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みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

とうもろこしの種取り

2011-09-02 03:36:49 | 種取り

晴れの日、とうもろこしの種をほぐす。

今年作ったとうもろこしは2種類。この種取りを続けているモチットコーンと、今年初めて作ってみたF1種のみわくのコーン、(だったかな)・・これまではモチットコーンしか作ったことがなかったのですが、夫の希望でF1の種も播いてみたのです。

そうしたらやっぱりすごいなぁ、と感心したF1の品種。なんと言ってもそろいがよい。そろって成育し、そろって収穫できるので、収穫時間かなり短縮(モチットコーンの場合は選びながら収穫するのでかなり時間・手間がかかる)しゅうかくしてて気持ちがいい、と夫も大喜びでした。  そして出来るのが早い!(早生種だからなのですが)例年は巷のとうもろこしとの交雑を防ぎたいということもあって、春なるべく早くモチットの種をまき、そろそろかそろそろかと収穫を待っているのですが、その間に近所の家庭菜園でしばらく後に植えられたとうもろこしの方が先に仕上がっていく様子を何度となく見てきました。

味はというと、みわくのコーン(だったかな)の方が、柔らかくって甘みが強かったように思いました。モチットコーンも十分に甘く、もちっとした食感があって問題なく美味しいと思うのですがね。

さてさて種取りの話、それでもやっぱりモチットコーンを作って行こうと思った今年のとうもろこし栽培。F1種に劣ると見られる部分は色々あるけどやはり、種を取り続けていけるという安心感は貴重です。地震や原発事故を経て、こんな想いがどんどん膨らんできているこの頃、その気持ちを確認できたことが良かったなぁ、なんて思っています。今後は収穫を始める初期の段階でいい株を選び、ますます自分達好みのトウモロコシに育っていってくれたらますます楽しそう♪


種取り小松菜

2010-11-24 05:29:15 | 種取り

良い雰囲気でのびのび育っているのは、種取り小松菜です。

5、6年前に種を分けてもらってから種取りを続け、一時はうちのメイン小松菜として活躍していましたが今年はめっきりサブ以下・・・今年は世間の交配種、購入種が幅を利かせています。今年はいくつかの交配品種を試して播いているようですが、一口に小松菜と言えども、色も形も雰囲気も様々で改めて、奥深い、と思わせる品種選び、勉強になります。

さて、うちの種取り小松菜、茎が細い、というのが大きな特徴です。世間の小松菜の収穫適期サイズのころ、25センチくらいの背丈の頃でしょうか、軸が細いので軽くて取っても取っても重さが出ず、収穫に向きません。ちょうど写真の頃、おとといの収穫時なのですが、背丈40センチくらいになって、やっとこいい調子。葉っぱ大きく茎は程よく、味ものってきています(寒さのせいかな)。「この小松菜、よくなったね~」と何度も褒めながらの収穫になりました。

昨年の小松菜を春花咲かせ、梅雨前にさやからほぐしたあの種が、この小松菜!と思うと、なんともうれしいものです。また、種残すからね、と思いながら収穫できるのも、なんとなく心地よい♪

ここのところさぼりがちだった野菜の種取りですが、またはじめよう、と思ったよい小松菜でした。

 


鶴首カボチャ

2010-10-12 22:33:59 | 種取り
草ぼうぼうになった畑に転がっていた鶴首カボチャをやっと拾いました。
種を絶やさないために、数年ぶりに作った鶴首カボチャ。
たぶん、数本しか植えてなかったのに、この重量感。
拾い遅れなどもあって、畑で7,8本は傷んでしまったので、本当はもっとあったんです。
放任でできるすごいやつです。
販売用の西洋カボチャは、草管理や実がついたら座布団を敷いて、日焼けしないようにと帽子をかぶせ、といろいろやっても、我が家ではたいした収量上がらないというのに。。。

ねっとりとした食感で甘みが強く、私はよくこのカボチャでプリンを作るのですが、砂糖を入れなくってもいいくらいです。
ポタージュにしてもおいしい。
大きすぎるのと用途が限られることもあって、野菜セットに入れたことありませんので、ほぼすべて自給用・・なかなかの食べ応え・・・収穫したそばから、「来年は作らなくっていいよね」と念を押されてしまいました。
ユニークな形とこの勝手な大豊作さが私は好きなのだけれど、でも、
「はい、作らなくっていいです」。

春の豆の種取り

2009-06-29 21:39:30 | 種取り
種取りした種の整理中です。
子どもがけっこう元気なのに熱が下がらず、保育所をお休みしている日にこそぴったりな作業・・・家周りで出来ることをちょこちょこと進めます(子どもがいては、ちょこちょことしか進みません。)

まずは干してあった小松菜とネギの種をビニル袋に入れて冷蔵庫に片付け。
そして写真は収穫終了後放置して熟させた春の豆類、空豆、絹さや、スナックエンドウ、グリーンピースなどをさやから出しているところです。天日干し、影干しの後、冷蔵庫で保管します。
この豆類種取りは2年目。去年の秋に、種取りした種と市販の種をならべて播き、この春生育を見比べました。
結果は、市販の種の方が調子がよかったような・・・風通しや土の状態が微妙に違ったでしょうから、種のせい、とは一概にはいえませんが。
とにかく、継続は力なり、種取りは続けていくことにこそ意味がある!と自分に言い聞かせて、続けます。
今年は肥料を入れず耕さずの種取り用実験畑で育った豆を種取りしました。疎植で生育は遅めでしたが、最後まで虫害や病気の入りが遅かった豆たちです。が、わざわざ実験畑まで作ったわりには、この梅雨の長雨の間に油断し、カタツムリなどになめられ、さやがボロボロになって種が落ちてしまい、集められた種は極少量・・・。
ま、どうせ適当な性分なんだから、気負わず、無理せず、細く長く続けていく、奥の深い種取りの道。楽しみながらやっていきます。