先日ふと立ち寄った最寄り駅の駅ナカ書店で一冊の文庫本を買い求めた。中身はわからなかったが、帯のコピーと表紙のイメージ、そして、「有川浩」という作者の名前が頭の中できれいに並び、あとは迷うことなくレジへと向かった。
去年読んだ『阪急電車』がおもしろくて、その後彼女の他の作品も読んでみたいと思いつつ、なかなか気になる作品に巡り会えず、巡り会おうともしなくなっていた。
『レインツリーの国』は、青春時代に読んだ作品のラストが心に引っかかった男女がネットを通じて出会い、互いに惹かれつつ傷つけあい、それでも…といった恋愛小説だ。
互いの心を隔てる壁となってしまうことが設定されているが、内容や程度は違うものの、誰もが抱えているものだと思った。主人公の2人がそんな壁を行きつ戻りつしながらもそれを乗り越えていく姿に心動かされた。
ここしばらく人を好きになることに臆病になっていたけ僕にとって、この本との出会いは意味があったのだと思うが、まずはあの人にこの本を薦めてみよう。
去年読んだ『阪急電車』がおもしろくて、その後彼女の他の作品も読んでみたいと思いつつ、なかなか気になる作品に巡り会えず、巡り会おうともしなくなっていた。
『レインツリーの国』は、青春時代に読んだ作品のラストが心に引っかかった男女がネットを通じて出会い、互いに惹かれつつ傷つけあい、それでも…といった恋愛小説だ。
互いの心を隔てる壁となってしまうことが設定されているが、内容や程度は違うものの、誰もが抱えているものだと思った。主人公の2人がそんな壁を行きつ戻りつしながらもそれを乗り越えていく姿に心動かされた。
ここしばらく人を好きになることに臆病になっていたけ僕にとって、この本との出会いは意味があったのだと思うが、まずはあの人にこの本を薦めてみよう。