゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

腰、痛める前に動きチェック

2007-12-10 17:00:00 | 健康・病気

札幌の専門家ら 予防冊子を作製                                               日常生活の注意・体操交えて解説

000_0470jpg01_3 札幌新川整形外科のリハビリ室長渡辺智弘さん                         (35)=柔道整復師、健康運動指導士=、しもの                           トレ-ナ-ズオフィス(札幌)の霜野昌博さん(28)                           =フィトネストレ-ナ-=らが、腰痛予防のための                          冊子「簡単こし体操」をつくった。

000_0470jpg02_2 日常生活の動作で腰を痛めない方法や、ストレ                            ッチなど役立つ運動を紹介した。冊子の対象は                           現在傷みがない人で、腰が不安だったり、腰をよ                           く使う人。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などあ                          る人や、現在痛みのある人は除く。「痛みのある方は医療機関の受                診を」と助言する。

000_0471_2 渡辺さんによると、生活上の動作で起る腰痛の                           原因は①不自然な姿勢②腰回りの筋肉の柔軟性                          低下③体幹の筋力の衰え-など。

     000_0471jpg03        冊子では、医学やリハビリの立場から家事や除                           雪など九つの日常生活の動作について、腰に良い                         例や悪い例をイラスト付きで説明。さらに、ストレッ                          チ運動や筋力体操を紹介した。文字は大きく、説                          明は簡潔に。イラストは、酪農学園大漫画倶楽部                           が担当した。

000_0471jpg04_2 ストレッチ運動は十四種類。日常生活の各動作の                          前後に行うと効果的なストレッチを1~4種類ずつ                          提示した。筋力を鍛える運動も3種類を盛り込んだ。                         霜野さんは「日常生活でのちょっとした改善が痛み                         の予防につながる」。渡辺さんは「冬は雪かきなどで腰痛の患者が増                          える。痛める前に家庭で実践してほしい」と話している。

※「簡単こし体操」は送料込みで1部1000円。希望者は、発行元の                          札幌の健康・教育コンサルタント会社、ジ-ネット                                      ℡011・222・1331へ。                                                    電話受付は、日曜と祝日を除く午前9時~午後6時。

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転倒予防「日ごろの対策は」

2007-12-10 15:30:00 | 健康・病気

筋トレ励み保護具活用

100_0057 「冬、靴の底滑り止め、頭に帽子、両手は出し                            て歩く」(75歳男性、札幌市)。「テレビを見なが                           らももに力を入れ、台所ではつま先立ちを心が                            けている」(70歳女性、網走管内)。「決して急                            がず、時間には必ずゆとりを持つ」(71歳男性、                           札幌市)。「仲間と週一回体操をしている」(72                             歳女性、十勝管内)                                            札医大と北海道新聞社が昨年、高齢者を対象                            に行った介護予防意識調査で、「転ばない、転                            んでもけがをしないための対策」の答えの一部だ。                            自由記入だったが調査の回答者860人の3割が、                         普段心がけている各自の防止策を書き記した。                            札医大講師の小島悟さん(37)=理学療法学=は「多くの人が、                 工夫している実態が分かった。こうした日ごろからのこころがけ                  が大切」と指導する。転倒しない、転倒してもけがをしないための                 具体策として、小島さんは、からだづくり、環境づくり、けがをしない                            対策づくり-の三つを挙げる。からだづくりは、①柔軟性を高めるス                            トレッチ②力をつける筋力トレ-ニング③安定して立ったり歩くため                            のバランストレ^-ニング-などの運動だ。                                  

           ◇ ○ △

このうち、家庭で簡単にできる五つの下肢の筋力トレ-ニングを、                            小島さんに紹介してもらった=図参照(クリックで拡大)=。「立った                            り歩いたりするときに重要な筋肉、抗重力筋を鍛えましょう」つま先                            上げは、足首を上げときに使う、主にすねの前側の前脛骨筋、もも                            上げは、ももを上げるときに使う、脚の付け根の前側の腸腰筋を、                            それぞれ鍛える。いずれも、転びやすい「すり足」防止につながる。                            つま先立ちは、地面をけって前に進むのに大切な、ふくらはぎの下                            腿三頭筋、ひぞ伸ばしは、立ったり座ったり、階段の昇り降りなどに                            大切な、ももの前側の大腿四頭筋、脚の横上げは、安定して立つの                           に大切な、主に脚の付け根の横の中殿筋の、強化に役立つ。                              運動は「ゆったりとした気持ちで、呼吸を止めずに数を数え、上げ下                           げにそれぞれ三秒ぐらいずつゆっくりと行う。正しい姿勢と、動かして                           いる筋肉を意識することも大事。無理せず、痛みなどがあったらすぐ                           やめること」と助言する。小島さんによると、こうしたからだづくりの運                           動は、地域の保険所などが実施する健康づくり教室や転倒予防教                            室などで教わることができる。    

            ◇ ○ △

二つ目の環境づくりは、家の中の整頓、段差に目印、冬道に砂をまく、                          注意力を高めるなど、転倒につながる身の回りの環境要因を解消する                          ことだという。                                                           三つ目の対策には、転倒によるけがを防ぐ生活用具がある。大腿骨                           を骨折から守る肌着ヒッププロテクタ-は、腰の左右に厚さ1㌢程度                           の衝撃吸収用パットが入っている。小島さんによると、着用者は非着                           用者に比べて大腿骨頸部骨折の発生率が五分の一という海外の報                          告例がある。福祉用具を製造販売する、特殊衣料(札幌)によると、                           価格は七千~八千程度。保護帽子「アポネット」は五年前、札幌で開                          発された。衝撃剤が頭への衝撃を吸収し、けがを防ぐ。「開発当初は                          冬道用だったが、今では室内用やキャップ型のスポ-ツタイプなども                           あり、種類は豊富」と、製造する同社統括部長の藤本欣也さん(51)。                          六千~一万円程度。このほかにも、かかとの部分も含めて足全体をし                          っかりと包む室内履きもある。スリッパと違って簡単には脱げない。                           同社によると、千五百円程度から。これらはいずれも介護ショップなど                           で扱っているという。

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医療関連2題

2007-12-10 12:05:00 | 本と雑誌
医者の書いた医者いらずの話
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2007-09

著者は消化器がんの早期発見に取り組んでいる一線の医師。現在                           は愛知県一宮市の山下病院理事長を務めている。「医師は、日常                            生活の悪い習慣が、がんや心臓病になると説きながら、診療の場で                           の指導・管理が十分でなかった」との反省から、院内向けに原稿を                            執筆するようになった。後に中日新聞にコラムが連載され、1989                            年に出版された。今回、それを加筆、訂正して新たに出版した。「が                           んにならない食べ合わせ」「生活習慣病にならない食生活」など、                            医者にかからずに健康を保つノウハウが分かりやすく語られている。

「がんに効く」民間療法のホント・ウソ―補完代替医療を検証する (シリーズCura) 「がんに効く」民間療法のホント・ウソ―補完代替医療を検証する (シリーズCura)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-07

厚生労働省の研究班によると、がん患者のほぼ半数に当たる45%                           が、健康食品やサプリメント、東洋医学など、西洋医学の治療以外                           の「補完代替医療」を利用している。本書は、がんのさまざまな補完                           代替医療の効果などを、公平な立場で科学的に検証した。住吉氏は                          国立病院機構四国がんセンタ-(松山市)の第一病棟部長、大野氏                          は金沢大大学院医学系研究科補完代替医療学講座の特任准教授。                          著者の検証の結果、特効薬的な健康食品は現時点では存在せず、                           運動療法がよいことが判明したという。信頼できる情報はどこで探し                           たらよいか、補完代替医療を利用する前に確認すべきことなど、正し                           い利用法も解説した。

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