)のチ-ムが成功、米                           科学誌サイエンス電子版に6日付きで発表した。                          山中教授らが昨年6月、世界で初めてマウスの                            iPS細胞づくりに成功してから約一年半という短                           期間で、治療に役立つことを証明した。この分野                           の研究の競争激化があらためて示された。実験                           に使ったのは、赤血球が鎌の形(三日月形)に                            変形し、酸素運搬能が低下する「鎌状赤血球貧血」と呼ばれる病気               の原因遺伝子を組み込んだマウス。しっぽから採取した皮膚細胞に                           計四種類の遺伝子を組み込んで、まずiPS細胞を作製した。次にiP                           S細胞に含まれる貧血の原因遺伝子を、特殊な方法で正常な遺伝                           子に置き換え、血球などのもとになる造血幹細胞にまで成長させて                           マウスの体内に戻した。治療した雄のマウス3匹は、二ヶ月程度しな                          かったマウスの約3分の1に減少。貧血の特徴である低体重や荒い                           呼吸なども大幅に改善したという。

コメント

「健康に良い」紫のうどん

2007-12-08 14:01:00 | ほっかいどう関連情報

伊達特産アロニア入り・小学校の給食にも

100_0378 製めん業の望月製麺所(登別、泉田覚社長)は、                           伊達市大滝区の特産品であるバラ科の果実・ア                            ロニアが入ったうどん「アロニアの里の生うどん」                           を発売した。近く伊達市内の小学校の給食のメ                            ニュ-に加わる予定だ。アロニアは、目に良いと                           されるアントシアニンがブル-べり-のおよそ二                           倍含まれているのが特長。大滝では2001年か                           ら本格的に栽培されており、昨年の収穫量9㌧は                          日本一。今年は15㌧程度とさらに拡大が見込ま                          れており、市は「健康に良い」と目下売り出し中だ。                         アロニア入りうどんは、市学校給食センタ-が、バランスのとれた食                生活を確立する「食育」につなげようと、望月製麺所に開発を持ちか               け、このほど完成した。生うどんにアロニアパウダ-を混ぜ込み、淡                           い紫の<アロニア色>に仕上げた。全体に占めるアロニアの量は2                           %ほど。めんは乱切りの手打ち風で「舌触りを楽しんでほしい」(同                            社)という。280㌘(2人分)350円。学校給食には産地の大滝区の                           小学校を皮切りに提供される。

コメント

ガ-デンらいふ「コバエの退治法」

2007-12-08 11:30:00 | ガ-デニング

溶剤に鉢ごと沈めて

100_0407 いよいよ平野部にも雪が舞い降り、室内で鉢花                           や観葉植物を楽しんでいる人も多いことでしょう。                          暖房のスイッチが入るころからぼちぼち寄せられ                           る質問が「室内の観葉植物につくコバエ、どうに                           かなりませんか?というものです。豊平公園緑の                          センタ-の相談員・久保勉さんに伺ったところ、退治の方法を教え                 てくれました。コバエは体長2~3㍉ほどの黒っぽいハエの一種で、                           植物に害を及ぼすことはないとのことです。ひと安心ですが、不快で                           あることには違いありません。特に食卓の近くに置いてある鉢に群が                           っていたりすると、途端に不快指数が上がります。さて、駆除方法で                           すが、普通、殺虫剤を散布しますよね。でもそれだけでは親虫は駆                           除できても鉢土内の卵やウジ虫には効果がなく、再び発生してしま                            うとか。確実な方法としては、殺虫剤スミチオン乳剤の800倍液をバ                           ケッなどに用意し、鉢ごと沈めることです。液剤が鉢土全体に回り、                           鉢土の表面に十分にじむまでつけておきましょう。これを一週間の間                           を置いて二回程度行います。薬剤はにおいか゛するので、戸外で作業                          するのがベストですが、観葉植物は寒さに弱いので気をつけて。使用                          済みの液剤を捨てる際は、庭の片隅などに穴を掘って流し込みます。                          このとき、二倍以上に薄めることも忘れずに。(花新聞ほっかいどう)

コメント