あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

12年後

2013-09-11 23:23:05 | 立ち止まる
9月11日。東日本大震災から2年半が経過した。テレビでは朝からそのことを報じていた。3月11日から2年半の今日を。

そういえば、9月11日はアメリカ・ニューヨークでの同時多発テロが起きた日で、あれから12年が経過する。あの日、テレビに映し出された映像に衝撃を受け、夜中まで『筑紫哲也 News23』を中心に見続けていた。そして、事件によりアメリカはフリーハンドを得たのではないかと感じた。

実際、アメリカはその後、テロに対する報復としてアフガニスタンを攻撃し、またこの事件との関係が明確でないイラクに対し「大量破壊兵器を持っている」という因縁をつけ、イラクに対しても攻撃を仕掛けた。サダム・フセインという指導者を評価してはいないが、だからと言って攻め込まれ殺されるいわれはなかったと今も思う。

アメリカがイラクに攻め入ろうとする時の日本の首相が小泉純一郎氏だった。彼はわかりやすい言葉で民衆を魅了した。それは「ワンフレーズポリティクス」と呼ばれたが、彼のそのフレーズに日本の大多数が熱狂し、手放しで彼に賛成した。それはまるで、ハーメルンの笛吹き男についていく子どもたちのようだった。そうして僕を含め全ての日本人はイラクの人たちを殺した。

今でもあの事件の裏には陰謀があったのではないかと思う。正当性が疑われた大統領選挙で当選した子ブッシュはあの事件の後に急激に支持率を回復し、その後2期に渡り政権を担った。思うに、彼自身はその陰謀の中には加わっていなかったのではないだろうかと思う。取り巻きが仕組んだ舞台で、何も知らずに「英雄的大統領」を演じていたように、今見ると思える。まあ、これは憶測だけど、こうした筋書きではなくとも、ネットで検索すればさまざまな陰謀説が見つかる。

今、シリアで起きている状況やシリアを取り巻く状況に対して、僕はイラクの時のような想いを抱いていない。それは、あの時とは違うということなのか、それとも、自分が変わってしまったのか。けれども、ロシアによる仲介案が出て安堵した。やはり、殺し合いで解決することはない。そう思う。これからも同じようなことを繰り返すのかもしれないが、そう思う。

9月10日(火)のつぶやき

2013-09-11 03:50:30 | つぶやき

今朝はすんなりと起きて散歩に出ることができた。途中、こんな空を見かけ少し足を止めたりしたので、ゆっくりとしたペースかな。では、一旦家に戻ろう。 pic.twitter.com/dOTH9KM0Ds


旅のことを考えていた。異国で悲しい事件があったけど、それでも旅は必要だと思う。 goo.gl/0qXna9