茨城県の城里町の林道に咲くイチリンソウ(一輪草)
城里町には、うぐいすの里というのが有るのだが、離れているせいか
うぐいすの声は聞こえない。そのかわり
渓流の涼やかな音を消すように、山の中の釣り堀からガンガンと演歌が
流れてくる。
釣りは静かにするものだと思っていたが、大音量の演歌は客寄せなの
だろうか。
天気は下り坂だというが、イチリンソウとタチガシワの花が見たくなって
城里町までドライブした。
時間の制約が有るので、林道を歩いて花のある場所に直行した。
ニリンソウの群落に紛れるようにして、イチリンソウが咲いていた。
タチガシワの花
満開のタチガシワ
一株だけ蕾を持った花が咲いていた
だらだらと登山道を登ると、数株のタチガシワが小さく
花を付けていた。
筑波山のキャンプ場で、初めて撮影したが、その株が崩れて
流されて以来、なかなか撮影出来ない花となっていた。
群馬の鳴神山にも有ったが、県内で簡単に見られる場所が
有るのは嬉しいことだ。
見たかった二つの花を見たので、心に余裕が出来たのか
たった一輪咲いていたヤマブキソウやレンプクソウの花も
見つけ出すことが出来た。
ここが北限だというコジキイチゴの花を探す時間が無かったが
ねらいが当たって、にんまりしながら家路についた。
ヤマブキソウの花(もしかするとホソバヤマブキソウかも)