花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

サワテラシにこがれて古賀志山

2014年04月23日 21時00分21秒 | アウトドアー

古賀志山の559メートル峰の断崖に咲くヒカゲツツジ
日陰ツツジを栃木の地元では、「サワテラシ」と呼ぶという。
おそらく、暗い沢の崖に咲く黄色いツツジは、谷間を照らす光の様に
感じたのであろう。
ヒカゲツツジよりも、そちらの呼び名の方が、遙かに情緒あふれる
感じて、私は好きである。


559メートル峰の北側の岩場は、ヒカゲツツジ(沢照らし)の大群生地で
しかもアカヤシオも群生している。










アカヤシオの咲き残りとヒカゲツツジのコラボ

古賀志山には、昨年も花友と登り、地図に載っていない謎道が無数にあって
地元の登山者に聞き、中尾根コースを歩いて、ようやく559メートル峰に
たどり着けたのだった。

今回は、花友とは同行出来ず、平日に単独で登に行った。
往路は、昨年とほぼ同じ中尾根コースで、559メートル峰の直前で右の谷に
下り、石がごろごろする荒れた林道を。谷沿いに登って、559メートル峰の
北の急斜面を登る計画だった。

ところが、無数に有る踏み跡に惑わされ、ヒカゲツツジの群落の中を登るつもりが
一つ手前の岩場を登ってしまい。前日の雨で滑る岩場に悪戦苦闘したのだった。