あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

うららかな日

2007-11-25 23:56:02 | つれづれ
風がないからか、気持ちのいい一日だった。

朝からパソコンに向かっていたが、一段落したものの、息詰まりそうだったのとで、久しぶりに自転車に乗って出かけた。が、行き先は思い浮かばず、いつもの日比谷公園にたどり着いた。
噴水を眺めていたら、虹が浮かんだ。それを見た人が声を上げ、その声を聞いた人がまた集まってくる。
砂漠でなくても、人は水を求めていく。その水は、乾いた心を湿らせてくれる…

色鉛筆とスケッチブックを持っていったので、噴水の絵を描いてみた…が、噴水を描くのは難しい。その上、目の前に広がった虹をどのように描けばいいのだろうか、しばし悩んだ。

色鉛筆の後は、水筆を使って水彩画っぽく仕上げる。さあ筆を…とケースの中を見ると…筆がない!
仕上げはあきらめて、帰途についた。

途中、東京駅の前でふと気になった。赤レンガの屋根ドームを、原型に戻す工事が予定されているが、あの屋根と秋の彩りとの組み合わせは、早晩見られなくなる。

写真を撮って帰ろうとすると、おじいさんと孫の2人連れが写真を撮っていた。
せっかくきたのだから…と、余計なお世話で「写真お撮りしましょうか?」と声をかけると、僕に対し気遣うような感じであったものの、その老人は手にしていたカメラを僕に渡してくれた。

フィルムカメラだったので、失敗しないことを祈るばかりだ。