あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

改めて、「また明日」

2011-04-16 23:42:14 | 前に進む

ここ数年、庭をほったらかしにしていた。まあ、庭と言っても猫の額ほどだが、そんな庭でも手入れをすればそれなりに楽しめると思い、少し整理し始めた。

だが、始めてすぐにそんな易しいことではないと気づいたものの、後戻りもできない。とりあえず切りのいいところで作業を終え、池袋へと向かった。

Libroに来たのはある本を書うためだが、もう一つ、スタジオジブリが発行する『熱風』を貰いたかった。そう、木皿泉さんの文章が載っているからだ。

今号の特集は『恋愛』で、木皿さんが書かれた『私たちが書きたい「恋愛モノ」』は、その始めに掲載されている。ドラマ『Q10』について書かれている。きっと、スタジオジブリのどなたかがこのドラマに惹かれたに違いないと思い、何だか嬉しかった。短い文章だったが、読み終えると、笑顔と涙とで満腹になった。

そして、宮崎駿さんが新作『コクリコ坂から』の主題歌発表記者会見で東日本大震災について語られたことや、鈴木敏夫さんのラジオ番組で、ピースウインズ・ジャパンの大西健丞さんを囲んで話を聞いた内容なども載っていて、その質量に無料でもらっていいのかと感じる。

少しずつ日常が戻るのと同時に、被災地への思いが薄れてしまわないように。いや、薄れても消えないように、僕も明日もその先も考え続ける。「恋愛」も、その一つかもしれない。今こそ、Q10の「また明日」という言葉が大事だと思える。


少年団

2011-04-16 10:35:35 | つれづれ
朝のさんぽの帰り道、公園に少年野球チームが集まっていた。

この公園で練習をするのではなく、どこかへ試合をしに行くようで、すぐ脇の道には、子どもたちが乗るミニバンに加え、道具を運ぶ軽トラが並んでいて、お父さんたちが談笑していた。

彼らは僕と同じ世代だろうか。違う道を選んだら、土日をこんな風に過ごしていたのかもしれない。

まあ、僕の道は違うな…と、家に戻る。