昨日、今日で、今日までの「ちりとてちん」4話を観た。
休み時間にあちこちのブログをちら見しながら、回想シーンが多いということは知っていた。
何となく否定的な見方をする人もいるだろうが、僕はそうは思わなかった。
喜代美=若狭が「おじいちゃんに会えた」と言う台詞に、漠然とおじいちゃんと師匠をつなぐのは落語だとしか考えていなかった。だが、回想シーンを通じて、師匠はおじいちゃんが箸を研ぐように、彼女を磨いていったということに気付いた。
それから数秒して、師匠の台詞からそれが伝わってきた。
小次郎や奈津子との会話を楽しむ師匠のシーンは、脇役にスポットライトを当てつつ、そこから喜代美を浮かび上がらせている。そんな贅沢な描き方ができるのは、単にNHKだからという訳ではないだろう。
人は一人では生きていけない。そして、亡くなった後も、その人の思い出を大切にしている人たちがいれば、この世から全く消えてしまう訳ではない。
…と、こんな日に一人で考えている。
休み時間にあちこちのブログをちら見しながら、回想シーンが多いということは知っていた。
何となく否定的な見方をする人もいるだろうが、僕はそうは思わなかった。
喜代美=若狭が「おじいちゃんに会えた」と言う台詞に、漠然とおじいちゃんと師匠をつなぐのは落語だとしか考えていなかった。だが、回想シーンを通じて、師匠はおじいちゃんが箸を研ぐように、彼女を磨いていったということに気付いた。
それから数秒して、師匠の台詞からそれが伝わってきた。
小次郎や奈津子との会話を楽しむ師匠のシーンは、脇役にスポットライトを当てつつ、そこから喜代美を浮かび上がらせている。そんな贅沢な描き方ができるのは、単にNHKだからという訳ではないだろう。
人は一人では生きていけない。そして、亡くなった後も、その人の思い出を大切にしている人たちがいれば、この世から全く消えてしまう訳ではない。
…と、こんな日に一人で考えている。