今回は昔で言えば備後の国 尾道市をデジカメ散歩でっせ。
尾道市=おのみちし と読みまんねんで。
現在は工業地帯が出来て福山市の方が大きくなりましたけど
鉄ちゃん爺やが学生時代には、尾道市が備後の国の中心でしたんや。
尾道市 人口=13万9千人
(JR山陽本線 尾道駅舎) (国道2号線から撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
JR尾道駅の前は国道2号線が東西に走ってまんな。
尾道市は向島(むかいしま)や因島(いんのしま)などの島々
新興住宅街として発展する東尾道駅付近など、おますんやけど。
なんといってもJR尾道駅・東側の旧町が観光客のお目当てですわ。
戦争中の空襲も受けなかったので独特の風景が残ってますんや。
(林芙美子の像)
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尾道と言えば林芙美子が小学生から高等女学校卒業まで過ごした
想い出の街であり、文学に芽生えた街なんだって。
戦前ではおますけど「放浪記」が代表的な小説でしたかな。
(尾道 本通り商店街)
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この商店街は江戸時代までの西国街道沿い出来たんだって。
なんとなく歩いていたら「芙美子記念館」を発見しましたで。
(芙美子記念館) (尾道市 本通り商店街)
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(林芙美子の部屋)
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九州から逃げるようにして両親と尾道にやってきたとか。
ここで小学校は2年遅れで卒業した後、先生の勧めで
高等女学校を卒業するまで住んだ家が保存されてますな。
東京の新宿区落合に「林芙美子記念館」が別に存在するので
ここは「芙美子記念館」と区別してるんかもしれまへん。
それじゃ「坂の街」らしい処へ向かうことにしまひょ。
(JR山陽本線を 歩道橋で渡ります)
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尾道市の旧町は国道2号線とJR山陽本線が山裾を走っていて
そこからは千光寺山や西国寺山の斜面を登ることになりますんや。
でも尾道市が「古寺めぐり」の標識を設けてくれてますんで
迷う事もなく石畳の坂道を登ったり下ったりしますんや。
(尾道市 坂の街 石畳の街)
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(古寺めぐりの 道標)
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まずはJR尾道駅から歩いて一番近いお寺から紹介しまひょ。
このお寺は地元では「花の寺」と呼ばれ紫陽花が奇麗んだって
まあ~ 訪れたのは7月でっさかいに、もう萎んでましたけど。
(浄土宗 持光寺=じこうじ)
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(持光寺 本堂)
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このお寺には尾道市にある国宝三つの内で一つが保存されているとか。
でも秘仏の普賢延命菩薩像だそうで拝観はできまへんでしたわ。
(次のお寺へを示す 道標)
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次ぎは第12代横綱 陣幕久五郎さんのお墓がある「光明寺」でっせ。
何せ尾道市には旧町だけで古寺が25カ寺も残っているのには驚き!
室町時代頃のお寺が多く残ってますな。
(浄土宗 光明寺=こうみょうじ 本堂)
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(第12代横綱 陣幕久五郎の 手形のついた石碑)
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25カ寺も廻ったんじゃ日が暮れて仕舞いまんな。
お寺はこれぐらいにして尾道は「文学の街」でっさかい
そちらの方へ足を向けまひょ。
(文学の館 志賀直哉旧居 標識)
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(志賀直哉旧居)
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志賀直哉は1912年(大正元年)の秋から半年ぐらいしか
この尾道の旧居には住んでないんだそうですわ。
でも唯一の長編小説である「暗夜行路」にここから眺める
風景や千光寺のことが書かれているので有名になったとか。
一度しか読んだ事ないんで内容は忘れてしまってますわ。
確か志賀直哉の心境小説だとも言われてまんな。
(文学の館 由来が書かれた掲示板) (入館料300円)
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先を急ぐので志賀直哉の旧居を外からデジカメで写しただけで
石畳の坂道へ戻ることにしましたんや。
(見覚えのある風景)
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朝の連続ドラマ「てっぱん」の場面だったかしら?
それとも観光用のパンフレットだっのか、忘れたな~
でも~ 尾道が「坂の街」を称する風景には十分でっしゃろ。
(曹洞宗 天寧寺=てんねいじ 三重塔)
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(しまなみ海道五十三次のスケッチ) (平山画伯)
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デジカメを構えていたら、茶坊のお婆さんが声を掛けてくれましたんや。
ここで有名な画家さんが三重塔をスケッチされたんですよと。
聞かなかったらパネルを見落として通過してたかも知れまへん。
(曹洞宗 天寧寺=てんねいじ)
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正面へ廻ったんですが、この日は檀家さんのお葬儀をやってましたんや。
まさか、デジカメで写すのは失礼だと本堂の前から退散したんですわ。
(天寧寺=てんねいじ 三重塔)
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この三重塔は朝の連続ドラマ「てっぱん」や色んな映画にも必ず出てくる
尾道を代表する風景の一つだと言われてまんな。
小津安二郎監督もスクリーンの中で使っておられたと記憶するね。
(奥の方に 古い建物を利用した 喫茶店)
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(坂の街から しまなみ海道 新尾道大橋を撮影)
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「しまなみ海道」は左手の尾道市から主な島伝いに愛媛県の今治市まで
最近はサイクリングで抜けたり歩いて渡るツアーが人気なんだって。
自転車は「しまなみ海道」を渡るのに500円が必要だったんでっけど
鉄ちゃん爺やが大阪へ戻る直前に無料で走れるようになったとか。
今回、鉄ちゃん爺やが本命とした千光寺公園へ行くことにしますかな。
標高142mのたいした山じゃないけど千光寺山ロープウエィで行きまひょ。
(市営 千光寺山ロープウエィ 山麓駅)
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鉄ちゃん爺やが前回に尾道市を訪れたのは1962年(昭和37年)でした。
その時にも、このロープウエィは既に運転をしてましたんや。
最近にリューアルされたようで車両も新しくて約3分で山頂駅に到着でした。
(千光寺山 山頂の展望台) (屋上は無料)
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ここから眺める尾道市内と尾道水道と呼ばれる海峡を挟んだ対岸の風景。
向島(むかいしま)との展望を見たかったのが、わての願望でしたんや。
(展望台から 向島 & 尾道市街地)
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尾道水道は幅が500mぐらいかしら? 川のように見えまっしゃろ。
でも~ 正真正銘の瀬戸内海である海の一部でっせ。
対岸が向島(むかいしま)で尾道側に沿って昔から造船業などが盛んで
この画像の向こう側を「しまなみ海道」が通っているんですわ。
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画像の中央で一番高く見えるのが高見山(標高283m)でっせ。
ここに登れば瀬戸内海の島々と対岸に四国山脈がみれるんだって。
あの山の手前を「しまなみ海道」が通っていて右手が因島になりまんねん。
(しまなみ海道&新尾道大橋 方向を自分撮り)
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(展望台から 向島&尾道市の西側)
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展望台の2階にレストランがあるので休憩していきまひょ。
ここから景色を眺めながらラーメンでも食べますかな。
(昼食は 尾道ラーメン たこ天入り)
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尾道ラーメンにトッピングでたこ天を追加したんですわ。
尾道ラーメンは小魚の出汁で味を付けて醤油味に背油とか
詳しくは知りまへんが、お腹が空いてたんで美味しかったでっせ。
これから「文学のこみち」を散策してみることにしましたんや
25人の文人の句碑や小説の一節を千光寺山の自然石に
刻んで尾道の文学にふれられる小道として作られたようでんな。
これも尾道市・市制100周年の事業だったんだね
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歩きはじめは3~4人の句碑を見たら引き返すつもりでした。
やはり志賀直哉と林芙美子の分だけは写そうと考えた次第。
(徳富蘇峰 漢詩の歌碑)
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(正岡子規の句碑)
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(十辺舎一九の 文学碑)
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十辺舎一九は山陽道を歩いて尾道にもやってきたんだ。
弥次喜多道中の東海道五十三次は有名だけどこれは知らないな?
(林芙美子 放浪記の一節 文学碑)
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「放浪記」の文面にデジカメの露出合わせたので背景が白トビしたね。
本当は句碑の向こう側は尾道水道と「しまなみ海道」を見下ろす
一番良い処を選んで置かれたように感じたけど。
(志賀直哉 暗夜行路の一節 文学碑)
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気が付いたら「文学のこみち」に熱中して千光寺のお寺まで来ましたがな。
赤い朱塗りの本堂をロープウエィから写すだけで良いと考えてましたんや。
下りの道だったんで、その気になって歩き過ぎましたかな。
(真言宗 千光寺)
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考えたら尾道で25カ寺もある中で「千光寺」はやはり一番有名でっしゃろ。
文人の小説や俳句にも載せられているお寺、デジカメで写せて正解としまひょ。
(松尾芭蕉の 句碑)
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この俳句は松尾芭蕉の作なのかしら? それとも立札に書いてある
松尾芭蕉を偲んで100回忌に別人が詠んだものなのかしら?
ここで「文学のこみち」は折り返しでロープウエィの山頂駅を目指して
今度は登って行くことになるんで思案六歩したんですわ。
この暑いのにお茶も持たずに歩くのはヤバイと考えて下山することに。
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(千光寺の境内から 新尾道大橋 & 尾道水道)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
展望台から眺めたアングルと比べたら半分ぐらい降りてまっしゃろな。
このまま、千光寺道を下まで歩くことにしましたんや。
(千光寺道から 天寧寺の三重塔を撮影)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
このアングルも観光用の写真で見覚えがおますな。
振り返ったらロープウエィが千光寺の上空を通過するところでしたわ。
デジカメを取りだしてそのまま、シャッターを押したのがこの画像。
(千光寺山ロープウエィ & 千光寺のお寺)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
(JR千光寺踏切から 千光寺道を振り返る)
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やっと元の本通り商店街まで下りてきましたわ。
こんな石碑を発見したので撮影
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江戸時代には安芸の浅野家が備後の国も西半分は所有していたんだね。
ここに奉行所を設けて商人や港を管理していたんだと書かれてましたで。
同じ尾道でも手前のJR東尾道駅辺りは福山藩の所領だったとか。
(尾道市内 本通り商店街)
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7月7日の七夕から10日以上過ぎているんだけどな~
なんで七夕飾りが残してあるのかは聞き忘れましたんや。
(尾道市の 消火栓)
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尾道のホテルに泊るんだったら、もっと見物したんだけど。
娘から夕方の5時には帰ってと頂戴との事。
普通電車しか走ってないJR山陽本線だから次ぎの糸崎駅駅で乗り換え。
JR広島駅まで戻るにしても2時間近く掛かるんですわ。
(JR広島駅前にて 自分撮り)
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これで本日はお仕舞いとさせて貰いまひょ。
次回は広島県の呉市を二度目の訪問でしたが、紹介しまっさ。
ほんじゃ、さいなら~
尾道市=おのみちし と読みまんねんで。
現在は工業地帯が出来て福山市の方が大きくなりましたけど
鉄ちゃん爺やが学生時代には、尾道市が備後の国の中心でしたんや。
尾道市 人口=13万9千人
(JR山陽本線 尾道駅舎) (国道2号線から撮影)
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JR尾道駅の前は国道2号線が東西に走ってまんな。
尾道市は向島(むかいしま)や因島(いんのしま)などの島々
新興住宅街として発展する東尾道駅付近など、おますんやけど。
なんといってもJR尾道駅・東側の旧町が観光客のお目当てですわ。
戦争中の空襲も受けなかったので独特の風景が残ってますんや。
(林芙美子の像)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
尾道と言えば林芙美子が小学生から高等女学校卒業まで過ごした
想い出の街であり、文学に芽生えた街なんだって。
戦前ではおますけど「放浪記」が代表的な小説でしたかな。
(尾道 本通り商店街)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
この商店街は江戸時代までの西国街道沿い出来たんだって。
なんとなく歩いていたら「芙美子記念館」を発見しましたで。
(芙美子記念館) (尾道市 本通り商店街)
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(林芙美子の部屋)
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九州から逃げるようにして両親と尾道にやってきたとか。
ここで小学校は2年遅れで卒業した後、先生の勧めで
高等女学校を卒業するまで住んだ家が保存されてますな。
東京の新宿区落合に「林芙美子記念館」が別に存在するので
ここは「芙美子記念館」と区別してるんかもしれまへん。
それじゃ「坂の街」らしい処へ向かうことにしまひょ。
(JR山陽本線を 歩道橋で渡ります)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
尾道市の旧町は国道2号線とJR山陽本線が山裾を走っていて
そこからは千光寺山や西国寺山の斜面を登ることになりますんや。
でも尾道市が「古寺めぐり」の標識を設けてくれてますんで
迷う事もなく石畳の坂道を登ったり下ったりしますんや。
(尾道市 坂の街 石畳の街)
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(古寺めぐりの 道標)
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まずはJR尾道駅から歩いて一番近いお寺から紹介しまひょ。
このお寺は地元では「花の寺」と呼ばれ紫陽花が奇麗んだって
まあ~ 訪れたのは7月でっさかいに、もう萎んでましたけど。
(浄土宗 持光寺=じこうじ)
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(持光寺 本堂)
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このお寺には尾道市にある国宝三つの内で一つが保存されているとか。
でも秘仏の普賢延命菩薩像だそうで拝観はできまへんでしたわ。
(次のお寺へを示す 道標)
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次ぎは第12代横綱 陣幕久五郎さんのお墓がある「光明寺」でっせ。
何せ尾道市には旧町だけで古寺が25カ寺も残っているのには驚き!
室町時代頃のお寺が多く残ってますな。
(浄土宗 光明寺=こうみょうじ 本堂)
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(第12代横綱 陣幕久五郎の 手形のついた石碑)
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25カ寺も廻ったんじゃ日が暮れて仕舞いまんな。
お寺はこれぐらいにして尾道は「文学の街」でっさかい
そちらの方へ足を向けまひょ。
(文学の館 志賀直哉旧居 標識)
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(志賀直哉旧居)
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志賀直哉は1912年(大正元年)の秋から半年ぐらいしか
この尾道の旧居には住んでないんだそうですわ。
でも唯一の長編小説である「暗夜行路」にここから眺める
風景や千光寺のことが書かれているので有名になったとか。
一度しか読んだ事ないんで内容は忘れてしまってますわ。
確か志賀直哉の心境小説だとも言われてまんな。
(文学の館 由来が書かれた掲示板) (入館料300円)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
先を急ぐので志賀直哉の旧居を外からデジカメで写しただけで
石畳の坂道へ戻ることにしましたんや。
(見覚えのある風景)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
朝の連続ドラマ「てっぱん」の場面だったかしら?
それとも観光用のパンフレットだっのか、忘れたな~
でも~ 尾道が「坂の街」を称する風景には十分でっしゃろ。
(曹洞宗 天寧寺=てんねいじ 三重塔)
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(しまなみ海道五十三次のスケッチ) (平山画伯)
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デジカメを構えていたら、茶坊のお婆さんが声を掛けてくれましたんや。
ここで有名な画家さんが三重塔をスケッチされたんですよと。
聞かなかったらパネルを見落として通過してたかも知れまへん。
(曹洞宗 天寧寺=てんねいじ)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
正面へ廻ったんですが、この日は檀家さんのお葬儀をやってましたんや。
まさか、デジカメで写すのは失礼だと本堂の前から退散したんですわ。
(天寧寺=てんねいじ 三重塔)
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この三重塔は朝の連続ドラマ「てっぱん」や色んな映画にも必ず出てくる
尾道を代表する風景の一つだと言われてまんな。
小津安二郎監督もスクリーンの中で使っておられたと記憶するね。
(奥の方に 古い建物を利用した 喫茶店)
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(坂の街から しまなみ海道 新尾道大橋を撮影)
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「しまなみ海道」は左手の尾道市から主な島伝いに愛媛県の今治市まで
最近はサイクリングで抜けたり歩いて渡るツアーが人気なんだって。
自転車は「しまなみ海道」を渡るのに500円が必要だったんでっけど
鉄ちゃん爺やが大阪へ戻る直前に無料で走れるようになったとか。
今回、鉄ちゃん爺やが本命とした千光寺公園へ行くことにしますかな。
標高142mのたいした山じゃないけど千光寺山ロープウエィで行きまひょ。
(市営 千光寺山ロープウエィ 山麓駅)
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鉄ちゃん爺やが前回に尾道市を訪れたのは1962年(昭和37年)でした。
その時にも、このロープウエィは既に運転をしてましたんや。
最近にリューアルされたようで車両も新しくて約3分で山頂駅に到着でした。
(千光寺山 山頂の展望台) (屋上は無料)
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ここから眺める尾道市内と尾道水道と呼ばれる海峡を挟んだ対岸の風景。
向島(むかいしま)との展望を見たかったのが、わての願望でしたんや。
(展望台から 向島 & 尾道市街地)
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尾道水道は幅が500mぐらいかしら? 川のように見えまっしゃろ。
でも~ 正真正銘の瀬戸内海である海の一部でっせ。
対岸が向島(むかいしま)で尾道側に沿って昔から造船業などが盛んで
この画像の向こう側を「しまなみ海道」が通っているんですわ。
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画像の中央で一番高く見えるのが高見山(標高283m)でっせ。
ここに登れば瀬戸内海の島々と対岸に四国山脈がみれるんだって。
あの山の手前を「しまなみ海道」が通っていて右手が因島になりまんねん。
(しまなみ海道&新尾道大橋 方向を自分撮り)
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(展望台から 向島&尾道市の西側)
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展望台の2階にレストランがあるので休憩していきまひょ。
ここから景色を眺めながらラーメンでも食べますかな。
(昼食は 尾道ラーメン たこ天入り)
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尾道ラーメンにトッピングでたこ天を追加したんですわ。
尾道ラーメンは小魚の出汁で味を付けて醤油味に背油とか
詳しくは知りまへんが、お腹が空いてたんで美味しかったでっせ。
これから「文学のこみち」を散策してみることにしましたんや
25人の文人の句碑や小説の一節を千光寺山の自然石に
刻んで尾道の文学にふれられる小道として作られたようでんな。
これも尾道市・市制100周年の事業だったんだね
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歩きはじめは3~4人の句碑を見たら引き返すつもりでした。
やはり志賀直哉と林芙美子の分だけは写そうと考えた次第。
(徳富蘇峰 漢詩の歌碑)
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(正岡子規の句碑)
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(十辺舎一九の 文学碑)
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十辺舎一九は山陽道を歩いて尾道にもやってきたんだ。
弥次喜多道中の東海道五十三次は有名だけどこれは知らないな?
(林芙美子 放浪記の一節 文学碑)
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「放浪記」の文面にデジカメの露出合わせたので背景が白トビしたね。
本当は句碑の向こう側は尾道水道と「しまなみ海道」を見下ろす
一番良い処を選んで置かれたように感じたけど。
(志賀直哉 暗夜行路の一節 文学碑)
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気が付いたら「文学のこみち」に熱中して千光寺のお寺まで来ましたがな。
赤い朱塗りの本堂をロープウエィから写すだけで良いと考えてましたんや。
下りの道だったんで、その気になって歩き過ぎましたかな。
(真言宗 千光寺)
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考えたら尾道で25カ寺もある中で「千光寺」はやはり一番有名でっしゃろ。
文人の小説や俳句にも載せられているお寺、デジカメで写せて正解としまひょ。
(松尾芭蕉の 句碑)
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この俳句は松尾芭蕉の作なのかしら? それとも立札に書いてある
松尾芭蕉を偲んで100回忌に別人が詠んだものなのかしら?
ここで「文学のこみち」は折り返しでロープウエィの山頂駅を目指して
今度は登って行くことになるんで思案六歩したんですわ。
この暑いのにお茶も持たずに歩くのはヤバイと考えて下山することに。
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(千光寺の境内から 新尾道大橋 & 尾道水道)
photo by kuroda0729 from フォトフレンド for マイポケット
展望台から眺めたアングルと比べたら半分ぐらい降りてまっしゃろな。
このまま、千光寺道を下まで歩くことにしましたんや。
(千光寺道から 天寧寺の三重塔を撮影)
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このアングルも観光用の写真で見覚えがおますな。
振り返ったらロープウエィが千光寺の上空を通過するところでしたわ。
デジカメを取りだしてそのまま、シャッターを押したのがこの画像。
(千光寺山ロープウエィ & 千光寺のお寺)
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(JR千光寺踏切から 千光寺道を振り返る)
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やっと元の本通り商店街まで下りてきましたわ。
こんな石碑を発見したので撮影
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江戸時代には安芸の浅野家が備後の国も西半分は所有していたんだね。
ここに奉行所を設けて商人や港を管理していたんだと書かれてましたで。
同じ尾道でも手前のJR東尾道駅辺りは福山藩の所領だったとか。
(尾道市内 本通り商店街)
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7月7日の七夕から10日以上過ぎているんだけどな~
なんで七夕飾りが残してあるのかは聞き忘れましたんや。
(尾道市の 消火栓)
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尾道のホテルに泊るんだったら、もっと見物したんだけど。
娘から夕方の5時には帰ってと頂戴との事。
普通電車しか走ってないJR山陽本線だから次ぎの糸崎駅駅で乗り換え。
JR広島駅まで戻るにしても2時間近く掛かるんですわ。
(JR広島駅前にて 自分撮り)
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これで本日はお仕舞いとさせて貰いまひょ。
次回は広島県の呉市を二度目の訪問でしたが、紹介しまっさ。
ほんじゃ、さいなら~