みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

トマトの移植

2007-03-25 19:32:37 | Weblog
久々の雨で本当に良かったです。畑は最近カラカラだったので、野菜たちも相当喜んでいることでしょう。

今日はハウスでトマトの移植作業を進めました。
まだまだ小さいけど、種から比べれればとっても大きくなってるし、今後秋頃までにはハウスの屋根にとどく程大きくなる予定なので、種って土って植物ってすごいなぁ、としみじみ思うのです。移植直後は少しへなっとしますが、たっぷり水をやっておけば明日の朝にはピンとしているはず。トマトは強くってえらいのです。

ちなみに、雨で小屋から出られず暇そうにしていたのびも一緒に連れて行きました。写真のあと、トマトちょっと踏んずけちゃって私に怒られた。かわいそう・・・何が悪かったのかいまいちわかってなさそうだったのに。。
のびが家に着てからこの3ヶ月、初めて子犬育て(と言うほどのことはやってないが)を経験したけど、意外にいろんなことがあって勉強になっています。ヒトの子育てはもっともっとも~っと大変なんだろうけど、ひとまず1人目犬から経験しておいてよかったなぁ、と、ちょっと思ったりもする今日この頃です。

春の大根と冬の大根

2007-03-20 22:47:57 | Weblog

ビニルトンネルの中。2月上旬に播いた大根、人参、カブなどが、すくすく育っています。今日大根を一部間引いて出荷しました。葉大根として食べます。柔らかくって大根の香りがいっぱいです。さっと炒めたり、煮びたし、汁の実、塩もみにも。
春だから野菜も(雑草も)ぐんぐん緑を伸ばして元気です。そんな訳だからか、私の体も青物を欲しがっているようでよく食べています。うまくできてる!

さて、これまで食べ続けてきた冬の大根は、

ついにトウが立ち白い十字のきれいな花まで咲かせそう。という訳で、根っことしての大根は、間引かれずに残ったものが大きくなるまで、しばらくお休みです。

ジャガイモを植える

2007-03-17 09:06:43 | Weblog
ジャガイモ植えの時期がやってきました。この作業をするとついに本格的な畑仕事の季節がやってくる!となんとなく引き締まる気分です。溝のところにカットした種ジャガを置いて足で土をかけていきます。

植えつけているのは5品種。味、色、形、病気へ強さ、貯蔵性など様々で、いろいろ植えておくと安心です。
毎年ジャガイモってすごい!って思うのだけど、
①今植えつけて6月には小さめでも新ジャガが楽しる、早い!
②しかも主食並みにたくさん食べられるし、うちの犬ののびはジャガイモ主食だし。ジャガイモがまぁまぁ上手くできれば、また1年何とか生き残っていけそうな気がする。
③そして寒さに強くってなが~く貯蔵できることも感動的。ちなみに今出荷しているジャガイモも、昨年の夏~秋にかけて掘り上げて貯蔵してあるものです。少しずつ水分が抜けてしなしなして、世間で売ってるジャガイモとはずいぶん見た目が違うけれど、でもその分味が濃くなっておいしい、と、満足です。今が1番ジャガイモのおいしい季節。

ところで・・・・・白菜の花

2007-03-06 22:59:46 | Weblog
ところで、さっきお風呂の中で何気なくお腹に目をやると、おへその近くが勝手にクィ~っと盛り上がって戻った!初めて見た!確かにお腹の中に別の生き物が住みついている~!その後もよくよく見ていると、お腹のいろんなところが勝手に動いてる!!のです。話では聞いていたけど・・・慣れるまでちょっと気持ち悪いくらいです。
その後鏡でお腹を観察してみると、私の思っていた以上にお腹出っ張ってるし。最近ホント重いと思ってたんだわ。あと2ヶ月。

さて、春です。この冬は暖かい暖かいなんて思っていたら気がつくとあっという間に3月で、春。畑も思いっきり春、を感じる毎日です。
秋から私達の食生活を支えてきた冬野菜たちは、それぞれ子孫を残すことに必死。写真は白菜。
かわいい黄色い菜の花を咲かせようとしています。が、白菜のつぼみは、おひたしに汁の実に、春らしくさわやかで甘みがあっておいしいので、私は花を咲かす前にせっせと収穫。すると、白菜は脇から小さめのつぼみをいくつも伸ばすので、私はまたもせっせと収穫。つぼみ菜、大好き。これから冬野菜がどんどん終了していく厳しい端境期の季節、大切なお野菜なのです。



ボカシ肥料作り

2007-03-02 23:21:09 | Weblog
とっても大事な肥料作り。「ボカシ」と呼んでいます。ボカシの定義をちゃんと理解していないのであんまり説明できませんが、とにかく発酵させた肥料です。
人それぞれ身近で手に入るいろんな材料で作るものですが、うちでは米ぬかと知り合いの鶏屋さんから分けてもらっている鶏糞(そんじょそこらの鶏糞とは違ってとってもいい鶏糞!)に水を加えて発酵させ熱を出させて、3、4回切り返してから、畑に入れています。必要に応じて何度も何度も作っていきます。

今日仕込んだボカシは都合により鶏糞がなかったためほとんどヌカのみ。
なんとなくいつもの感覚で作業を進めていきますが、水の量や材料の内容・割合によって出来が違ってくるので、いつも一回一回が私達にとっては勉強。このボカシが、土に野菜の生育に味にも、大きく影響するからとっても大切で、また出来上がってから畑に入れて野菜の結果を見るまでにそれなりの時間を要するので、難しい。
まぁ適当なのですが、回を重ねて感覚をつかんでいくしかないようです。


20日くらい前に仕込んだボカシの切り返し作業中。
見た目通り肉体労働です。熱がでていて匂い色も変わっていきます。今日のは「卵かけごはん!」のちょっと甘いやつ、とか言ってたっけ・・時によって「今日はミロだな」とか「クッキーみたいじゃない?」という会話が飛び交います。慣れるとけっこう肥料としてはおいしそうな?良い匂いです。(たぶん)