あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

黄金率

2008-11-05 21:03:58 | つれづれ
街を歩いていると、色で秋を実感する。さまざまな色の葉が混ざり合うこの季節は、何を描こうか迷いながら、とりあえずパレットに何色もの絵の具を載せてみたときのように、ウキウキとした気持ちになる。

いちょう並木はまだ緑色の葉を湛え、銀杏という少し早いお年玉を与えてくれる。だが、当たりどころが悪いと、かなり癖のある罰になるかな…

彼らの財布が底をつくころ、代わりに葉の黄金率が高まる。それとともに寒さは募るけど、その時もやはり淋しくても、きっとその黄金色は僕の心を温めてくれるだろう。

横顔

2008-11-05 07:17:46 | つれづれ
いまだに恥ずかしがり屋…だと思っている。さすがに、面と向かって俯いてしまうということはないが、長い時間見つめるなど…と、そんな機会もないので、それが難しいことなのかどうかもわからない。

横顔を見つめる…って、じっと見つめていたら怪しまれるが、さりげなく眺めている分には問題ないだろうか。その横顔にハッとして、心を奪われそうになることがあったりもするが、あくまでも「さりげなく」なので、静かに離れていく。

今朝見た花の花びらに、水滴を一滴見つけた。それは、彼女が落とした涙のように見えた。