理由

今朝、イベント会場に向かう電車に、途中駅から三組の親子連れが乗ってきた。その瞬間、眠気に包まれた車内がパッと明るくなったような気がした。

男の子２人はさっそくドアの前に立ち、枕木に書かれた暗号のような印の解読を始めた。それにつられて女の子も窓の外に目をやる。その姿が何とも微笑ましかった。

イベント会場には、お客さんや出店者さんの子どもたちがたくさん訪れていた。今回は直接彼らとふれあうポジションではなかったが、その笑顔に、その泣き顔に励まされているような感じがした。

でも、今日まで頑張れたのは、それだけが理由ではない。それは、素敵な仲間たちに囲まれているからなのだろう。

Help!

先週末に風邪を引き、一向に良くならない。忙しくはないものの、月末月頭でやらなければならない仕事があり休むこともできず、市販の薬だけでは治らないことはわかっていても、誤魔化しながら過ごしていた。

今日は夏のイベント初日。何とか間に合わせたかったが、咳は昨日よりひどくなっているようで、昨夜、雨に打たれながら事前作業をしたのも影響しているのだろうか。

そんなこんなで、今朝は薬に加え、普段はめったに飲むことはないドリンク剤を合わせた。
疲れたときに飲む人も多いと思うが、どうもおっさんくさい感じがして嫌いだ。とはいえ背に腹は代えられず、助けを借りることにした。

まあ、僕もそんな歳なんだなあと、ちょっぴり寂しく思いつつ、今日、明日を楽しもう。

底打ち感

今日から７月。もう夏が目の前まで来ているが、ウキウキした気分とはほど遠く、それはまるで今朝の空のようだ。

昨日で契約満了となり職場を去っていく人が何人かいた。景気が底を打ったと世間では言っているが、こと雇用情勢を見るかぎり、その見方は現実とは距離があるようだ。

百年に一度の混乱なのだから、今までのやりかたではなく、いっそみんなシャッフルしてしまう位の対応が望まれる。
さらに、ワークシェアリングやワーク・ライブバランスといった施策を進めていけば、混乱も捨てたものでもないに、やはり数字の力は強いのか。

その先の光はまだ見えない。