みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

はなとはる

2009-08-28 14:28:00 | 暮らし
この間生まれた男の子は「晴(はる)」という名前になりました。
はるが家に来てからというもの、ずっと晴れ続けています。
きっと農民にはこの晴れ続きしんどいのだろうと、夫に尋ねてみたら「草が生えなくっていい!♪」と若干とんちんかんな返答。
世間の農民さんはいかがなのでしょうか。心配です。

さて、ある夜の風景。
お腹を空かせていた新生児・はるに母乳をあげながら、寝る前に絵本を読んでほしいはなに読み聞かせていたら、2人ともあっいう間にすやすや寝入ってしましました。赤ちゃんちっちゃい、はな、大きい。平和です。
こんな風に「一石二鳥」的にすいすい子育てがうまく運んだら素敵でしょうが、世の中そう甘くはなく、今は一気に増えた洗濯物にちょっとショックを受けています。
再びオムツ洗いの日々が戻ってきました。
今後ますます増えていきます。すぐ慣れます。


天地返し(味噌作り)

2009-08-27 11:34:46 | 加工
4月に仕込んだ味噌の天地返しを行ってみました。
ここ8年くらい毎年味噌を仕込んでいますが、天地返しをやったのは初めて。
これまでは暑くて忙しい時期に味噌のことなんて思い出したことなかったのですが、今年はじめじめとしていたしばらく前に、ふと思い立って味噌樽の蓋をあけてのぞいてみたら、しっかりとカビ。
カビが生えたらダメってことではないのですが気になってしまったので、産休中の気持ちにゆとりのあるこの時、決行です。

納屋から味噌樽を持ち出し、蓋をあけ、表面に発生したカビを丁寧に除去。
さすが味噌、カビが生えているのは表面だけで、中はしっかりとこうじ菌が繁殖中でした。
その後、上下を返すように味噌を混ぜ、発酵や水分が均一になるようにしました。
再び空気を抜くようにしっかり詰めなおし、表面を平らにして封。

これまでカビのことなんて気にしてこなかったけど、我が家の大切な米と豆で仕込んだ味噌。表面のカビ部分を取り除いただけでも、かるく1キロくらい捨てることになってしまうので、これはこれはもったいない!と思い直しました。
来年からはもっと最後まで丁寧に、封や重石の仕方など勉強して、カビを最小限に抑える味噌作りを目指そう!と決意したのでした。(8年たってやっとこのレベルにたどり着きました。我ながら遅い・・)

ちなみに手前の樽は今年初めて仕込んでみた黒豆味噌。奥はいつもの「八郷在来」味噌。両者ともまだ若いですが先が楽しみないいお味になっていました。

にがうりとみょうがの塩もみ

2009-08-19 12:24:39 | いつものお手軽料理
ニガウリのあの苦味が好きです。
そしてみょうがのあの夏らしい香りが好きです。

お盆休み中、お手伝いに来てくれた母が教えてくれた塩もみ。
ニガウリはゴーヤチャンプルーやニンニクとシンプル炒めなど、火を通す料理が多かったのですが、この塩もみ、私はくせになっています。

ニガウリは縦半分に切り、種と綿をとってスライス。
みょうがは千切りにしてニガウリと合わせ、塩でもむ。
しばらくおいて、水分が出たらちょっと絞って鰹節と醤油をかけて食べる、というのが母のやり方でしたが、塩だけでもおいしい!と私はそのままパクパク食べてます。
母がいる間に2回そして昨日今日と計4回作っていて、作るたびに夫に「おいしいよねぇ」と同意を求めていますが、一呼吸おいて「苦いよねぇ」という答え。
ほとんど私が食べてます。
苦いのが好きな方、お試しください。

出産

2009-08-13 09:37:16 | 暮らし
8月8日、男の子が生まれました。

予定日より9日遅れ。
検診に行く度に、「よく動いてね!」と言われづづけ、なんだかそわそわ焦りすら感じる産前でしたが、お腹が痛くなり始めるどんどんとお産が進み、今考えてみれば、あっという間でした。初産よりは楽なんだろう、と漠然と思っていたのでしたが、思いがけずすっごい痛みで、お産直後は「もう絶対産まない、この痛みを忘れまい」と決意。
昨日くらいから、「まぁ痛かったけど、2回も乗り越えられたわけだしなぁ・・」とあの痛い感覚が薄れ始め、「忘れる」ということは「覚えている」と同等に大切だなぁ、としみじみ感じているところです。

赤ちゃんはよく飲み、よく眠り、よくおしっことウンチをして、元気です。
しばらく畑は夫にお任せして、私は家でゆっくり産休です。
家族は4人になりました。今後もよろしくお願いします。

酵母とヌカ床

2009-08-07 20:32:36 | 暮らし
この春より我が家の一員となっている酵母とヌカ床。
両者ともうちの食卓を楽しくおいしく彩ってくれる大切な家族的存在。
そして両者ともそれぞれ定期的にエサをやる・混ぜる・こねるなど、手をかけてやらないと、元気を失い死んでしまう生き物です。


上の写真は冷蔵庫で保管している酵母の元種。うちの小麦粉と水を混ぜて起こした天然酵母。1週間に1回は種継ぎしパンやパンケーキを作り続けています。ちっとも上達していかないんですけど、、、
昨日こねていた丸パン生地1次発酵が済んだところ。ここまではよく膨らんだのですが、きな粉をはじめて入れてみたのがよくなかったのか、最終的にはイマイチパンでした。

続いてヌカ床。よく食べる我が家に似合わず、タッパーで作る小ぶりなヌカ床を育てています。というのもこのサイズなら、今日はピザだからヌカ漬けいらないなぁ、と思った夕食前に、タッパーごと冷蔵庫に保管しておけば、翌日の朝ちょっとしょっぱくなってはいるものの、十分おいしく食べられるんです。
日に2回は混ぜないと味が変わってしまうこの季節、1日出かけるときなども冷蔵庫に入れておけば大丈夫。1日どころか3日くらい放置しても大丈夫!という話も聞きました。(私はまだやったことないのですが)お気楽ヌカ床としてなかなか便利です。
始めた頃は、「この酸味と塩味のバランスがいいんだよね」と思っていたのですが、この頃は酸味と塩味の間に深みが出てきてまたおいしくなった~(自画自賛ですみません・・)続けてると味が変わってくるんだなぁ、ヌカ漬けって、と驚いています。
毎日朝晩キュウリ2本ずつ+α(何か他の野菜)を食べ続けているほど、かなりお世話になってます。

さて。
来週前半までにはきっとあるはずの私の出産。そのあとの入院中に上記の二者がちゃんと生き残っていられるのか、最近の私の心配事です。(父ちゃん、よろしく!)

大豆の草取りとスクワット

2009-08-04 21:33:13 | 畑の様子
昨日今日と、そう暑くなく雨もなく、仕事日和。
昨日は人参を間引き、カボチャを収穫し、続いて大豆畑にやってくると、なんと大豆と雑草が競合しているではありせんか!
毎年タイミングよく管理機(中耕・除草する機械)除草が出来てさえいれば、ほとんど草取りなどしなくても、よく育ってくれる大豆。
今年は雨が多くていいタイミングで機械を入れられなかったことと、本葉が出たあとに(たぶん)キジによる食害(思いがけないことなんですが)で、生育不良なところがあり、とにかく草が元気です。
今(草を)取れなければ、もう(草も大豆も)取れない、と、急いで草取りを始めました。
しゃがんで動いてバシバシと草を抜く!こんなに動く妊婦もそういないだろう、出産のためにもいい動き、とがんばっていたのです。が、今日、予定日より5日過ぎての妊婦検診で、もっと動くように、と「スクワット60回くらいやってね!」などと言われてしまいました・・・帰宅後、大急ぎで畑に戻り、大豆の草取りの続きを終わらせ、仕方がないのでさっきスクワット20回くらいやってみたのですが、疲れますね、スクワットって。農作業のがよっぽど楽。でも、さっさと生まれてくれないと困るのであと20回くらいやってから寝ようかと思っています。

8月4日の野菜

2009-08-04 21:03:30 | 今日のセット野菜
先週からオクラとニガウリが登場して、夏野菜勢ぞろい、といった感じです。(あ、あとカボチャか)
なんだか夏らしくなく、じめじめとした日が多いですが、幸いにも今のところこの辺りはどしゃ降り続いたりすることもなく、野菜はまぁまぁ順調です。
(セット内容にひまわりの花は入りません。)

柏の葉っぱを干す

2009-08-01 18:39:59 | Weblog
予定日を過ぎたのですが、まだ生まれません。
産まれる前にやっておきたいと思っていたことに、ギリギリになってやっと手を付けはじめた今日この頃。

家の裏庭に柏の木が1本植わっています。引越してきたばかりの頃、隣のおばちゃんが「柏は○○だから縁起がいいんだど~」(○○の内容については、方言が強くってよくわからなかった)と教えられ、「ふ~ん、そ~なのか」と思いながらもこれまで何の役にも立ってなかった柏の木。
お腹の中の子は男の子、と聞いているので、来年の端午の節句には柏餅を作ろう!(予定は未定です・・とここまで書いて、5月の極めて慌しい時期に無理ですかねぇ、やっぱり・・と思い始めました)と柏の葉っぱを集めておくことにしました。5月のお節句の頃には、まだ葉っぱは出ていないのです。
庭から取ってきた葉っぱをきれいに洗い、蒸してから、干しました。
乾いたのでビニル袋にしまったところ。さて、どう保管しておけば安全か・・・冷蔵庫に入れるとパリパリになってしまうかな?カンに入れておけば大丈夫かな?そして、5月いざ柏餅を作ろうと思ったときに、ちゃんと発見できるだろうか??・・・とにかくやってみます!