熊本熊的日常

日常生活についての雑記

とりあえずの年度末

2012年03月27日 | Weblog
陶芸は面取りの壷の削りに終始。面あるいは稜線をきれいに際立たせることに主眼を置いて作業をしているので、鉋だけでなく木工用の目のうんと粗い鑢も使う。こういう鑢の使い方があったのかと新鮮な気分になる。最終的な仕上げまでもっていくには土がやや柔らかいので、ある程度のところまでにして残りは来週。来週からは夜のクラスになる。平日昼間の習い事は陶芸を含め、木工、茶道、コーヒーなど最盛期には4つあったが、コーヒーはロンドン赴任前に一応の卒業となり、木工と茶道は昨年12月の解雇を機にやめることにしたので、今は陶芸一本だ。今ちょうど新しい技法の練習に入ったところなので、同じ先生で続けようとすればこれまでと同じ日で時間を夜にするよりほかに選択肢が無かった。勤めの都合で夜の時間帯も出席が難しいようであれば、別の先生につくことになる。この先、どのように技能の習得と向上を図り続けるかということが目下最大の課題だ。もっと他に悩むことは無いのかと思われるだろうが、自分のなかではこれがいろいろにつながってくる予定のことなので、やはり大きな問題なのである。

陶芸教室からの帰り道、大型書店に立ち寄ってアントニオ・タブッキの作品を5冊買い求める。いったい本当に読むだろうかと自分でも思うのだが、著者が亡くなると版を重ねることがなくなって読みたくても読めなくなるというようなことになりかねないので、売り場の棚に並んでいたものをとりあえず入手しておいた。今日買ったのは以下の作品。
『逆さまゲーム』須賀敦子訳 白水社
『遠い水平線』須賀敦子訳 白水社
『供述によるとペレイラは…』須賀敦子訳 白水社
『他人まかせの自伝』和田忠彦/花本知子訳 岩波書店
『時は老いをいそぐ』和田忠彦訳 河出書房新社

夜、ずっと気になっていた近所のピザハウスに行ってみる。ピザハウスというより、あてに手作りのピザを出す飲み屋という感じだった。常連客は近所の自営業者が中心で私のような酒を飲まない一見客は居心地がよくなかった。でも、気になっていたことが解消して気分が良かった。

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