昨日民宿でいただいたお米と、その他いろいろを宅配便で家へと送った。荷物がだいぶ軽くなったが、まだ重い。旅の共に持ってきたあの本があった…
あと少しで2章を読み終えるので、朝食をとってから、部屋に備え付けのコーヒーを飲みながらページをめくっていった。
駅に向かう前にもう一度川を見たいと思い、反対方向に向かった。
ふとわき道を覗くと、子犬を散歩させる…というか、子犬に引っ張られているようなこどもがいた。気になって近づいてみると、犬は右足をかばいながら歩いている。理由を尋ねると、彼女は犬の足の裏を見せてくれた。どうやら伸びた爪の影響らしい。
「これから公園に散歩に行く」と言っていたが、一人寂しく駅に向かう僕に哀れみを感じたのか、しばらくつきあってくれた。手綱をもつれさせながら歩く犬に「こいつ、バカやから」と言いつつ、その言葉には犬に対する愛情が感じ取れた。
この本を持ってこなかったら、もしかしたらなかったであろう出会いを、しばし楽しんだ。
あと少しで2章を読み終えるので、朝食をとってから、部屋に備え付けのコーヒーを飲みながらページをめくっていった。
駅に向かう前にもう一度川を見たいと思い、反対方向に向かった。
ふとわき道を覗くと、子犬を散歩させる…というか、子犬に引っ張られているようなこどもがいた。気になって近づいてみると、犬は右足をかばいながら歩いている。理由を尋ねると、彼女は犬の足の裏を見せてくれた。どうやら伸びた爪の影響らしい。
「これから公園に散歩に行く」と言っていたが、一人寂しく駅に向かう僕に哀れみを感じたのか、しばらくつきあってくれた。手綱をもつれさせながら歩く犬に「こいつ、バカやから」と言いつつ、その言葉には犬に対する愛情が感じ取れた。
この本を持ってこなかったら、もしかしたらなかったであろう出会いを、しばし楽しんだ。