みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

初めての醤油絞り

2013-04-27 05:25:36 | 加工

今週は初めてのお醤油絞りに挑戦していました。1年前初めて仕込んでみたお醤油です。仕込んだのが初めてなのだから絞るのも初めて。実際見たことも触れたこともなく、ネットと聞いた話とわずかな参考資料を頼っての醤油絞り。でもまぁ、我が家食べる分なのだから、とにかくやってみればいいよね、ということで始まりました。

本当はしょうゆ絞り専用の絞り袋と絞り桶(「ふね」というそう)、そして絞り師さんがいれば完璧ですが、どれもないのでうちにあるもので手作り、というかあり合わせです。

さらし木綿を縫って作った袋に、1年間お世話してきたつもりの「もろみ」(大豆と小麦で作った醤油麹に塩水を混ぜたもの。どろどろしています。写真とっておけば良かった・・)を入れて、口を折り返して重ねます。白かった布袋があっという間に醤油色になり、チョロチョロと流れ出す醤油。

様子を見て重石をのせる。またチョロチョロと流れ出る。

このやり方では圧が弱いのでちょっとずつしか絞れません。というわけで時間をかけました。時折袋のもろみを動かしながら、下に溜まったしょうゆを別の容器に移しながら、1番絞りで丸2日。その後搾りかすを鍋に取り出して水を加えてあたため、2番絞りにもう1日。基本放っておくだけで、ちょっとした作業は朝飯前仕事。昨日とおとといの朝で1番絞り、1番+2番絞り、をそれぞれ火入れし、アク取り、と思ったらほとんどアクが出なかった・・のはなぜだろう??ちょっと不安になる・・・が、とりあえず、見た目も香りも味もしっかりしょうゆ!が出来上がりました。塩分濃度にちょっと不安が残りますが(特に2番絞り)、それは来年への課題とします。(来年はホンモノの醤油絞りを見学・学ばせてもらおう!♪)

今は火入れした醤油を樽に入れたまま落ち着かせているところ。1週間位してしっかり「おり」が沈んでから、ビンに移し変える予定です。と、いう訳で、うちの醤油さしには絞りたての生醤油が入るようになりました。とっても美味しい♪ような気がする~よくわからないけど、とにかく豆と小麦が1年かけて醤油になったことがうれしいです。

あとは、大量に出た絞りカスをどう利用できるかの模索(昨日ラデッシュとカブを漬けてみていますが)、そしてこのGW中に今年の醤油麹を仕込みたいと思います。

 


訃報です。

2013-04-26 21:17:59 | その他

大変残念なお知らせなのですが、3日前うちの愛猫のさとみが車にはねられて帰らぬ猫となってしまいました。もうこの何日かでお産かな、という時期で、家族みんなとっても楽しみにしていたのに、そしてさとみ自身とってもいい猫で大好きだったのに、本当に残念です。

事故当日は子供達を保育所から早お迎えしてきて、一緒にひとしきりわんわん泣いた後、みんなで裏庭に埋めました。いつもやさしくお世話してくれていたハナが、動かなくなったさとみを直視できず泣き崩れていた様子、今思い出しても胸が痛いです。

私も、痛かっただろうなぁ、かわいそうだったなぁ、なんで、どうしてこんな悪いタイミングで、、ごめんねぇ、、といろいろ思い起こしたり悔やんだりするたびにぽろぽろ涙がこぼれていましたが、1日1日経つにつれて少しずつ落ち着きました。(ちなみにハナは翌日には復活していました。こどもってすごいなぁ。【追記】今朝ばーばに電話していた子供達、ダンゴムシ探しから帰ってきたところだったハル君は、まず一言めに「ダンゴムシたくさんいるんだよ」そして次には「さと、しんじゃったんだよ」とお話していました。もう泣くわけでも悲しんでいるようにも見えないけど、大きく感じているものがあるようです。)

今はなんとなく、これもさとみの人生だったのだろうから仕方ない、と。こんなに早くに亡くなるのは本望ではなかっただろうけど、これまで元気な間は、みんなに愛されかわいがられ、食っちゃ寝、自由に遊び、わりと毎日幸せな暮らしだったはず。

あまり見通しの良くない道路沿いの家に住んでいるので、ネコを飼うときから事故に遭うこともあるかもしれない、という覚悟はあったのです。ただ、納屋にも天井裏にもねずみが住み着き、貯蔵中のカボチャやジャガイモも相当食われていたので、これはネコにお願いするしかない、と飼い始めたのでした。実際ねずみはほとんどいなくなり、とても助かっていたのですが、それでもやっぱりかわいがっていたネコが事故死してしまうというのは、本当に辛く悲しいことでした。もうこの家ではネコは飼えない、早く引っ越そう、家族みんなで協力して!と話しています。さとみ、ごめんね。。時折まだ悲しいけれど、さとみの分まで元気に暮らすよ、と届かないだろうけど勝手に思っているこの頃です。

 


妊婦仲間!?

2013-04-03 11:12:21 | 暮らし

うちの猫、さとみ。去年の夏に我が家にやってきたときは子猫でしたがあっという間に大きくなり、2月に行こうと思っていた避妊手術を逃してしまった~!・・・と思っていた矢先に発情。。めでたく(?)妊婦になってしまったようです。妊娠中でも手術してしまうことはできるのですが、なんとなく、私も妊婦だし、ということもあってか気が引けるぅ、、気が重いぃ、、という気持ち。発情中に日替わりでやってきていたどこぞのオス猫達がどの子もみんなかわいくって、これならかわいい子猫が生まれるかも♪という期待(?)、誰に教わらなくてもちゃんと産んで子育てする!と思われるさとみも見てみたいという興味と、また、生まれたら2匹もらってくれるという人と、かわいい三毛猫なら欲しいという人、検討中の方もひとりいる、ということで、自然に任せることにしました。

というわけで、早々ですが里親募集中です。まだ何匹生まれてくるかわからないけど、我が家ではさとみだけで十分なので、全力を尽くして素敵な里親を探したいと思います。子猫を飼いたい!、という希望のある方、ご連絡くださいね。夏場はゴキブリ、カエル、セミ、カナヘビ、へび、などを取り、先日はついに待望のねずみを仕留め、小鳥なども取れます(どれも食べてなかったけど)。甘ったれで人懐っこいさとみの子供、出産予定は4月末です。

ちなみに最近のさとみ、本当によく寝てます。妊婦ってこんなに寝てていいものなのか~と思うくらい。そしてよく食べる。私なんか妊婦なんだから人一倍動かなきゃ!っとてきぱきしているつもりなのになぁ~とはいえ赤ちゃんが生まれてくると思ったら、寝てても食べててもますます愛おしく思えてきているさとみちゃんです。