みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

イタタマ植え

2007-09-27 23:07:28 | Weblog
今年のタマネギはとぉ~っても不出来で、本当にたくさんのタマネギにすでに傷みが入ってしまいました。なくなる日も近い!大変悲しい現実ですが、もう慣れた、し、過ぎたことは仕方ないので次のお仕事に取り掛かっています。
というのは、葉タマネギの植え付け。タマネギは球根なので、たとえ腐り始めていたとしても、時期が来ればちゃ~んと先から芽を出し、おしりから根を出し、次の成長を始めるのです。う~~ん、たくましなぁ。
そういうわけで今日は傷み始めたタマネギ(傷玉・いたたま、と呼んでいる)を拾い出し、畑に植え付けました。もう根や芽が動き始めているものもあったので、直にみんな緑の葉っぱをニョキニョキと伸ばしてくることでしょう。
これらは早春、ちっとも玉葱なんて食べてなくって恋しくて恋しくている頃に、タマネギ風味の葉っぱと小さめの球根(←玉葱)=葉玉ネギとして再び登場します!葉っぱごと炒め物にチャーハンに、カレーにだって使えます。良かった、うれしい!と喜ぶ私が目に浮かぶ・・・

お米ってすごい!

2007-09-18 21:54:59 | Weblog
久々に田んぼを見に行きました!
米が色ずいてきてる!!そしてまだ猪にたべられてない!!!

世の中は稲刈りシーズン真っ盛り。至る所で稲を刈るコンバインが動き回っています。
うちの田んぼは?、  というと、今年田植えの時点で早々稲に対するやる気を失いかけてしまったので、超放任稲作。
これには理由があって、5月、私は産褥でうちでごろごろしていた頃、柴田さんが一人畑を切り盛りしながら、時間を作って田んぼを準備し、張り切って田植えをしたのですが、なんと田んぼに水がさっぱり溜まらなかったのです。水を入れ続けても雨が降っても抜けていく田んぼ・・・田んぼは水がなくっては、、、と途方にくれながらもいろいろ試行錯誤を重ねてはみたのですが、これがなかなか上手くいかずすっかり心が疲れてしまいお手上げ状態。それでも1度だけは草取りと時々あぜの草刈はしていましたが、二人ともまったく希望を持たず時間は過ぎ、今は実りの秋。
米ってすごいですね。さすが日本で何千年も(?)作られ続いてきただけのことはあります。風土に合っているのでしょう。
もちろん大した収量にはならないでしょうが、とっても楽しみになってきました。あんまり猪に食べられなければいいけれど。
さて、来年は気合入れて米つくろう!!

まいったなぁ

2007-09-17 21:53:14 | Weblog
まいったなぁ、、、こんなに暑くては・・・。
上手くいかないことが多い、、もちろん気候のせいばかりではないけれど・・。

秋野菜には向かない天候です。
数日前に植えた白菜は暑くていきなり苦しそう、で昨日急いで射光ネットをかけました。でもずいぶん死んだ・・・

早めに植えつけてあったキャベツにはたくさんの虫・・今日虫取りしました。捕まえた虫を鶏にあげようと缶の中にたくさん入れておいて、写真に撮ったからブログにアップしようと思ったんだけど、柴田さんに止められました。地獄みたいだから、って。確かに私も虫取りしていて気持ち悪くなりました。なかなかないことです。
 農薬を使わない畑ではもちろん虫はいつもたくさんいて、作物の上に住んでいてもそれを食べることがあっても、だいたいはたいした問題にはなりません。いろんな虫がいるから食べたり食べられたりしてバランスを保っていたりするので、私達が虫取りを決行することは年に数えるほどだし。
 キャベツなどを食害する虫は暑い時期に産卵を繰り返してどんどん増えていきます。が、秋、涼しくなると動きが鈍るのでいつも秋野菜は初期ちょっとやられるけどなんとか逃げ切れる、のですが今年はまだ暑い・・・虫も元気、まだまだ増えそうな勢いです。

まいったなぁ、、温暖化の影響がこんなにも早く、こう痛みを伴ってやってくるなんて!もしかしてこの先農業って難しくなるのか?!なんて、初めて頭をよぎった程です。まいったなぁ



さよならトマト

2007-09-11 20:30:09 | Weblog
先日の台風のほぼ直撃にあって、夏野菜、特に果菜はずいぶん元気を失ってしまいました。悲しいが想像通り。気を取り直して季節は秋です。
 さて写真はトマトの片付ているところ。あ~あ、まだ少しは実がついていて私はちょっとでも楽しみにしていたのになぁ。でもトマトの次はほうれん草畑になる予定なので、確かにもう片付けるにはいいタイミングです。そう!季節はどんどん巡っていきます。前へ前へ!!

そういえば、おととい友達が遊びに来たのをいいことに、日中か~なり暑い中、最後のジャガイモ堀を決行しました。よって今年のジャガイモはすべて土の中から救出することが出来ました。やった~。彼女は掘りながら「おお、これは大きいコオロギ」だとか「まぁ、立派なイモムシ」などど芋以外のものも愛でながらがんばってくれました。ホントに良かった!お疲れ様!サンキュなっつ。

台風 前

2007-09-05 22:04:02 | Weblog
なすの収穫を終えてのぞいて見ると、いんげんの花が咲いていました。秋のいんげんは夏のものと違って細く長く続きます。楽しみにしているのですが・・

こちらは秋のズッキーニ。ちょうど第一果が大きくなっていくところで、もうそろそろ収穫開始となるはずなのですが、、、台風がやってきそうです。

小さい頃は学校が休みになるかと思って、けっこう楽しみにしていたくらいなのになぁ、最近は本当に困る・・・・。
強風になれば、風に弱いズッキーニはいきなりサヨナラでしょうか。この大きく開いた葉っぱがボキボキ折れてしまうのです。調子よくきれいな実を付けていたなすやキュウリなどもきっと大きなダメージを受けることでしょう。もう戻ってこれないかもしれません。万が一ビニルハウスが壊れちゃった時には、、片付け大変だし、お金かかるし。

あれあれ、先のことを悲観するなんて私らしくない。とにかく少しでも反れておくれ!

カボチャの収穫

2007-09-02 09:27:23 | Weblog
やっと収穫期を迎えたカボチャを拾い集めていきます。
これは貯蔵性がよく種取りも出来る「かちわり」という品種。色も形もとぼけているというかブサイクというか、かわいい、というか個性的で私は気にいっています。

カボチャ畑を最後まで草畑にしない、というのは至難の業で(私達にとっては)、何せ広いし、蔓が伸びるので機械を使っての除草ができないので、やはり今年も一部は草ぼーぼー。その中から、かわいいカボチャを探していきます。うれしい作業です。

 カボチャは生育中、とっても暑い時期、日焼け避けのために草などで帽子を(強い日差しに当たると傷んでしまうので)、またお尻が痛くなるといけないのでわら等で座布団を(土に接する部分から虫が入る)、というように細やかな心配りが大切です。その上、けっこうな面積を使うし、時間もかかるし、それでいてこの収量では、カボチャって・・・・・・・と、ふと思ってしまうこともあるのですが、おいしいから仕方ないですね。煮物もプリンもケーキも作れるし。大事に冬まで保管します。