乗り換え駅で空を見上げると、暮れゆく青の中にふわっと漂う雲があった。
うっすらとしたその雲をしばし眺めていたが、少し目を離してまた見上げたら、もうどこかへ消えてしまっていた。
永遠などないと、ふと思う。そして、あの雲があった場所にもう一度視線を合わせてみる。空の色は、ゆっくりと深まっていた。
うっすらとしたその雲をしばし眺めていたが、少し目を離してまた見上げたら、もうどこかへ消えてしまっていた。
永遠などないと、ふと思う。そして、あの雲があった場所にもう一度視線を合わせてみる。空の色は、ゆっくりと深まっていた。