あけましておめでとうございます
昨年は勤務先でそこそこの規模の人員整理があり、今年はオフィスの移転が予定されています。少しずつ事業規模を縮小するのでしょう。もう年齢が年齢なので自分にとってはどうでもよいのですが、貴重な金蔓であることには違いないので少しでも長く利用できるよう念じております。時にあたふたすることもありますが、生きるというのはそういうものでしょう。
今年も4月に作品展を予定しています。作風は簡単には変わりませんが、少しでも新しい要素を盛り込みたいとは思っています。近いうちに案内状を差し上げます。お目にかかるのを楽しみにしています。
昨年は短歌の勉強をはじめました。講演のようなものを聴いたり、通信教育を受講したり、短歌の雑誌に投稿したり、というようなことをしています。死ぬまでに歌を通じて友だちができたらいいなと思っています。
新しい年が愉快な年となるようお祈り申し上げます。
令和2年元旦
今年はこんな感じの文面の年賀状を書いた。積極的に書いたのではなく、いただいたものへの返信に書いたのである。年賀状に限らず、通信というものは何事かを誰かに伝える行為である。紙切れに意味不明のものを書いて「よろしくお願いします」と言われても、何が言いたいのかわからない。「あなたとの付き合いはこの程度のものなんですよ」と雄弁に語りたいのならまだしも、儀礼の意味で書いているとしたら失礼極まりない、と思うのである。それで数年前から年賀状というものを書くのを止めてしまった。それでも頂いたものには返信をしないといけないと思い、本文から宛名まで手で書いている。印刷をしたりスタンプのようなものを押したりというのことは一切しない。そうすると自然にいただく年賀状の枚数は減る。或る程度まで減って、あとは一定数が維持される。ざっと10-15枚程度だ。手書きにはちょうどよい枚数に落ち着く。うまくできているものだ。こんなふうにして自然に心地よい環境が出来上がるのだろう。