熊本熊的日常

日常生活についての雑記

さそり座の女

2009年04月27日 | Weblog
1月に帰国して、帰国に伴う一連の事務手続きを終えて一段落した今月初旬に、社会保険事務所から国民年金の納付書類が届いた。ロンドンにいた1年4ヶ月の間、国民年金保険料が未納になっていたので、その請求である。今日はその16ヶ月分のうちの1ヶ月分を近所の郵便局で納付してきた。

自分が年金を受給する年齢に達する頃、この国の年金制度はおそらく破綻していて、結局は年金などもらえないのではないかと危惧している。それでも国民年金の保険料を負担するのは国民の義務なので納付拒否というわけにもいかないだろう。

先日、定額給付の申請書が送られてきたので申請をしたのだが、こちらは申請しないともらえないようになっている。確定申告も、たとえ税金の還付を受けることができる状況であったとしても、申告しなければその還付は受けることができない。

徴収は確実に支払は渋く、というのがこの国の行政実務の基本原則だ。徴収された税金等に見合うだけの行政サービスを国民が享受しているのかどうか知らないが、こうして毎日無事に暮らしているのだから、国家としては一応機能しているのだろう。

国民年金保険料を納付するのに立ち寄った郵便局で自分の順番を待つ間、ふと脳裏に歌謡曲が流れた。
「…あなたはあそびの つもりでも
地獄のはてまで ついて行く…」

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