みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

春野菜の種蒔き

2009-01-26 18:31:40 | Weblog
春の苗作りが始まりました!

今朝も強い冷え込みで庭の井戸の蛇口は凍りついているほどでしたので、朝1番は温かいビニルハウスの中で春野菜の種蒔きをしました。
写真は↑サラダ菜の種を播いているところ。2センチ四方くらいの小さな仕切りのあるトレイに1粒1粒播いていきます。見えるでしょうか?爪の切りカスみたいな白いのが種です。この小さな1粒にサラダ菜として生きていくプログラムが組み込まれているなんて~!いつものことながら当たり前のことながら感心してしまいます。
今日はレタス類のサラダ菜、サニーレタス、結球レタスと、キャベツの仲間のキャベツ、カリフラワー、ブロッコリ、とネギなどの種蒔きをしました。このような細かい種蒔き時に、怪獣はなゴンの存在は極めてジャマ、ですが、今日ははな除け枠の中でとてもスムースに仕事を進めることが出来ました!気持ちが良かったです。

午後は落ち葉で踏込み温床を仕込、その上に種を播いたトレイを並べ収穫作業に向かいました。(大事な大事な踏込み温床についてはまた今度!)
また毎朝苗を見回る日々がやってくるのかと思い、楽しみでわくわくしてきました。

家族旅行

2009-01-22 10:41:31 | Weblog
初めての 家族旅行に行ってきました。
こんな暮らしをしていると畑を離れられるのも、さほど忙しくなく苗作りも始まっていない今くらい。
観光シーズンではないけれど、柴田父ちゃんのゆかりの地であり知り合いも住んでいる沖縄・西表島へ。

前半は西表島で知り合いが営む安宿「さとうきび畑」に泊めてもらいました。
この宿、1~3月はさとうきびの収穫(キビ刈り)が体験でき、2・3月は学生たちでにぎわうそうです。私たちが訪れたときは他に客人はなく、キビ刈りの季節アルバイトが楽しそうに共同生活をしていました。(季節になると全国からやってくる奇特な人たちです。)実はうちの柴田もキビ刈りバイトOBで、独身の頃は3シーズン、3年にわたり訪れた思い出深い場所・なつかしの作業。ということで、今回は家族で1日キビ刈り作業に参加させてもらいました。

さとうきびは畑一面細い竹のように固く育っていて(写真1枚目)、まずはそれを小さな斧のような刃のついたナタで1本1本刈り倒していきます。ものすごくしんどい作業です。
続いて、刈り倒されたキビの頭頂部を鎌で落とし、皮をサッサッサ~とはいでいきます(写真2枚目)。こちらもすぐに両腕が筋肉痛になることうけあいな作業。スピードと持続力が大切ですね。
ある程度の大きさの山にしたら紐で結んでおくと、最後に業者の人が製糖工場に運んでいき、何トンでいくら、というようにお金になるそうです。
父ちゃんは刈り始めて5分もしないうちに、ここに来た事に大後悔、体力の衰えを実感、一人騒がしく弱音を吐いておりました。

旅の後半、沖縄本島では父ちゃんの友達のイッチーのパートナーの島人(しまんちゅ)の家に泊めてもらいました。家族で見知らぬ人の家にお世話になっていいのかしら???と疑問でいたが「いいよいいよ」とものすごくもてなしてもらいました。
やはり気候の違い、文化の差なのでしょうか。人をもてなすことや楽しみ事に関して手間も時間も惜しまない性質。さまざま料理が並んで、やたらおっきな鍋に大量のイカ墨汁を勧められ、近状の人まで加わった宴会に、こんなにたくさん食べさせられたことない!ってくらい食べさせられました。若干気持ち悪くなった・・・(ちなみに父ちゃんにとっては1日も欠かさず飲み続ける、宴会旅行でした)
翌日は夕ご飯のために、と、昼間から釣りへ。朝から缶ビール開けて、昼間もずっと飲んでるし、手作りの燻製機にテーブルに椅子。電気なんかなくなったって気にもせず平気で生きていきそうな島人。見習わなくては。
なんだかいっぱいやさしい気持ちをもらって、たった2日間の出会いででしたが、お別れの時はとても寂しい気持ちになって帰って来ました。

小さな子供連れの旅行は想像通り大変でしたが、でも思いっきりリフレッシュできて楽しかったです。もうしばらくはこのような旅行はないでしょうが、また是非行きたい、たまに旅行はすごくいい!!お世話になった皆さん本当にありがとうございました。

ほうれん草の収穫

2009-01-12 22:24:37 | Weblog
久々にほうれん草の収穫をしました。
この真冬に入ってからというもの、私はほとんどしんどそうな仕事はしておりませんでした。さほど忙しくもないし、はなもいるし。私のする収穫作業といえば、ネギ抜いたり、カブや里芋の調整や袋詰めや箱詰めや・・・・・寒くって時間のかかる体に悪そうな仕事は父ちゃん柴田任せ。
が、今日たまには葉物とりたい!とばかりにこの冬初めての葉物の収穫。メチャクチャ寒くて手は冷たく・・思い出しました。とにかく厚着で手袋必須、長靴の中にはもっと新聞紙入れとくべきで、収穫包丁は研がなきゃダメだし、葉物だって草が出たらちゃんと(なるべく)除草しておかないと、ということ。
日は暮れかけ、空気はますます冷たく、はなは車の中で大泣き。ほうれん草には雑草が混じって収穫には一手間。父ちゃん柴田は向こうでネギの調整なんかやってるし、仕方なく今日はタイムアップ。明日配達前にもうちょっと収穫します。
ところで最近のほうれん草、本当に味濃く甘くなってきています。私は収穫中に野菜を食べるのが癖ですが、特に根元のピンクのところ(根元はちょっと土なんかもついていますがさっさっさ~と払って気にせず食べちゃいます)、甘いです。
ちなみに料理法としては個人的にはバター炒めが好きです。強めの火でザザッと塩
だけでとってもおいしいくて簡単!

あけましておめでとうございます。

2009-01-07 22:17:46 | Weblog
あけましておめでとうございます。

すっかり正月気分は過ぎ去り、今年も日常が始まっています。
この年末年始は家族そろって風邪気味で過ごし、あいさつまわりに出掛ける以外はひたすらだらだらして暮しました。そういった訳でお仕事もスロースタート~~。
今月はイベント続きなのでやるべきことはさっさとやっておかないと!と思って始めた初仕事は温床の片付け・腐葉土の運び出し作業です。

去年の早春に仕込んだ温床の落ち葉が、1年かけていい具合に分解されて腐葉土になってます。この腐葉土はこもうしばらくすると始まる苗作りで活躍する大切な大切な土で、今回運び出して積み上げました。
体がほかほか温まる作業です。大量の腐葉土が手に入って今年も安心、心まで温まる作業です。

腐葉土の中でぬくぬくしていたカブトムシの幼虫は集めて一時保護して積み上げられた腐葉土の隅のほうに放しました。よく見ると気持ち悪い、そして手に乗せたその感触も気持ち悪い、けれどなぜか無下に出来ないカブトムシ君。がんばって冬を乗り越えてまた春に会いましょう。その頃にはいい苗がいっぱいハウスをうめつくしているはず!なんだか楽しみになってきました。
今年もよろしくお願いします。