ある日、久々に入手したスタジオジブリの『熱風』に落合博満さんの名を見かけ、さらに彼が映画について書いていると知り、意外だなと思った。まあ、彼についてはプロ野球選手として、そして監督として活躍したという程度の認識しかなかったが、その記事を読んで彼の別の一面を知った。そして、その記事を楽しんだ。
その連載が単行本となっていたのを書店で見つけ、即座に買い物かごに入れたのは先月だっただろうか。そして、先々週くらいからようやく読み始め、ついさっき読み終えた。
偉そうな言い方だけど、なかなか引き込まれる内容だった。選手としても監督としても結果を残した方が書いたものだからと思った。ところどころにご自身の野球生活にラップする部分があったが、野球も映画も人を魅了するものという意味では共通しているということもあるだろう。選手としても監督としても結果を残した人は他にもいるが、小人が札束の下駄を履いた○○球団とは違う。
○○批判は別の機会にするとして、落合さんの映画に対する嗜好は僕とは違っていたが、共感できるところも多かった。特に、日本映画について語る回では、編集部から課題として挙げられたとはいえ、『阪急電車』や『ディア・ドクター』、そして『桐島、部活やめるってよ』に対し好意的なコメントを寄せられていることが嬉しかった。そして、残酷なシーンをリアルに描く映画に対する批判にも共感した。ただ、僕自身は園子温監督の作品を見たことがない。食わず嫌いかもしれないけど、これからも見ないと思う。
ところで、「戦士の休息」と言うと町田義人さんが歌った『野性の証明』の主題歌を思い出すが、この作品について触れた個所はなかった。まあ、それはそれでいい。
落合さんの新しい映画評を読んでみたい気がする。そしてまたいつかどこかのチームで指揮を執る姿を見たいと思った。
その連載が単行本となっていたのを書店で見つけ、即座に買い物かごに入れたのは先月だっただろうか。そして、先々週くらいからようやく読み始め、ついさっき読み終えた。
偉そうな言い方だけど、なかなか引き込まれる内容だった。選手としても監督としても結果を残した方が書いたものだからと思った。ところどころにご自身の野球生活にラップする部分があったが、野球も映画も人を魅了するものという意味では共通しているということもあるだろう。選手としても監督としても結果を残した人は他にもいるが、小人が札束の下駄を履いた○○球団とは違う。
○○批判は別の機会にするとして、落合さんの映画に対する嗜好は僕とは違っていたが、共感できるところも多かった。特に、日本映画について語る回では、編集部から課題として挙げられたとはいえ、『阪急電車』や『ディア・ドクター』、そして『桐島、部活やめるってよ』に対し好意的なコメントを寄せられていることが嬉しかった。そして、残酷なシーンをリアルに描く映画に対する批判にも共感した。ただ、僕自身は園子温監督の作品を見たことがない。食わず嫌いかもしれないけど、これからも見ないと思う。
ところで、「戦士の休息」と言うと町田義人さんが歌った『野性の証明』の主題歌を思い出すが、この作品について触れた個所はなかった。まあ、それはそれでいい。
落合さんの新しい映画評を読んでみたい気がする。そしてまたいつかどこかのチームで指揮を執る姿を見たいと思った。