あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

整然と

2007-11-29 20:32:56 | つれづれ
久しぶりに有楽町に来た。別に年末ジャンボ宝くじを買いに来た訳ではない…が、小林幸子さんの衣装のよう(?)にきらめく世界が広がっていた。あの、雑然とした雰囲気が好きだったので、少し違和感を感じる。

都心回帰の流れは「新自由主義」と密接な関係がある…などと知ったようなことを今さら言う気はないが、思い出を蘇らせる鍵はどんどん失われていく…

それとともに、思い出は浄化され、都合のいい部分とか、きれいなものしか残らなくなるような気がする。
でも、それっていいことなの?と、輝きをながめながら思う。
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とても大切なもの…

2007-11-29 08:06:05 | つれづれ
去年の春、駅前で開催されていた植木市で買ったもみじで木が、真っ赤に色づいていた。ほんの数日前は、「あともう少し」という感じだったが、ぐっと冷え込んだせいだろうか…
あとしばらくすると、色づいた葉がいっせいに枝を離れていく。
去年その光景を目にしたときは、正直ショックを受けた。でも、今年は違う。
僅かに膨らんだ芽からは、やがて新しい葉が開く。その姿は、羽ばたく前の蝶のように、弱々しくも美しい。
「落葉樹」という言葉は知っていても、毎年黄金色に輝くいちょう並木に心を奪われていても、深く理解していなかったんだなあ~って、改めて思う。

僕らは、一生の間に得たすべてのものを持ち続けることはできない。いらないものは捨ててしまうし、大切なものも、それは意図的に捨ててしまったり、意図せずに失ってしまったりする。
だが、ものとしては失ってしまっても、心の奥深くにきっと何かが残っている… そう、何層ものフィルターを通り抜けた、「とても大切なもの」が…

今年もあと1ヶ月、そんな「とても大切なもの」が今、すぐ近くで輝きはじめている。
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