先日レイトショーに行った際、是枝裕和監督の最新作『奇跡』のポスターが貼ってあった。断片的な情報は掴んでいるものの、どんな話なのかはわからない。
是枝さんの監督第一作『幻の光』を観に行ったのは、この作品がこけら落としだったシネ・アミューズだったが、すでに閉館してしまった。世の中全体がリーマンショックから立ち直った訳ではないが、映画界は単館系の作品が、そして劇場が立ち直れずにいるようだ。
いい作品がなくなったわけではないだろうが、観客も冒険せずに無難な大作を観る傾向だったり、またそうした動きを受け、配給会社も劇場も無難な作品を選びたくなるのだろう。「無難」という言葉が浮かぶ。
さて、『奇跡』は夏前に公開されるそうだ。僕自身に奇跡は望めないが、スクリーンに広がる素敵な奇跡を楽しみにしている。
是枝さんの監督第一作『幻の光』を観に行ったのは、この作品がこけら落としだったシネ・アミューズだったが、すでに閉館してしまった。世の中全体がリーマンショックから立ち直った訳ではないが、映画界は単館系の作品が、そして劇場が立ち直れずにいるようだ。
いい作品がなくなったわけではないだろうが、観客も冒険せずに無難な大作を観る傾向だったり、またそうした動きを受け、配給会社も劇場も無難な作品を選びたくなるのだろう。「無難」という言葉が浮かぶ。
さて、『奇跡』は夏前に公開されるそうだ。僕自身に奇跡は望めないが、スクリーンに広がる素敵な奇跡を楽しみにしている。