゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ガ-デンらいふ「多彩な栽培キット」

2007-12-19 15:00:00 | ガ-デニング

Xマスツリ-も可能

100_0429_2 種まきから収穫までを室内で楽しめる「栽培キ                            ット」が、近年人気を集めています。その種類は、                           野菜やハ-プなど食べられるものだけでなく、                            樹木や草花など多彩。場所を取らず、インテリア                           としての存在感もあります。例えば、約2週間で                           シイタケが作れるキット。菌糸ブロックと専用の                            ケ-スがセットになっています。大きくなったシ                            イタケは香りや歯応え、味はもちろん本物。しか                           も何度も栽培が可能で、家計の助けにもなりそうです。野菜では、                 ビ-ルグラスにそっくりの鉢で栽培するソラマメのセットや、土鍋の形                           をした鉢で春菊と水菜を育てるものなどもあり、鉢のデザインを楽しめ                          る商品が出回っています。このように、部屋で「収穫」した野菜をすぐ                           その場で料理に使えるのが魅力の栽培キット。さすがに「日光をいっ                           ぱいあびたものを」というわけにはいきませんが、手塩にかけた野菜                           を口に運ぶ楽しみが増えそうです。食べるだけでなく、クリスマスを控                          えた今ならモミの木がぴったり。残念ながら成長までに1年かかるの                          で、今年は間に合いませんか゛、来年まで自分の手でじっくり育てた                           木でクリスマスツリ-を仕立ててみるのも面白いかもしれません。こ                           のほか「空気をきれいにする働きがある」というガ-ベラの鉢や、「パ                           ソコンや携帯電話から出る電磁波を吸収する」というサボテンなど、                           変り種も多数あるようです。(花新聞ほっかいどう)

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兼業農家持続性に黄信号

2007-12-19 14:30:00 | 社会・経済

先を見通した農業政策を-生源寺真一

水田地帯の農村を歩くと、元気な高齢者が農作業にいそしむ姿に                            よく出会う。しゅんせつや草刈など、農業用水路の維持保全に参加                            する高齢者も多い。水田農業は高齢農家、とりわけ昭和一けた世代                           の頑張りによって支えられている面がある。だが、昭和一けた世代                           の一番若い人は今年で七十三歳。健康な生活のための農作業は大                          変よいことだが、長期的に地域の農業を支えてもらうことはできない。

プロの確保不十分

昭和一けた世代の農業技術は本物だ。その多くは終戦から高度成                           長の始まる1950年代半ばにかけて就職し、半世紀を超える農業経                           験を持つ。息子や娘が農業以外の仕事に通勤しても、父親と母親が                          農業を守ってきた。作物を見る目は確かで、農業機械にも結構強い。                          これが兼業農家の典型的なパタ-ンだった。こうしてある種安定状態                          にあった兼業農業が、昭和一けた世代の大量リタイアによって持続力                          を急速に失いつつある。農業経験に乏しい次世代の多くの兼業農家に                           は、機械作業のサポ-トや栽培管理のアドバイスが必要だ。問題は機                         会作業を担当したり、技術的な助言を提供できるプロの農業者が十分                          に確保されていないことだ。水田集落八万の半数には、農業中心に所                         得を得ている主業農家は一戸もない。農業以外に仕事を持ちながら、                          朝夕や休日に土に親しむ兼業農業は、これからの農村の生活スタイル                           として魅力に富んでいる。しかし兼業農家だけからなる農業の土台はは                         なはだ脆弱だ。国民に安全で安心な農産物を供給するためにも、農村                         の中心にはしっかりした技術を備えた農業者が必要である。

担い手育成に暗雲

政府が担い手農家や集落営農組織の育成に本腰を入れているの                           は、兼業農業の持続性に黄信号がともっているからだ。2007年に                           は、担い手に施策を集中するための担い手経営安定新法も施行さ                            れた。ところがここにきて暗雲が漂い始めた。参院選に勝利した民                            主党が、担い手経営安定新法の廃止を含む戸別所得補償法案を                            国会に提出。自民党からも、選挙を強く意識してか、担い手政索の                           見直しを求める声が上がり始めた。農政が国会の場で本格的に議                            論されることは大変よいことだ。だが議論は10年、20年先を見通し                           た農業・農村のビジョンに基づくものでなければならない。現在の水                           田農業の構造を固定化することは、農業の衰微を放置することと同                           義だ。国会での論戦が農業戦略なき選挙戦術の応酬とならないこ                            とを希望する。(しょうげんじ・しんいち=東大教授)

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