゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

家畜げっぷ減らそう

2007-12-27 20:30:00 | 環境問題

温室効果ガス CO2の23倍

帯広畜産大の高橋潤一教授(59)=環境衛生学=が、北海道洞爺                           湖サミット直前の来年6月末、帯広市で家畜のげっぷに含まれるメタ                           ンガスの削減をテ-マにしたシンポジュムを開く。メタンガスは二酸                           化炭素の23倍の温室効果があり、高橋教授は「効率良く温暖化対                           策ができることを多くの人に知ってもらうのが狙い」と話している。                             高橋教授によると、メタンガスを出す家畜は反すう動物の牛、羊、ヤ                           ギで、世界に三十億頭ほどいるとみられる。また、家畜の関連で温                           室効果があるのは、メタンガスだけでなく、ふん尿から発生する亜酸                           化窒素も二酸化炭素の296倍になるという。酪農が盛んなオ-スト                           ラリアやニュ-ジ-ランドでは、温室効果ガスの6割が家畜から発生                           しているとし、抑制策の研究が盛んだ。オランダでは、堆肥の保管場                          所から亜酸化窒素が漏れないよう法規制するなど、海外では対策が                          進んでいる。世界的に研究が進んだのは、高橋教授が2001年、世                          界各国の研究者に呼び掛けて家畜から出る温室効果ガスに関する                           国際会議を帯広で開催したのがきっかけだが、日本では実態の把                            握が遅れている。高橋教授は「まずはニュ-ジ-ランドのように牛の                           口に測定マスクを取り付けて、げっぷに含まれるメタンガスの排出量                           を把握するべきだ」という。高橋教授は昨春、微生物を配合した飼料                           を牛に与えることで、メタンガスの排出量を平均37・5%削減できるこ                          とを確認しており、飼料の種類によって排出量が変わることが分かっ                           ている。シンポジウムは、日本と同じく畜舎内で牛などを飼育している                          韓国とカナダの研究者を招き、家畜のメタンガス測定技術などについ                          て講演してもらう。高橋教授は「シンポジウムで国内の関心を高め、                           国や研究者が連携を進めるきっかけにしたい」と話している。

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体を温めよう「當瀬規嗣解説」

2007-12-27 20:00:00 | 健康・病気

休息と回復効果的に

何かと気ぜわしい年の瀬です。あれもしなきゃ、これも片付けなき                           ゃ、とあせるばかりです。おまけにだんだん寒くなって、外に出ると                            身が縮こまってしまいます。クリスマスなど楽しいことも多い年末で                            すが、ストレスも多く、緊張を強いられることも少なくありません。人                            はストレスに対抗するために交感神経を緊張させ、ストレスを乗り越                           えるためのホルモンを盛んに分泌します。ストレスに対抗するホル                            モンは、左右の腎臓の上にある小さな「副腎」という臓器から分泌                            されます。表面の皮膚から出る糖質コルチコイドと、内部の髄質か                            ら出るアドレナリンです。交感神経と、この2つのホルモンは、共同し                           てストレスに耐えうる体制を整えます。こうして、人は忙しくて、ろくに                           食事もできず、寝る時間が多少減っても、それを乗り越えることがで                           きます。しかし、これはいつまでも続けることはできません。ストレス                           があまり長く続くと、ホルモンが減少して、また、交感神経が疲弊し                          て、ストレスに耐えられなくなり、体にさまざまなトラブルを起こしま                            す。そこで、リラックスの時間が必要になります。ストレスに対抗す                            る力を蓄えるためにも、適度な休息は不可欠です。人が効果的に                            休息するには、副交感神経の働きが必要です。今の時期、副交感                            神経を働かせるよい方法は、温かさです。体を寒さから開放すると、                           副交感神経が働いて休息と回復が進みます。温かいお鍋や、少し                            ぬる目のお風呂などで体を温めましょう。毛布1枚増やして温かく眠                           るのも効果的です。2007年も残すところあと数日です。体も心も温か                           くして、よいお年をお迎えください。                                              (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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せきとくしゃみの境目「當瀬規嗣解説」

2007-12-27 17:00:00 | 健康・病気

耳に通じる鼻の奥

せきはのどの粘膜についた異物を強い気流で排除し、くしゃみは鼻                           の粘膜についた異物を強い気流で排除する。前回この二つがよく似                           ていると説明しました。刺激される場所が鼻の粘膜が、のどの粘膜                           かの違いだけで反応が異なるのです。実は、刺激となる異物にも共                           通点があります。ほこりは、せきもくしゃみも起こしますね。炎症によ                           る分泌物は、のどでは痰、鼻では鼻水となり、それぞれせきとくしゃ                           みの原因となります。だから、鼻かぜならくしゃみ、のどの風邪なら                           せきになります。ところで、のどと鼻は奥でつなか゛っていますね。と                           すると、のどの粘膜のどの辺りまでがせきになり、どのあたりからく                            しゃみになるのでしょうか?私はこのことについて疑問を持ったので                           すが、医学の教科書に記述は見当たりません。しかし、身近になぞ                            を解く鍵がありました。それは耳かきです。私の亡くなった父は、耳                           かきの最中にくしゃみをしていました。耳の穴には鼻の粘膜と同じ神                           経が通っていて、耳かきで神経が刺激され、くしゃみ中枢が反応する                          ためです。一方、私の末娘は耳かきをすると、せきをし始めます。の                            どの粘膜の穴の神経が共通しているので、せき中枢が刺激されるか                           らです。耳の穴は鼻の奥に通じています。くしゃみの神経もせきの                            神経もここから耳の穴に入ってくるのではないかと考えています。で                           すから、鼻の中の耳の穴があるところが、せきとくしゃみの境目では                           ないか-。私はこうにらんでいるのですが、さて皆さんのご意見は?                                 (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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ガ-デンらいふ「冬の施肥」

2007-12-27 16:00:00 | ガ-デニング

低温管理の鉢物は不要

100_0443 室内園芸を楽しむ季節になりましたが、この時                            期の施肥には、いくつかのタブ-があります。                            低温で管理する鉢物(ツバキやアザレア、クンシ                           ラン、ハゴロモジャスミンなど)に対しては、肥料                           を与えてはいけません。せっかくお休みしているのに、与えてしま                  うと株が疲れてしまうからです。一方、開花中のゼラニウムやニュ-                           ギニアインパチェンスなどに大しては、花を咲かせ続けるための栄養                           が必要なので、即効性の肥料を与えるとよいでしょう。観葉植物は、                           気温の低下とともに生育が緩慢になります。特に休眠中の鉢に肥料                           を与えると、肥料焼けしてしまい、葉が落ちてしまうことがあるので、                           施しすぎには注意が必要です。ある程度の室温がある居間などに置                          いてある鉢には、二千倍程度に薄めた液肥であれば、水やりのときに                          与えてもよいでしょう。本州では庭木を冬越しさせる際、寒肥やお礼肥                          えといって、晩秋から冬にかけて肥料をまくのが一般的のようです。                           しかし、冬の厳しい北海道ではそれをまねてはいけません。なぜ北                           海道に寒肥が必要ないかというと、冬越しの前に花木や果樹などの                           根に肥料が吸収されてしまうと成長が促され、厳寒期の対応が遅れ                           てしまうからです。つまり、耐寒性が失われかねない、ということの                            ようです。(花新聞ほっかいどう)

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タンチョウ岩場に舞う<積丹>

2007-12-27 15:00:00 | 写真

100_0435 国の特別天然記念物タンチョウが、海岸の岩場                           
に飛来する珍しい姿が20日 、後志管内積丹町                           
でみられた。釧路市の阿寒国際ツルセンタ-に                           
よると、道東の海岸では砂浜や干潟でみられる                            
こともあるが、岩場は足場が悪く、タンチョウが飛来するには適し
ていないため、「非常に珍しい」という。このタンチョウは性別
不明の成鳥。今月初めに同町内の牧草地でタンチョウが確認されて
おり、同一の個体の可能性もある。長年、世界のツルを撮影してい
る釧路市の写真家林田恒夫さん(72)は「岩場の水たまりで貝類な
どを捕食するため飛来したと思われる」と話す。タンチョウは近年、
石狩川河口などでも確認されるなど、生息域が広がっているが、
積雪が多い場所は好まないため、積丹での越冬は難しそうだという。

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