運転免許証の更新をする。車を手放して12年ほどになるが、どういうわけか免許証がゴールドではなかった。今回、晴れてゴールドになり、車を滅多に運転しないのにゴールドではないという不可思議な現象が解消した。
よく「いくら自分が気を付けていても事故というのは相手のあることなので、ある確率で起こるものだ」というようなことを耳にする。しかし、ある地方都市在住の私の伯父は毎日通勤で運転し、車なしでは生活に支障をきたすというようななかにあって50年以上に亘って無事故無違反を続けている。私の従兄がその伯父の居住区域を管轄する警察に勤めていることもあって迷惑をかけてはいけないという緊張感もあるだろうし、持って生まれた身体能力の高さもあるだろうが、ほんとうに気を付けていれば事故を回避できるということの生事例といえよう。
翻って私自身だが、身を引き締めて運転してきたとは言えない。特に高速のような信号も歩行者や自転車もいないような道路では不注意なこともままあったのは事実だし、違反を取られた大半の事例は高速道路走行中のものだった。それで、今回の更新へ向けては万全を期した。よく旅行に行くとレンタカーを利用するのだが、今月の奈良では車の運転を控えた。運転しなければ違反のしようがない。
それにしても、我ながら己の小ささに呆れ果ててしまう。