陶芸(科目名は「工芸3」)のスクーリングは後半に入った。前半の3日間は、午前中に技法説明があり、午後は各自が実技に取り組むという形式だった。今日からは終日実技だ。最終日の土曜は午前中が実技で午後は講評と掃除という予定だそうだ。前半の3日間で作ったのは写真の7作品。4作が手捻りで、2作が紐、1作が板作りである。普段は加飾をしないのだが、今回は授業なので、技法説明のなかで言及されたことのいくつかは実技に反映させているつもりである。今日は午前中に写真のなかの一番左にあるひょうたん型の器に片桐彫りを施した。面取りとか片桐彫りといった加飾には、粘土にある程度の厚みが必要なのだが、このひょうたん型の器は厚さがそうした彫りに都合の良い状態だったのと、今回の技法説明のなかでも触れられていたので、さっそく試してみたかったのである。すっきりとした縦縞にせずに、彫を左右交互に短めに入れたのは、彫りによって肉厚が薄くなる部分をバランスよく分散するためである。また、球状の器を眺めていて、ふと、ミラーボールが思い浮かんだ所為もある。後ろにある器にも片桐彫りを升目状に施した。これも同じく強度を保つために彫りを分散することを意識した。右の高い筒状の器の線彫りは、焼き栗に付いてきた皮むきを使って彫った。その筒の左隣の背の低い筒状の器と、片桐彫りのふたつの器の間にある丸い穴のたくさん開いた器にある線彫りも栗むきで施した。
今日は、この写真にある器の加飾に多少手を加えたほか、あらたに紐作りや手捻りで4つの器をこしらえた。スクーリングは今日から後半に入り、今日を含め残り3日間となった。このスクーリングでの課題は「物入れ」の制作で、最終的には35×40cmの棚板に乗せることのできる大きさや量で高さ20cm以下という制約がある。与えられた粘土は並信楽10kgなので、所定の容量に収まりきれないほどのものを制作することができる。そこで、できるだけたくさん作って、そのなかから評価の対象にするものを自分で選んで提出するつもりでいる。
それにしても、今日も暑い。帰りに鷹の台駅前にあるDORIYANという洋菓子屋の店先に翻っていた「氷」の旗に吸い寄せられるように、店内の喫茶コーナーに入り、宇治金時アイスクリーム乗せをいただいた。ゆっくりと製氷したという特製氷をつかっているとのことで、上品な味のかき氷だった。
今日は、この写真にある器の加飾に多少手を加えたほか、あらたに紐作りや手捻りで4つの器をこしらえた。スクーリングは今日から後半に入り、今日を含め残り3日間となった。このスクーリングでの課題は「物入れ」の制作で、最終的には35×40cmの棚板に乗せることのできる大きさや量で高さ20cm以下という制約がある。与えられた粘土は並信楽10kgなので、所定の容量に収まりきれないほどのものを制作することができる。そこで、できるだけたくさん作って、そのなかから評価の対象にするものを自分で選んで提出するつもりでいる。
それにしても、今日も暑い。帰りに鷹の台駅前にあるDORIYANという洋菓子屋の店先に翻っていた「氷」の旗に吸い寄せられるように、店内の喫茶コーナーに入り、宇治金時アイスクリーム乗せをいただいた。ゆっくりと製氷したという特製氷をつかっているとのことで、上品な味のかき氷だった。